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舞台「信長の野望・大志 −冬の陣−〜騎虎の白塩編〜」がいよいよ開幕、歴史ファンが思い描く「もしも」が“史実”に!

2018年11月8日 3時30分 参照回数:

舞台「信長の野望・大志 −冬の陣−〜騎虎の白塩編〜」(写真:竹内みちまろ、2018年11月7日、シアター1010にて)

舞台「信長の野望・大志 −冬の陣−〜騎虎の白塩編〜」(写真:竹内みちまろ、2018年11月7日、シアター1010にて)

 舞台「信長の野望・大志 −冬の陣−〜騎虎の白塩編〜」が「SIDE織田・徳川」&「SIDE武田・上杉」のWサイドストーリーで2018年11月8日よりシアター1010(北千住)にて上演される。

 同作は、本年5月に東京・渋谷のCBGK シブゲキ!!にて舞台化した前作の続編。コーエーテクモゲームスより2017年に発売された「信長の野望」シリーズの最新タイトル「信長の野望・大志」との完全連動舞台。

 8日の初日を前に7日にはゲネプロ(通しリハーサル)が開催され「SIDE武田・上杉」が報道陣に公開された。

 同作の特徴は、平成を生きる人間の記憶を持っている武将たちが織田軍や武田軍の各陣営に何人か登場すること。史実では、武田信玄は上杉謙信と川中島で決戦に挑んだ後、西を目指し、三方ヶ原の戦いで徳川・織田連合軍を打ち破った。しかし、京の都まであとわずかというところで、病に倒れ世を去った。平成を生きる人間の記憶を持つ武将たちは、歴史がそうなることを知っていてなお、理想を貫くため、戦国の世を熱く生きる。結果、史実が狂い始め、誰も見たことがない歴史が動き始める。

 公開された「SIDE武田・上杉」だけでも、不倶戴天の宿敵どうしだった武田信玄と上杉謙信が連合軍を結成し徳川・織田連合軍に襲いかかるなど、歴史ファンなら誰でも一度は思い描く「もしも」が“史実”となってストーリーが展開していく。武田家や上杉家の女たちの生き様もていねいに描かれ、“史実”がどうなるのかを予想できないまま物語が進んでいく。さらに、「SIDE織田・徳川」では、「SIDE武田・上杉」で武田家や上杉家のドラマが描かれた同時期に織田家や徳川家で起きていた“史実”が描かれる。

 ゲームファンはもちろん、歴史ファンにとっても、見逃せない仕上がりの舞台になっている。(竹内みちまろ)




舞台「信長の野望・大志 −冬の陣−〜騎虎の白塩編〜」(写真:竹内みちまろ、2018年11月7日、シアター1010にて)



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