【女子が見たTIF2018】3度目の参戦！ 一体感が増したNGT48のひたむきなステージ
2018年8月7日 23時50分 参照回数：
NGT48 （写真：竹内みちまろ、2018年8月5日、Zepp DiverCity（TOKYO））
「TOKTO IDOL FESTIVAL」で3年前、初参戦のNGT48のステージを観た。緊張気味で初々しく、まだ自分たちのファンが少ない中でも健気に覚えて帰ってもらおうと挨拶している姿が思い返される。あれから3年が経ち、荻野由佳ちゃんはじめ選抜にランクインするメンバーも増えて躍進した彼女たち。今年はどんなパフォーマンスを観せてくれるのだろう。
去年よりぐっと大人びたおぎゆか
1曲目の「世界はどこまで青空なのか？」で幕開け。パステルカラーの清楚なワンピースに身を包んだメンバーが澄んだ歌声を披露する。NGT48は色白・美形・美脚のメンバーばかりで容姿の平均点が非常に高い。特にスッとしたスタイルの良い子が多く、ラインダンスのような振り付けでは真っ直ぐ伸びた長い足が映える。荻野由佳が「夏の主役はNGT48だー！」と観客を煽り、2曲目の「みどりと森の運動公園」を歌い出す。総選挙では快進撃を見せたおぎゆか、経験を積んで自信がついたのか去年よりも笑顔が増え、どこか凛とした佇まいのように思える。女子人気も高いと聞くが、彼女のお人形さんのような顔立ちと可愛いだけではない頑張り屋の性格なら納得だ。
茉莉奈ちゃんは優しいみんなのお姉さん
3曲目は、おなじみ「大声ダイヤモンド」。他のグループでも見るナンバーだけにそれぞれの個性が出る楽曲だと思う。NGTはダンスが揃っていて、とても集団での見せ方を大切にしている印象。派手なアドリブを入れず、懸命に個々の役割を果たし調和を崩さないように踊っている。続く「友達でいましょう」は切ないメロディが特徴のナンバー。西潟茉莉奈ちゃんのお姉さんらしい雰囲気と表情がよく似合うと思った。優しく諭すようにこのまま友達でいよう、と呼びかけながら目を細めて首をかしげる仕草と優しい声がぴったりはまる。
天然キュートな日陽ちゃんとパッと華やかなりかちゃん
5曲目「ナニカガイルよ」は本間日陽ちゃんに注目！ 比較的おしとやかな雰囲気のメンバーが多いNGTで彼女の屈託のない笑顔は欠かせない。ちらっと覗く八重歯と甘いウィスパーボイスがとっても愛くるしい。「呼び捨てファンタジー」「春はどこから来るのか」では中井りかちゃんのお姫様のような可愛さが目立った。ふわふわのツインテールと真っ赤なリップが不思議と派手すぎることなく彼女にマッチしている。その存在感だけで周囲が華やかになる気がする。
自己アピールは控えめに、支えてくれる人たちに感謝を伝える
MCへ入ると自己紹介やアピールタイムは設けず、ここまでこれたことへの感謝やスタート時から支えてくれている地元企業やファンへの感謝を述べた。常に謙虚でちょっと控えめな彼女たち。自分たちのことよりも周囲を気遣う姿勢が持ち味だ。特に加藤美南ちゃんは想いを込めたしっかりした話し方からその真面目な人柄がにじみ出ていた。MC明け、ラストは代表曲「MAXとき315号」。お互いを気づかいながら全員で最高のパフォーマンスにしようという気持ちが伝わって来る。メンバーはみんなこのグループが大好きなんだろうな…と感じた。来年も変わらずここでこの曲を聴きたいな。
去年よりそれぞれの存在感が増した、去年よりグループの一体感が強くなった素敵なステージだった。感謝を忘れない、真面目で謙虚な彼女たち。これからももっとひたむきに努力を重ね地道にファンを増やしていくことだろう。（だんご虫子）
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NGT48 （写真：竹内みちまろ、2018年8月5日、Zepp DiverCity（TOKYO））
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