2017年8月9日 11時00分 参照回数:
私がNGT48のステージを初めて見たのはちょうど1年前。毎年8月に開催される、アイドルばかりを集めた大型フェス「TOKYO IDOL FESTIVAL
2016」の舞台だった。NGT48はこの年がTIF初参戦。初めて見たメンバーは全体的に色白で清楚な美少女、という感じを受けた。イベント中何度も「NGTを覚えてもらいたい」と言い、高いクオリティのパフォーマンスを見せながらもやや控えめな印象の彼女たち。(1年前の記事 → 「ねぇ、NGT48のことどれくらい知ってる?」予備知識なしでアラサーOLがライブに潜入してみた)
さて、それから1年後の同じイベントの舞台。広く浅ーくアイドル好きな私が完全な主観で前回のステージと比較してみた。彼女たちには一体この1年でどんな変化はあったのだろうか?
やっぱり華やかなゆきりん、新ヘアスタイルのショートボブで登場
ライブが始まると、去年よりも明らかに大きくなった声援を受けて、お馴染みの真っ赤な衣装を身につけたメンバーが登場した。中でも一番目立っていたのは知名度バツグンの“ゆきりん”こと柏木由紀ちゃん。まっすぐな黒髪の印象が強い彼女だが、ショートにバッサリ切って明るい髪色にイメチェンしていた。やはり彼女がいると一気に華やかになる。
魅力が増した荻野由佳ちゃん、1年で急成長
そしてゆきりんに負けないくらいの存在感を放っていたのは、自己紹介がわりに携えた1曲目「NGT参上!」のセンターを務めた荻野由佳ちゃんだった。由佳ちゃんは去年もTIFのステージで踊っていたので覚えていたが、一生懸命ながらもどこか初めてのイベントに緊張感が漂っていた印象だった。けれど今年は格段に前より動きも表情も伸び伸びしていて笑顔もたくさんみせた。1年間で積み重ねてきた地道な活動が、彼女のパフォーマンスをさらに輝かせたのだろうか。
太野彩香は1年越しの念願が叶う
2曲目は「ポニーテールとシュシュ」を披露した。去年は怪我で出場できなかったという太野彩香も、今年は高い表現力で観客をわかす。メンバーの真っ白な肌と華奢なスタイル、繊細な歌声だとアップテンポな曲調もどこか清楚で優しく響く。こういったNGT48ならではの持ち味は変わらなくてなんだか安心してしまう。
1年間の成長を感じたセットリスト
続く楽曲は、「青春時計」と「やさしさに甘えられない」。去年はまずはグループを知ってもらいたいということからか「言い訳maybe」、「ヘビーローテーション」と誰もが知っている有名曲を歌ったのに対し、今年はデビュー曲や劇場新公演の楽曲がセットリストに入った。彼女たちを知ってくれる人が増え、支えてくれるファンの声援を受けて、この夏は自分たちの曲を多めに届けてみようと思えたのかもしれない。
青春時計でセンターを務めた中井りかちゃんの透明感のある歌声とすらりと伸びた美脚が美しいダンスはさらにファンを増やすだろう。リーダーの北原里英ちゃんの笑顔は変わらず明るく、瞳はしっかりと盛り上がっている客席を見つめていた。
来年もまた、きっとここで会えるように
キュートなナンバー「LOVE修行」、盛り上がる「君のことが好きだから」で会場がさらなる熱気に包まれた。「LOVE修行」ではセンターの奈良未遥ちゃんのとびきり可愛いウィスパーボイスが大活躍。清廉そのものといったこの声は、度々他の曲でも心地よいアクセントになっていた。
そしていよいよ名残惜しすぎるラストソングが始まってしまった。NGT48を象徴する「Maxとき315号」。故郷や大切な人を想うこの曲の歌詞がNGT48の健気な佇まいにとても似合っている気がして、一番好きだ。去年もラストソングはこの曲だったのを思い出して、お別れが切なくなる。初めてのTIF出場から大きく花を咲かせた進化したステージだった。また来年もこの場所でみんなと会いたいと思った。(だんご虫子)
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NGT48(写真:竹内みちまろ、2017年8月6日、TIF2017にて)
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