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【ダンスタ2021】福岡大学附属若葉高校ダンス部が初優勝「今ある高校生活を無為に送らず大切にしたい」

2021年8月22日



福岡大学附属若葉高等学校ダンス部(写真:竹内みちまろ、 2021年8月19日)

 “ダンスタ”の愛称で親しまれる高校ダンス部日本一を決定する「第14回 日本高校ダンス部選手権 スーパーカップDANCE STADIUM」の全国大会・ビッグクラス(13〜40名)の決勝が2021年8月19日、パシフィコ横浜・国立大ホールにて開催され、福岡大学附属若葉高等学校ダンス部が初優勝に輝いた。

 2位は大阪府立久米田高等学校、3位は同点で樟蔭高等学校と叡明高等学校、5位は鎮西高等学校、6位は帝塚山学院高等学校、7位は同志社香里高等学校、8位は東京都立王子総合高等学校。

 同大会は、全日制または定時制の高等学校及び高等専門学校のダンス部もしくは同好会が出場可能で、ダンススタイルはオールジャンル。出場人数により「スモールクラス(2〜12名)」と「ビッグクラス(13〜40名)」に分かれ、2分〜2分30秒の作品で競う。

 福岡大学附属若葉高等学校ダンス部は、創作ダンスなどの大会で数々の実績を残す強豪校。ダンスタで決勝大会に進出したのは初めてで、この日は、3年生14人、2年生11人 1年生10人の35人で出場。「光陰矢の如し」という言葉から着想を得て、「今ある高校生活を無為に送らず大切にしたい」との思いを込めた作品を披露した。

 3年生に話を聞くと、「目標にしていた日本一という賞を頂けて、嬉しい気持ちでいっぱいです」と声を弾ませた。コロナ禍で過ごした部活生活を振り返り、「3年間を思い返してみたら、辛いことや苦しいこともたくさんあったのですが、周りの保護者や先生、学校の友達がいつも支えてくださったおかげで、大好きなダンスを3年間続けることができました。支えてくださった方々に感謝の気持ちを一番に伝えたいです」と言葉に。後輩たちへ託す思いを尋ねると、「二連覇、頑張れ!」と笑顔を見せてくれた。

 また、3年生の中には、この日で大会への出場からは引退するメンバーも多い。演技を終えた山村国際高校の3年生も、大会への出場はこの日が最後。話を聞くと、「コロナという状況の中、練習が短い時間になったりしたのですが、これ以上この作品のレベルをよいものにできたかというとそうではないと思います。色んな状況に応えたこの夏は、私達にとって人生で忘れられない夏になったと思います」と話してくれた。


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福岡大学附属若葉高等学校ダンス部(写真:竹内みちまろ、 2021年8月19日)



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