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女子大生の「おもてなし公演」が2020年東京五輪の夏を盛り上げる?

2017年10月19日 1時20分 参照回数:

明治大学・Copia1年生(左上から時計回り/よっしー、さや姉、ありさ、ふみな、ひななん、ゆりちゅ、あみみん、まほ、のどか (写真:竹内みちまろ、2017年10月16日、新宿ReNYにて)

明治大学・Copia1年生(左上から時計回り/よっしー、さや姉、ありさ、ふみな、ひななん、ゆりちゅ、あみみん、まほ、のどか (写真:竹内みちまろ、2017年10月16日、新宿ReNYにて)


 女子大生によるアイドルコピーダンスグループの日本一を決定する「UNIDOL」(ユニドル)の新人戦に当たる「UNIDOL2017 Fresh South」が2017年10月16日、新宿ReNYにて開催された。

 2012年に第1回大会を開催して以来、年々規模を拡大するユニドルだが、Fresh大会には、今年大学に入学した新1年生たちが中心に出場。2017年入学の大学1年生たちは、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年の夏には大学4年生となっている。つまり、大学生のうちに東京五輪を迎える最初の世代だ。

 ユニドルに出場する女子大生たちは2020年の東京五輪の夏をどのように迎えようと考えているのか。「UNIDOL2017 Fresh South」にて優勝を飾った明治大学の公認コピーダンスサークル「Copia」(コピア)の1年生9名に話を聞いた。(インタビューは出場後で、結果発表前に行った)

【Copia1年生】
さや姉(19・経営学部)、ひななん(18・政治経済学部)、ありさ(19・経営学部)、ふみな(19・商学部)、ゆりちゅ(18・総合数理学部)、あみみん(18・経営学部)、のどか(19・商学部)、まほ(19・法学部)、よっしー(18・商学部)

 設立6年になるコピアは、アイドルのダンスをコピーしてパフォーマンスをするサークル。ユニドルでは、夏と冬に開催される本大会で3回の優勝を誇り、Fresh大会でも優勝2回、準優勝1回の成績を修めている。

 コピアの1年生チームは、9人で約2か月半、毎週欠かさずに行ったという土曜夜から日曜朝にかけての深夜練習を含め、週に3回ほどの練習を行い、本番を迎えた。コピアが前年とその前の年に優勝し、昨年も準優勝だったため、「私たちの代で結果が出なかったらどうしようという不安がすごくありました。実は、本番前は泣きそうになっていました」など、プレッシャーは相当あったようだ。だが、ステージの感想を尋ねると、9人とも「今まで頑張ってきたことを出し切りました」、「お客さんの顔が見えましたし、フリも間違えませんでした。自分的には納得のいく演技が出来ました」などと充実した表情で声を弾ませた。

 そんな1年生たちに、「2020年の東京オリンピック・パラリンピックの夏に何をやりたい?」とフリートーク形式で質問してみた。「この9人で、また踊りたい」、「もう1回、今回のセトリでやる?」、「時間を延ばそうよ」、「単独公演?」、「やりたい!」、「場所は?」、「ここ!」、「ここって、新宿ReNY?」、「お金ない」、「今から9人で貯金!」……など、話は弾むいっぽう。

 「外国人の方を呼びますか?」と尋ねると、「確かに、おもしろいです」、「私たちとプロのアイドルさんでは親近感がぜんぜん違うかもしれません」とのこと。明治大学には留学生がたくさんいて、日本に来る留学生はそもそも日本が好きで日本に興味を持っているため日本のアイドルのこともよく知っており、一例をあげると、留学生達はわりとAKB48のことは知っているそう。

 ただ、2020年の夏だと、オリンピック・パラリンピックを見に来る関係者や観光客も多いはず。「BABYMETALは知っていても、AKB48のことは知らないような外国人の方たちが単独公演を見に来たらどうする?」と聞いてみた。「BABYMETALさんの曲で一緒にヘドバンして踊ったあとに、AKB48さんの『会いたかった』でお迎えします!」とのこと。

 フリートークの結果は、「外国人の方をお招きして、“おもてなし公演”をします!」との言葉に集約された。

 はたして、女子大生によるアイドルコピーダンスの「おもてなし公演」は実現するのか。彼女達の活躍に期待したい。(インタビュー・文=竹内みちまろ)

【注目動画】


Copia1年生の演技を終えての感想



明治大学のCopia(Twitter)


“女子大生アイドル”って何? ユニドル優勝の明治大学「Copia」に聞いてみた

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