2014年8月、東京・秋葉原に、人気のメイド喫茶・橙幻郷の姉妹店として、お酒も飲める幻橙館がオープンした。制服が可愛く、女性ファンも多い橙幻郷の姉妹店とのことで、どんなお店なのか気になるところだ。
2015年2月7日、アキバのメイドカフェのメイドさんや、コンセプトカフェの店員さんが集まる合同ライブイベント「A-Live Vol.3」(アライブ Vol.3/ライブハウス・moe farreにて)が開催された。幻橙館から、鈴峰桐店長と、桜庭にいなが出演したので話を聞いた。
シメジと言われているボブヘアーがトレードマークの鈴峰店長は、パフォーマンスを終え、「にいなちゃんはアイドル活動をしているので、とにかく歌が上手くて、私なんかいらないんじゃないかというくらいでした」と謙遜気味。「にいなちゃんのファンの方の熱気が凄くて、『これがアイドルなんだ!』としみじみ思いました。インパクトが大きかったです」とステージに上がった感想を紹介した。
桜庭は、「出番前はとても緊張していたのですが、ステージに上がった後は凄く楽しかったです。お店に来て下さる常連の方も、ライブに来て下さる方も、たくさん見に来て下さって嬉しかったです」とファンに感謝。そんな桜庭のチャームポイントは、1本の長さが約70センチある髪の毛。この日は、レースのリボンを利用して、鈴峰店長が三つ編みを編み込み、背中で結んだフワフワの帯もアクセントを付けていた。
そんな幻橙館だが、今後、大正ロマンを取り入れた店になり、制服も変わるという。鈴峰店長が被っていたベレー帽もその一環とのこと。
鈴峰店長は、「幻橙館の一番の特徴は、女の子が毎日、手作りでごはんを作っている所です。店内ではクラシック等を流していますので、落ち着いた、癒される空間になっています。大正ロマンは、私が着物をアレンジして着るのが好きで、大正ロマンなら洋風の雰囲気もテイストとして入れられるのでいいなと思い、決めました」と幻橙館の雰囲気と今後の展開を紹介。アキバのメイドカフェが好きな女性には、「うちのお店は手作りごはんが美味しくて、インテリアもクラシックになっています。ステンドグラスとか、女の子が好きな要素がたくさん詰まっていますので、ぜひ、お店に来て、癒されて帰って頂けたらと思います」とメッセージ。
桜庭も、「幻橙館は、働いている女の子が可愛い子ばかりです。映画オタクたっだりと、個性的な女の子たちが集まっています。私なんかはアイドル活動もしていて、普段はライブに出演しています」と笑顔を浮かべた。「女性のお客様は、制服が変わったら、おそらくもっと増えると思うのですが、今も、手作りのごはんを食べにちょくちょく来て下さっています。内装も、洋風でかつ、和風も取り入れているので、女性の方はよく見て下さると思います」と人気の秘密を語った。「幻橙館は、広くて、天井も高く、解放感があります。ソファー席もあり、ゆっくり座れる場所が多いです。ぜひ、女の子も、気兼ねなく、まったり過ごしていただけたらなと思います」と笑顔を見せた。
男性のみならず、可愛い女の子を見るのが好きな女性も多いというが、ぜひ一度、幻橙館に足を運んでみてはいかがだろう。(インタビュー・文・写真=竹内みちまろ)