元Dream5・重本ことり、自叙伝に込めた思いを告白「“黒いことり”もあるよ」
2017年10月11日 22時10分 参照回数：
元Dream5リーダーで現在はソロで活動する重本ことりが2017年10月11日、福家書店 新宿サブナード店にて、初の自叙伝「黒い小鳥」（10月5日発売）の発売記念イベントを開催した。
印象的なタイトルと表紙の「黒い小鳥」の目次には、小学校時代は両親と話した記憶がない／クラスメイトからいじめを受けた日々／私は良いリーダーじゃなかった／働いても働いても生活がラクにならない／お客はみんなジバニャン目当て、など衝撃的な言葉が並ぶ。
グループでは紅白歌合戦出場経験もある重本だが、ソロで取材を受けるのは初といい、緊張の面持ちで会見場に姿を現した。「グループで活動していたときに写真がいっぱい入った本を出すことはあったのですが、今回は文字が多くて、私自身のことを暴露している本になっています」と本の内容を紹介。「自分の感情や、どういうことが起きていたのかをさらけ出すのが不思議な感じです」とはにかんだ。
「みなさんが『暴露本だ』みたいな感じで言うのですが、私の周りの暴露というよりは、私自身の暴露になっています」と説明。「小さいときにこういうことがあったとか、グループで活動していたときや、『天才てれびくんMAX』に出ていたときに実は楽屋ではこういう思いだったとか、こういうことが起きていた、ということが書かれています。あと、紅白歌合戦に出場したときの舞台裏の話など。『テレビでは出られて嬉しい！』という感じの笑顔で歌って、踊っていたのですが、もちろん嬉しい気持ちはあったのですが、でもそうではない気持ちの方が大きかったです、……という気持ちの暴露です」と続けた。
タイトルに込めた思いを尋ねられると、「“いつもニコニコ笑っていて、前向きな発言をすることり”というイメージが多かったと思うのですが、実は、“そうは思っていないけど言っていたこと”もあったり、“そうじゃないよ”という一面があったりします」といい、「『“黒いことり”もあるよ』ということで『黒い小鳥』です」と言葉にした。
本を出版しようと思ったキッカケは「もっと私の全部を知ってほしいと思って」。周りからの反応では「『ことりちゃんがこう思っていたのが意外』という声が多くて、黒い部分と言ったらあれですけど、みんなに『あのころはバレていなくてよかった』と思った部分はあります」と告げた。周りから見られていた自分と、“本当の自分”には違う部分があったことを告白した。（竹内みちまろ）
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重本ことり（写真：竹内みちまろ、2017年10月11日、福家書店 新宿サブナード店））
重本ことり（写真：竹内みちまろ、2017年10月11日、福家書店 新宿サブナード店））
重本ことり（写真：竹内みちまろ、2017年10月11日、福家書店 新宿サブナード店））
重本ことり（写真：竹内みちまろ、2017年10月11日、福家書店 新宿サブナード店））
重本ことり（写真：竹内みちまろ、2017年10月11日、福家書店 新宿サブナード店））
重本ことり（写真：竹内みちまろ、2017年10月11日、福家書店 新宿サブナード店））
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