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乃木坂46・若月佑美、ネガティブな過去を告白 生駒里奈は母親を思って涙


2015年6月28日 16時40分 参照回数:


白石麻衣、西野七瀬、生駒里奈、生田絵梨香、橋本奈々未、後列左から:丸山健志監督、若月佑美、桜井玲香、秋元真夏、深川麻衣

前列左から:白石麻衣、西野七瀬、生駒里奈、生田絵梨香、橋本奈々未、後列左から:丸山健志監督、若月佑美、桜井玲香、秋元真夏、深川麻衣 (撮影:竹内みちまろ、2015年6月28日、TOHO シネマズ 六本木ヒルズにて)



 ドキュメンタリー映画「悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46」(7月10日ロードショー)の完成披露プレミア上映会が2015年6月28日、TOHO シネマズ 六本木ヒルズにて開催され、乃木坂46の白石麻衣、西野七瀬、生駒里奈、生田絵梨香、橋本奈々未、若月佑美、桜井玲香、秋元真夏、深川麻衣、丸山健志監督が舞台挨拶に登壇した。

 同作は、2011年8月に36名で活動を開始した乃木坂46の初のドキュメンタリー映画。結成時から「AKB48の公式ライバル」になることを宿命付けられたメンバーたちの語られることがほとんどなかった舞台裏に迫る。インタビューを重ねながら掘り下げられるそれぞれが背負って来た辛い思い出や、知られたくなかった過去が明かされ、さらに、母親だけが知っているエピソードも紹介される。学校での疎外感から逃げるように乃木坂46に入った少女や、自分が嫌いで半ば自暴自棄のようにオーディションに応募した少女たちは、合格した瞬間から、自分と同じように“孤独”と戦っていた仲間たちと出会い、まぶしい光と蔭の新しい世界へ飛び込んでいった。

 イベントでは、メンバーたちは、エレガントなワンピース姿で登場。ファッション雑誌のモデルを務めるメンバーも複数おり、整列した足元から美脚を覗かせた。当日のファッションについて、生駒は「いつもは制服衣装なのですが、今日は完成披露ということで、ドレッシーで、いつもよりも大人っぽくみんなでしてみました」とにっこり。そんなメンバーたちへ、ファンから「かわいい!」の大声援が送られた。

 また、橋本へ、ファンから「愛してる!」の声が飛ぶ一幕もあった。橋本は「愛してる?」と驚いた様子だったが、「私も皆さんのことを割と愛している方だと思います(笑)」と粋な返答で会場を盛り上げた。一方、「今日は大人っぽくていつもと違う私たちを見られると思うので楽しんで頂きたいのですが」という秋元は、「私は全力で皆さんのことを愛しています!」とキュートな笑顔。全国各地にライブビューイングされているイベント会場はファンとメンバーとの距離が近い、なごやかな雰囲気に包まれた。

 丸山監督からは、アイドルを離れてメンバー1人、1人を普通の女の子として見て、乃木坂46に入る前と、入ってからの変化を描きたかったという同作の意図が語られた。その過程で、当初は予定になかったメンバーの母親たちへのインタビューを取り入れ、同作の主題歌が未発表の新曲「悲しみの忘れ方」(発売未定)であることと、自身も母親である女優の西田尚美をナレーション担当に起用していることを明かした。

 テーマの一つである“人は変わることができる”について、若月は、「私はアイドルとして生まれてきた存在ではなく、ただの普通の女子高生として過ごしていました」と乃木坂46に加入する前を振り返った。

 「正直、勉強もそんなに得意ではなかったですし、色々なことを諦めたりとか、全然ダメな人間だと思って生きてきて、ずっとネガティブにいました」と自身の過去を告白。しかし、「乃木坂46に入ることにより、違う場所でゼロからスタートできることがすごく嬉しかったです。それからずっと、こうはなりたくないという自分を考え、“こうはなりたくないからこうして行こう”と自分の中で考えるようになり、やりたくないと思うことも“絶対にやってやろう”と思うようになりました」と乃木坂46に加入したことにより、前向きに行動する人間になることができた体験を紹介。

 「私は本当に、人にあまり必要とされてこなかった人間でしたので、握手会などで『支えられているよ!』などとみなさんから言って頂けることが、一番、自分が変わることができたことかなと思っています」と笑顔を見せると、ファンから盛大な拍手が送られた。

 また、生駒も、「若月と一緒です。私もそんなに人と関わることも好きではなかったので、でも、そんなことを言っているくせに、ここにいたくない、地元で学校に通いたくないとか思ってしまう人でした」と乃木坂46に入る前の自身を振り返った。「乃木坂46に入って、自分の思っていることもやっと言える人間になりましたので、(乃木坂46に加入した2011年)8月21日が私が変わることができた日かなと思います」と続けた。

 映画製作のためにインタビューされた母親の言葉が話題に挙がると、生駒は、「お母さんも私を心配させないように言っていたのですが、オーディションを持ってきたお父さんにあたったというのは知っていましたし、(映画の本編には)入っていなかったのですが、朝ごはんを作るときに、私の食器を出せなくなったと言っていたのが、食器を出すだけなのに、それを出せなくなったとお母さんに言われたときはすごく申し訳なかったです」と声を詰まらせた。

 涙声になり、「私ももっと、お母さんと一緒に暮らしたかったけど、でもここに来れたからそうやって思えるようになれました。お母さんも応援してくれているということもちゃんと分かりました。映画を通して、私だけではなくて、お母さんもずっと戦っていたのだなということも、ちゃんと知ることができましたので、ここに来れてよかったと思います」と母親への思いと、乃木坂46を経験することで自身に訪れた変化と成長を語った。「すみません。泣かないようにしていたのですが、お母さんのことを思うと溢れて来ちゃいます」と母親への思いを堪えられなかったことを口にし、そんな生駒を、キャプテンの桜井をはじめメンバーたちが気遣った。

 イベントの最後、桜井は、「丸山監督が私たちが普段皆さんにお伝えできないような素顔を今回、こうして映画として作ってくださりました」、「カメラの前に立っているようなアイドルの私たちを今まで皆さんは応援してきて下さったと思うのですが、それと一緒に、普通の女の子としての私たちも、皆さんに好きになってもらえたら嬉しいなと思います」、「今日は46館の中継でご覧になって下さっている方もたくさんいらっしゃると思うのですが、皆さんにも直接、お会いしに行ける機会を作ることができるように、これからもがんばっていきます」などとメッセージを送った。(竹内みちまろ)


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