乃木坂46が女の子たちに大人気で、振り付けをコピーして踊るグループもあるという。2017年2月4日には、乃木坂46と欅坂46の楽曲のダンスをコピーするグループのイベント「おどれ!坂道ガール。」(晴海客船ターミナル 4Fイベントホール)が開催された。
乃木坂46のどんなところが女の子たちのハートを捉えているか。2017年3月30日に、東京・原宿のベルエポック美容専門学校 第2校舎イベントホールにて開催された女子高生によるアイドルコピーダンス日本一決定戦「Highdol 2017〜春休み〜」の会場で、出場していた「茜坂46」の「さくら」(高1)と「舞依」(高1)に、乃木坂46の魅力について聞いてみた。
舞依、さくら/茜坂46 (写真:竹内みちまろ、2017年3月30日、ベルエポック美容専門学校にて)「茜坂46」は、「おどれ!坂道ガール。」に出演したメンバー5人が集まって結成された乃木坂46と欅坂46のフリコピをするグループ。メンバーは5人で、Highdol(ハイドル)にはメンバーのうちの3人で出場予定だったが、1人がインフルエンザにかかってしまったため「さくら」と「舞依」の2人が出場。ステージでは、ハイレベルのパフォーマンスを披露して観客から大きな歓声を浴びた。
高校の吹奏楽部の発表会で「恋ダンス」を踊ったことはあるというものの、2人とも、アイドルの楽曲のフリコピを人前で披露したのは「おどれ!坂道ガール。」に続いて今回のハイドルで2回目。
乃木坂46のどんなところが好きなのかを聞いてみると、「AKBグループとは違って、おとなしめで清楚な感じがします。そこにすごく引かれてハマりました。歌もダンスも好きなので、乃木坂46のダンスをやりたいなと思ってフリコピを始めました」と話してくれた。「ダンスがキャピキャピ系ではないところが、フリコピをしやすいと思います。キャピキャピ系だと、恥ずかしいといいますか。また、乃木坂46のダンスは、煽りがいっぱいというよりは、ガッツリ踊ることができますので、コピーはしやすいと思います。坂道シリーズの楽曲は、フォーメーションなどをしっかり整えてダンスに集中することができると思います」とも。
高校の友達にも乃木坂46と欅坂46のファンは多く、ファッション雑誌は「乃木坂46のメンバーが表紙に載ったら買います」とのこと。
現在、坂道シリーズのフリコピをするグループが増えているそうだ。「茜坂46」の2人に今後の活動予定を聞いてみると、「知名度を上げていって、乃木坂46や欅坂46が好きな人にも、あまり知らない人にも見てもらって、『いいな、かっこいいな、かわいいな』と思ってもらえたらいいなと思います」と教えてくれた。
女子たちからも支持されて人気を増す乃木坂46と欅坂46だが、坂道シリーズが好きな女の子たちを巻き込んで、これからどんなグループに成長していくのかに注目したい。(インタビュー・文=竹内みちまろ)
−「Highdol 2017〜春休み〜」に出場した感想を
さくら:今日は観客の方が多くて、テンパってしまったのですが、自分が想像していたよりも楽しくできました。
舞依:他のグループには専属のファンがいっぱいいるという現実を(本番前の)特典会で見せつけられました。「(本番のステージが)やばいね」と言っていたのですが、みんなが知っている楽曲だったため盛り上がってもらえて嬉しかったです。
−「Highdol 2017〜春休み〜」を観に来てくれた方へメッセージを
さくら:今日は来て頂き、ありがとうございました。次のハイドルにも茜坂46で出場したいと思っていますので応援をよろしくお願いします。
舞依:今日はありがとうございました。もっとファンの方を獲得できるように、SNSもうまく使って頑張るので応援をよろしくお願いします。
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