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加村真美、東北の復興は「これからが大事」

2015年3月10日 22時43分 参照回数:


加村真美

加村真美 (撮影:竹内みちまろ、2015年3月4日、東京国際フォーラムにて)


 東日本大震災から4年となる節目に、改めて東北の現状と今後の復興や支援活動の在り方を考えるためのトークライブ会議イベント「東北これから会議2015」が3月10日、東京・丸の内オアゾ○○広場にて開催された。

 震災から5年目に向け風化防止のため実現した同イベントは、東京の会場と、福島、宮城、岩手の各会場をネットで繋げて行われた。

 福島からは、学校関係者によって、仮設の体育館が今年5月にようやく完成予定であることや、暖房器具がいまだ足りないなど施設面ではまだまだ対策が不十分である現状が報告された。

 福島からの報告を聞いた、NPO法人さくらネット代表理事で一般社団法人子どものエンパワメントいわて理事の石井布紀子さんは、日常を改善するためにも非日常をよくしようと、被災地の子どもたちが全国に招かれている取り組みや、被災地の学校の先生を支援する活動も行われていることを紹介し、「場と機会が子どもたちには欠かせません。場とチャンスを丁寧につむがれている(福島の)先生方のお話を聞けてよかったです」などとコメント。東京の会場からの質問などを交え、今度の支援活動の在り方について、意見が交換された。

 また、イベントには、岩手県のご当地アイドルグループ・チャーマンズのリーダーで女優としても活躍する加村真美がMCとして参加。22年間岩手に住んでいるものの、内陸部の加村は、沿岸部の大船渡市とネット中継が繋がった際、「いざというときに、何をしたらいいのかわからない」と、同じ岩手でも内陸部に住んでいる10代、20代の青年たちの戸惑いを素直に紹介した。大船渡市の参加者から、「上京してもUターンで戻ってくるなど、地元を愛していただきたい。地元を愛して、地元に誇りを持っていただきたい」と力強く言葉を掛けられ、「私も岩手に住んでいて、そう思っていましたので、凄く嬉しかったですし、これからももっと岩手のことを愛して行こうと思いました」「これからが大事だと思いました。人と人との繋がりを大事にしてがんばっていきたいと思います」と笑顔を見せた。

 宮城県からの報告は「地域づくり」がテーマ。現地再建を進めている地域の現状や課題が報告された。高齢化と少子化が進む中、若い世代やもっと下の世代の街づくりの担い手を育てるため、イベントなどを通して交流を進めている取り組みが紹介された。報告を聞いた東日本大震災支援全国ネットワーク代表の山崎美貴子さんは、住民たちが自分たちで復興部を立ち上げたことを指摘し、街おこしには話し合いのプロセスなどが欠かせないことを重ねて指摘。「次の世代に希望をつないでいるなと感激しました」と感動を言葉にした。

 加村は「住んでいても分からないこと、嬉しいことや厳しいことだったりが本当に色々ありまして勉強になりました。これからも、もっと、人との繋がりを大事にして、少しずつですが復興に向けてみんなで協力していけたらいいなと思いました」とイベントを振り返った。

 「東北これから会議2015」の後、JR「東京駅」に隣接する展示場・東京国際フォーラムにて、追悼と復興のためのキャンドル点灯とアコースティックライブが行われた。(文・写真=竹内みちまろ)



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