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Candy Boyが6周年公演を開催、「Candy Boy CAFE」の魅力をメンバーにインタビュー

2021年9月13日



川島寛隆、前田大翔、奥谷知弘、福留瞬(写真:竹内みちまろ)

 フレンチをテーマにしたトータルエンターテインメント集団「Candy Boy」が9月25日と26日に、6周年公演「Candy Boy 6th Anniversary東京公演」を開催する。

 2015年8月から活動開始し、7年目に突入したCandy Boyのリーダー・奥谷知弘、福留瞬、前田大翔、川島寛隆にインタビューを行い、公演に駆ける意気込みをはじめ、コロナ期間の過ごし方、コロナ期間にさらに進化したグループの魅力を聞いた。

―6周年を迎えた心境からお願いします。

奥谷知弘:「もう6周年か」と思うと同時に、「まだ6周年か」という気持ちもあります。メンバーの入れ替わりもあったのですが、ここまで活動できたのは、応援してくださる方々がいてくれたおかげということは間違いありませんので、感謝しています。これからも、メンバーみんなで楽しいことをしていきたいなと思います。

前田大翔:あまり実感がなくて、気づいたら6年経っていた感じですが、個人的には「6」という数字がすごく嬉しいです。というのも、小学校と同じ期間をメンバー、そして、応援してくださる方々と一緒に過ごすことができることって、他の環境ではなかなかないことだと思います。なので、6周年ということを大事にしていきたいなと思います。福留瞬:あっという間という気持ちがあります。これまで1年ごとにレベルアップすることができたので、これからも、すでにあるものにさらに魅力を加えた“新しいCandy Boy”を自分たちで発掘し続けて行きたいなと思います。

川島寛隆:僕はまだ1年しかいないのですが、Candy Boyの楽曲の数々を見ると、6年間という本当に長い時間を歩んできたのだなと実感しています。“小学校と同じ時間”というのは、個人的にはまだ想像できないのですが、これからも先輩方と同じように時を刻んでいけたらと思います。

―6周年公演「Candy Boy 6th Anniversary東京公演」は、どんな内容になりそうですか?

奥谷知弘:僕たちは、オリジナル楽曲が30曲以上あるのですが、そのうち、20曲以上は披露する予定です。全体を一つのストーリーとして楽曲7割、お芝居3割くらいの内容を考えています。久しぶりにお客様と直接お会いできるので、多くの楽曲を楽しんで頂きたいと思っています。本来、僕たちがやっている「Candy Boy CAFE」では、スイーツやお飲み物を楽しみながらパフォーマンスを観て頂くのですが、今回は、会場でお召し上がり頂くことを控えます。でも、「Candy Boy CAFE」の世界観を守るために、コーヒーや紅茶やスイーツの資格を持っているメンバーたちが厳選したおみやげをご用意しています。

―6周年公演で、個人的に楽しみにしていることを教えてください。

川島寛隆:僕個人としては、お客様の前で披露したことがない楽曲をパフォーマンスできることが何よりも楽しみです。今回、20曲以上もあるので、最後まで走り切ったときにどんな公演になるのだろうと、ドキドキ、ワクワクしています。力尽きて倒れないようにしたいと思います(笑)

福留瞬:お客様の前で生のパフォーマンスをできることが一番の楽しみです。僕たちの歌っている姿、ダンスしている姿、お芝居をしている姿を細部まで観て頂き、僕たちもお客様のリアクションを感じることができるので。

前田大翔:僕も楽曲を披露することが楽しみなのですが、パフォーマンスを観て頂くことはもちろんなのですが、お客様と一緒に公演を作り上げていくことも、最後にお見送りをすることも、去年の11月の公演以来で、本当に久しぶりになります。緊張もしているのですが、その“久しぶり”を楽しみたいなと思っています。

奥谷知弘:今回も、Candy Boyの世界観をしっかりと組み込んだ内容になっていますので、会場に入ってから、お見送りして出て頂くまで、最初から最後までCandy Boyの世界観を楽しんで頂けたらなと思います。

―コロナ期間に、Candy Boyはどう進化しましたか?

前田大翔:この期間に資格を取ったメンバーがたくさんいます。みんな、勉強して、自分磨きを頑張りました。

福留瞬:勉強だけにとどまらず、実際に紅茶をいれたり、パンを焼いたりする時間もありましたので、より専門的な知識を得ることができたと思います。

―実際にどんな資格を取られてたのでしょう?

川島寛隆:僕はフランス語の勉強を始めて、フランス語検定の4級を取得しました。11月に3級を受けようと思って、今、勉強中です。勉強を始めると、街でフランス語の名前のカフェを見かけたりしてテンションが高まったりしています。フランスの歴史なども学べて、フランスにも行ってみたくなりました。あとは、ピアノの練習なども頑張っています。

前田大翔:もともと、チョコレートマイスター(日本安全食料料理協会)とショコラティエ(日本インストラクター技術協会)を持っていたのですが、コロナ期間に、紅茶アナリスト(JAFA)の資格を取得しました。Candy Boyでは、紅茶の資格を持っているメンバーが3人(前田、川島、山本大智)いるので、その3人で、おススメの紅茶を飲みながらトークをするYouTube動画を始めました。

福留瞬:Candy Boyとしては、コロナ期間中だからこそ、映像配信についても学ぶことができたと思います。コロナ前は、有観客ライブの配信も少し行っていたのですが、無観客の状態で配信のためだけにライブ映像を撮ることはコロナ期間に初めてやるようになりました。YouTube動画の撮影や編集も、メンバーが中心になってやりますので、撮影・編集技術も習得しています。

奥谷知弘:去年、「UCCコーヒープロフェッショナル」の資格を取りました。コロナ期間は、お客様を入れての公演がほとんどできなかったので、家でも楽しんで頂けるコーヒーや紅茶など、メンバーそれぞれの強みを伸ばそうと思いました。グループとしては、YouTubeの他にもSNSを使って、お客様とのコミュニケーションを取っていました。

 また、安孫子宏輔君が調理師免許の国家資格を取得しました。「UCCコーヒープロフェッショナル」はカフェのオーナーさんなどが取得する資格なのですが、調理師免許があるので、実際にカフェで調理して、提供することもできるようになりました。すぐにでも、実店舗を開店したいです(笑)

―色々なボーイズグループが人気を集めていますが、Candy Boyの魅力はどんなところにあるのかを教えてください。

川島寛隆:ほかのグループにはないCandy Boyの最大の魅力は、“上品で優しい空間”だと思います。常にお客様のことを思っておもてなしをすることが僕たちのテーマで、楽曲にも、ダンスにも、お芝居にも、すべてに表れています。資格を勉強するのも、お客様をおもてなしするためですし、お客様により多くのことを伝えて幸せになって頂くためです。パリのギャルソンみたいに、おもてなしすることが、Candy Boyの魅力かなと思います。

福留瞬:Candy Boyの魅力は、上品さや優しさに加えて、インテリジェンスに満ち溢れていることだと思います。他のボーイズグループの方ではあまり深めることができないような専門的な知識もどんどん掘り下げることができますし、探求心を伸ばして自分の人生を豊かにすることに励んでいる姿がそのままCandy Boyの魅力になっていきます。

前田大翔:Candy Boyのパフォーマンスは、ひとつのおもてなしだと思っています。僕たちのステージは、ただパフォーマンスを観てもらうだけではなく、お客様に「Candy Boy CAFE」という時間と空間を楽しんで頂くためのものです。なので、パフォーマンス以外にも、「Candy Boy CAFE」に来店してくださったお客様が寒そうにしていたらブランケットをお渡ししたり、困っているお客様がいたら声を掛けたりもしています。それが、僕たちのパフォーマンスだと思っています。

奥谷知弘:Candy Boyの一番のストロングポイントは、一度「Candy Boy CAFE」にご来店してくださったお客様を虜にできるところだと思います。どんな感じなのか分からない、行ってみたいけど敷居が高そう、エレガントな雰囲気は少し苦手、などと感じている方もいると思いますが、一度、足を運んで下さった方からは「すごく楽しかった」、「来てよかった」、「そこで友達ができた」という声をたくさん頂きます。

―コロナ期間を経験してエンターテイメントについて改めて感じたことと、6周年公演への意気込みをお願いします。

川島寛隆:1人でいるときに僕はよく音楽を聴くのですが、直接会えなくても、歌や音楽で想いを届けることができるのだなと実感しましたし、想いを込めて歌っていれば、自分の歌で幸せになってくれる人がいることに気づくことができました。僕自身も歌で救われたことがあるのですが、僕は歌で人を幸せにしたいと思っていますし、それが僕がCandy Boyで活動する意味だと思います。会えない中でも、発信することが大事だと思いますので、これからも頑張っていきたいです。

 6周年公演は、僕自身にとっては2回目の公演になります。「はじめまして」のお客様も、10か月ぶりにお会いするお客様もいると思いますが、今まで会えなかった分も全力でお客様に楽しんで頂けるようにしたいです。

福留瞬:エンタメはなくてはならないものだと思いますし、こんな状況だからこそ、盛り上げていきたいです。負の感情を起こしてしまう情報が世の中にたくさんある中で、Candy BoyのSNSハッシュタグ企画もそうなのですが、エンタメの要素が流れていくことで、マイナスに行きがちな人にもプラスの方向に向いてもらうことができるのだろうなと思います。

 6周年公演は、僕たちの公演を観ることで、救われたり、頑張ろうと思ってもらえたりする人がいてくれたら嬉しいし、そんな空間にしていきたいです。エンタメを目指して頑張っているメンバーたちはみんな、そのために活動していると思いますし、100%の力を出して皆様に楽しんで頂きたいと思っていますので、胸を躍らせて期待して待っていてほしいです。

前田大翔:この期間を通じて実感したのは、「エンタメは出る側だけがいても成り立たないのだな」ということです。僕たちを観て、応援してくださる方がいたからこそ、僕たちは6周年を迎えることができました。

 6周年公演では感謝の気持ちを忘れず、来てくださった方が幸せになってもらえる空間にしたいなと思っています。

奥谷知弘:コロナ期間にエンタメについて考えることが多くなりました。エンタメは必要ない、という声も多かったのですが、僕たち自身も、応援してくださる方々も、そしてエンタメにあまり興味がない方々も、どこかでエンタメに触れていると思います。テレビで流れている音楽もエンタメだし、写真も、絵も、料理もエンタメなのかもしれません。世の中の至るところにエンタメは存在していて、世界はエンタメに支えられていると思います。その中で、僕たちは提供する側なのですが、応援してくださる方々のために、提供し続けなければならないという使命感も持っています。エンタメを失くしてはいけないし、Candy Boyの世界観を楽しんでくれている人のために、Candy Boyが作り出す時間と空間を守り続けなければならないと感じました。

 6周年公演では久しぶりにお客様にお会いできるので、「Candy Boy CAFE」の世界観を細部に至るまで守り続けながら、心から楽しんで頂けるようにしたいなと思っています。

【6周年公演「Candy Boy 6th Anniversary東京公演」】
9月25日(土) マチネ開場17:00/開演17:30
9月26日(日) マチネ開場11:30/開演12:00
9月26日(日) ソワレ開場16:00/開演16:30

*詳しくは、公式HPをご覧ください。(https://candy-boy.jp/


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川島寛隆、前田大翔、奥谷知弘、福留瞬(写真:竹内みちまろ)



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