総合格闘家の中井りん選手が2014年9月17日、ヒルトン東京で、UFCのプレス向けイベントに出席し、ミーシャ・テイト選手との一戦へ向けて意気込みを語った。
愛媛県出身の中井選手は、パワー、フィジカルの強さ、身体能力を備えたファイターで、プロ戦績は16戦0敗1引き分け。20日、さいたまスーパーアリーナにて開催される「UFC FIGHT NIGHT JAPAN 2014」で、アジア圏の女性としては初めてUFCのリングにあがり、世界ランク2位のミーシャ・テイト選手(アメリカ)と対戦する。
UFCでのデビュー戦を3日後に控え、中井選手は、「緊張はしていないです」と笑みを浮かべながら語った。20日の本大会を前に、連日、プレスやファン向けのイベントが続いているが、注目度の高さも含めて、「色々なプレッシャーはあります」と明かすも、「ベストを尽くしていい試合をするだけだと思っています」と迷いはない様子。
コンディションは「普通にいいです」と言い切った。「個人としては、18試合目の1試合でしかありません」「対策練習は特にしていません。今までどおり毎日、1日4回の練習をしてきました」「何にでも対応できるように練習をしています」と、対戦相手のミーシャ・テイト選手を意識した練習などはしていないという。ミーシャ・テイト選手の印象は、「スタミナがあって、後半に強くて、アグレッシブで、セクシーでスタイルがよくて」「アグレッシブなので、自分も負けないようにアグレッシグに戦いたいと思います」と意気込みを語った。
中井選手といえば、勝利を収めたあとのバグ宙が恒例となっているが、「バク宙、やります! みなさん期待していますので!」と笑顔を見せる一幕もあった。
また、この日のファッションは「女子高生の制服です」と紹介。「ビジネスカジュアルで出席するようにと言われて、制服しかなったので。みなさんが期待していたようなものではないと思います」とのサービストークも。コスプレについては、前日19日の計量の時は、準備しているとのこと。UFC側からOKが出ればコスプレ姿で登場する意向を明かした。コスプレの内容については、「言うとわかってしまうので」と笑顔を浮かべた。
「自分のためだけではなく、色々なものを背負って戦わなければならない」と覚悟を語った中井選手は、「日本人、アジア人女性の格闘家の未来を切り開くためにやります」と意気込みを語った。(竹内みちまろ)
中井りん選手 (撮影:竹内みちまろ 2014年9月17日 ヒルトン東京にて)
→ 【UFC】中井りん、ミーシャ・テイトに判定負けで初黒星
→ 【UFC】ミーシャ・テイト、中井りんは「勝てる相手」
→ 【UFC】中井りんと対戦するミーシャ・テイト「相手にとって不足はない」
→ 筋肉アイドル・才木玲佳、中井りんとタッグ結成…「筋肉担当」と並ぶ“新たな担当”をゲット?!
ミニシアター通信