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「平家物語 灌頂の巻」のあらすじと概要

2012年2月18日  参照回数:

 壇の浦の戦いで、平家は滅びました。安徳天皇と、平清盛妻の平時子が、海に身を投げました。平清盛と時子の娘で、安徳天皇母の建礼門院・平徳子は、源氏の荒くれ武者に捕まり、都へ連れて行かれました。

 平家物語「灌頂の巻」は、十二巻ある平家物語の本編のあとに添付された短い巻です。あらすじを追ってみたいと思います。

 建礼門院は東山のふもとにある吉田という場所で、出家しました。もともと朽ちた家でしたが、大地震でさらに崩れ、住めなくなり、大原の奥にある寂光院に行き、傍らに庵室を設え、住みました。

 大原を、後白河法皇が訪れます。建礼門院は朽ち果てた姿を見られることを恥じましたが、後白河法皇を庵室に迎え、壇の浦の戦いで、安徳天皇を抱いて入水した二位の尼(平時子)から、菩提を弔うよう後生を頼まれていたことを明かします。

 後白河法皇は帰り、月日が流れました。建礼門院は死に、建礼門院に仕えていた、大納言佐殿(平重衡妻)と阿波内侍(信西娘)も往生を遂げました。


「巻の一」のあらすじ

「巻の二」のあらすじ

「巻の三」のあらすじ

「巻の四」のあらすじ

「巻の五」のあらすじ

「巻の六」のあらすじ

「巻の七」のあらすじ

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「灌頂の巻」のあらすじ

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