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ハイダン2020、VAW栄光ハイスクール「Minerva」が感謝と卒業生たちの思いを背負って優勝

2021年4月17日



VAW栄光ハイスクール「Minerva」(写真:竹内みちまろ、 2021年4月17日)

 世界最大級のダンスバトルイベント「マイナビDANCE ALIVE HERO‘S 2020&2021 FINAL」が2021年4月17日、18日に、両国国技館にて開催中。同イベントの中で、“ハイダン”の愛称で親しまれる高校生ダンス部を対象とした「マイナビHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2020&2021」も開催され、Day1となる17日には、コロナ禍で開催延期となっていた「マイナビHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2020」の決勝が行われ、予選を勝ち抜いた、大阪府立堺西高等学校/STORM CREW、二松學舎大学附属高等学校/Butterfly effect、桜丘高等学校/INTENTRY、VAW栄光ハイスクール/Minervaの4チームが出場。VAW栄光ハイスクール/Minervaが見事、日本一の栄冠に輝いた。

 「マイナビHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2020」は、予選を2019年10月から2020年2月にかけて行い決勝に進出する4チームを選出。2020年4月26日に開催予定だった「マイナビDANCE ALIVE HERO’S 2020 FINAL」の中で決勝が行われる予定だったが、コロナ禍で開催が延期されていた。

 VAW栄光ハイスクール/Minervahaは、2020年2月2日に開催された東日本予選の2回目となるEAST vol.2にて優勝し決勝出場権を獲得。2021年4月17日に開催された決勝では、2019年10月から2020年2月にかけて行われた予選に出場していても、昨年3月やこの春に学校を卒業したメンバーには出場資格がなかったそうで、予選には25人で出場し、この日は一部のメンバーが入れ替わり24名で出場した。

 優勝したメンバーたちは、「約2年間、めちゃめちゃ頑張ってきました。今回出場することができなかった卒業した4人のメンバーに優勝という結果をもって帰れることが本当に嬉しいです」、「決勝に出れないとわかっていても私たちをここまで引き上げてくれた卒業した4名や、一生懸命頑張ってきたけど1週間前に出場できなくなってしまった子のためにも絶対にみんなで優勝して、いい結果をもって帰ろうという気持ちせパフォーマンスをさせて頂きました。また、私たちを支えてくれた先生方や親たちへの感謝の気持ちを込めて踊ろうと思いました」、「両親や学校の関係者など、これまでたくさん応援してくれた方に、まず、優勝したことと、ありがとうの気持ちを伝えたいです。出場できなかった卒業生にもいい結果を残せたので、よかったなと思います」、「今回のステージはめちゃめちゃ楽しくて、踊っているときも、楽しかったし、こういうご時世ですが、ダンスで色んな人に出会えて、支えてもらえたことがめちゃめちゃ幸せだなと思います。これからもダンスを続けたいです」と笑顔で語ってくれた。

 また、Minervahaの元リーダーで、卒業のため出場することができなかったメンバーは、「予選に出たときから、私たちの代は(大会規定により)決勝には出場できないことが分かっていました。自分たちは予選で優勝しても両国国技館の舞台には立てないという悔しさもありがら、後輩たちのためにという気持ちで頑張って優勝しました。予選で優勝した嬉しさと、決勝に出場できない悔しさがあったのですが、今日のみんなの踊りを観て、この結果を頂けて、本当に、ずっと頑張ってきてよかったなと私自身も思いましたし、(出場できなかった)ほかのメンバーも思ったと思います。大きなステージに立ったみんなを観ることができ、託した気持ちをみんなが届けてくれたことが嬉しかったです。出てはいないのですが、自分が優勝した気持ちです」と心境を教えてくれた。


→ 高校ダンスチーム日本一決定戦・ハイダン東日本予選「EAST vol.2」、VAW栄光ハイスクール「Minerva」が優勝


→ 登美丘高校ダンス部、圧倒的強さで優勝【マイナビHIGH SCHOOL DANCE COMPETITION 2019 FINAL】


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