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プロダンスリーグ「D.LEAGUE」が2021年1月にリーグ戦をスタート、10代〜20代中心の選手たちは年俸制

2020年8月12日



「D.LEAGUE」の発足プレスカンファレンス(写真:竹内みちまろ、 2020年8月12日)

 プロダンスリーグ「D.LEAGUE」の発足プレスカンファレンスが2020年8月12日、都内にて開催され、株式会社Dリーグの代表取締役CEO・平野岳史、代表取締役COO・神田勘太朗、チーフクリエイティブアドバイザーを務めるEXILE HIROから「D.LEAGUE」の概要が明かされた。

 「D.LEAGUE」では、エイベックス株式会社、株式会社コーセー、株式会社サイバーエージェント、セガサミーホールディングス株式会社、株式会社セプテーニ・ホールディングス、株式会社フルキャストホールディングス、株式会社ベネフィット・ワン、株式会社USEN-NEXT HOLDINGSの8社がチームオーナーとして参画し、それぞれがチームを結成。カンファレンスでは、8つのチームと、各チームのディレクター(監督)が紹介された。

 8チームによる勝ち点を競うリーグ戦(12ラウンド)、上位4チームによるトーナメント方式のCHAMPIONSHIP、そしてAWARDからなる「D.LEAGUE」では、2分〜2分15秒の制限時間の中でパフォーマンスを競い、4名のジャッジが採点。また、オーディエンスの投票も得点として加算される。

 今後の予定としては、最年少は16歳で10代と20代の若い世代が中心という「D.LEAGUE」の選手たちが11月15日にお披露目され、2020年1月〜6月までリーグ戦を行う。6月末にCHAMPIONSHIPが開催され、AWARDへと続く。選手たちは、初年度は国内選手中心だが、各チームの方針によっては今後、海外の有名ダンサーの招致などもありえるとのこと。なお、選手たちは年俸制となり、最低額が決められているため、最低でも拘束する半年間の生活を保障するに見合っただけの報酬が支払われるそうだ。

 「D.LEAGUE」の体制については、地域に密着したサッカーのJリーグよりは、企業名を冠したプロ野球の構造に近く、初年度は関東の企業が中心となったそう。が、今後は、全国各地の企業との連携を進め、経済界と協力して「D.LEAGUE」を育てていきたい旨が語られた。

 また、グローバルの視点で見ても、日本は世界有数のダンス大国であり、海外で開催される“ダンスの世界一を決定する大会”の優勝を日本人によるチーム同士が争うことも少なくない。カンファレンスでは、ダンス界における日本の位置づけが「サッカーでいうところのブラジル」と表現され、いずれは、「D.LEAGUE」で、世界の中のNo.1プロダンスチームを決めるところまで発展させたいと展望が紹介された。


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