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35カ国以上で700万人以上を動員!世界が誇る 大人気体験型ファンタジーショー「スラバのスノーショー」 3年ぶりに今夏開催決定!

2019年4月4日 13時10分



クラウン (写真:竹内みちまろ)

 2014年、2016年に日本公演を開催し、見るものを魅了した体験型ファンタジー「スラバのスノーショー」が2019年7月19日より、3年ぶりに開催される。

【「スラバのスノーショー」】
<大阪公演>
日程:2019年7月19日(金)〜8月7日(水)
会場:COOL JAPAN PARK TTホール【大阪府大阪市中央区大阪城3-6】
料金:SS席(タオル付き)10,000円/S席8,500円 ※税込、全席指定
<東京公演>
日程:2019年8月10日(土)〜8月25日(日)
会場:シアター1010(センジュ)【東京都足立区千住3-92 北千住駅西口マルイ11階】
料金:SS席(タオル付き)10,000円/S席(1階席)8,500円/A席(2階席)6,500 円 ※税込、全席指定
公式ホームページ:http://slavasnowshow.jp/

 同作に出演するのは、動きと表情だけで喜怒哀楽を表現するクラウン(道化師)のみ。セリフは一切ない。

 冒頭、深刻な表情で首にロープを巻き付けたクラウンが登場し、ほかのクラウンたちと コミカルな芸を積み重ね、動きと表情だけで人間の喜怒哀楽を表現していく。

 クラウンたちの観客を巻き込んだ掛け合いや、蜘蛛の巣に見立てた糸や紙吹雪が客席を覆い尽くすダイナミックな演出は見る者を圧倒し、世界各国で絶賛されている。

 同作は、世界的に著名なクラウン(道化師)であり、シルク・ドゥ・ソレイユ「アレグリア」 の一場面を制作担当した、スラバ・ポルニンが作・演出する“体感型ファンタジーショー”。

 1993年の初演以降全世界で楽しまれ、英でその年最も優れた演劇・オペラに送られる「ローレンス・オリヴィエ賞」など、世界9カ国で20以上の国際演劇賞を受賞し、世界35カ国以上で700万人以上を動員している。

 4月3日には、スラバ・ポルニンとクラウンの一人(息子)が来日し、取材会を行った。

 会場にクラウンの姿で登場した2人は、登壇したかと思えば、そのままステージを通り過ぎてしまい、窓に掛かったブラインドをいじり始めたり、ガラス張りのドアの向こうを通りかかった人が取材会が行われている部屋の中をのぞいたら、その人を追って部屋を出て行ってしまったりと、集結したマスコミを笑わせた。

 スラバは「クラウンは鼻が付いているときは話せない」そうで、「(クラウンの)耳は、『何て言っているの?』と聞き耳を立てているうちに大きくなってしまった。『もっと遠いに行きたい』と歩いているうちに、(クラウンは)足が大きくなりました」と紹介。

 スラバは、「僕は精神年齢は6歳か7歳です。僕はおもちゃが大好きなのですね。劇場は遊び場だと思っていますから、1000人のお客さんと一緒になって遊びます」と告げ、「クラウンは何人くらいこの世に存在する?」と尋ねられると、「いつも舞台で数えるのですが、僕にもよく分かりません。毎年、色々な国で公演をしているときに、毎回、舞台にいるクラウンが増えてしまいます。5人で始めたはずなのに、公演が終わるころには、15人になっていたり。子どものクラウンもいますし、照明や音響担当者などテクニカルスタッフもクラウンになります。ステージと客席の垣根がない舞台なので、色々な人が巻き込まれてクラウンになっています」と続けた。

 マスコミにも、「冗談ではなくて本気なのですが、みなさんがクラウンになりたい日を教えてください。ですが、このような大きな耳を付けたときに、お客さんは人間だとは思ってくれませんので、別の扱いになります(笑)」と呼びかけていた。

【スラバ・ポルニン(作・演出)とは】

 1950年にロシアのノヴォシリという地方の小さな町で生まれたスラバ・ポルニンは、チャップリンやキートンといったコメディアンに憧れて育つ。17歳のときにサンクトペテルブルクに移ってパントマイ ムの修行を積み、80年代にはストリートを舞台にさまざまな芸術活 動を企画・制作した。その後、1993年に「スラバのスノーショー」 を企画する。94 〜 96年には、「シルク・ドゥ・ソレイユ」に参加。「アレグリア」の一場面を演出し、世界的な名声を得る。一方、「ア カデミー・オブ・フールズ」という芸術活動を主宰し、その拠点とし てパリの郊外に「ムーラン・ジョーン」という施設を運営し、毎年芸 術フェスティバルを開催している。2013年には、サンクトペテルブルグの国立サーカスの 芸術監督にも就任。名実ともに道化師界の巨匠であり、ロシアを代表するトップクリエーターの一人。



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