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「ウエスト・サイド・ストーリー」が360°回転の“没入型”劇場で来日公演

2019年4月3日 14時30分


 世界中で再演を重ねている「ウエスト・サイド・ストーリー」が2019年夏、IHI ステージアラウンド東京にて来日公演を行うことが決定した。

 「IHI ステージアラウンド東京」とは、 2017年3月30日に豊洲にオープンしたアジア初の“没入型”エンターテインメント施設。 劇場の中心には約1300人もの観客を乗せて360°回転する円形客席を配置。その円形客席をステージと、 巨大なスクリーンがぐるりと取り囲む斬新で壮大な劇場システムで、刺激的なエンタ ーテインメント体験を提供している。

 そんな「IHI ステージアラウンド東京」で、 初演から60年以上を経ても色あせない名作が上演される。生まれた名曲の数々は映画やミュージカルを観たことがない人にとっても馴染み深く、それもまたこの作品の魅力の一つだと言える。これまでに劇場で観たことがある人も、まだ観たことのない人も、ステージセットを「IHI ステージアラウンド東京」の為に組み、新たな演出を施した記念すべきこの機会に、ぜひ劇場へ足を運び、本場ブロードウェイのスピード感、ダンス、そして「マリア」「アメリカ」「トゥナイト」をはじめとした名曲・名シーンの数々を目に焼き付けよう。

〜ストーリー〜
 シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に着想を得て、 敵対するグループの一員と恋に落ちてしまった若者の淡く切ない恋を描いた作品。
 舞台は、1950年のニューヨーク、 マンハッタンのウエストサイド。 セントラルパークを挟んで、イーストサイドが高級住宅街で、ウエストサイドには多くの移民が住んでいた時代の物語。
 1950年代のニューヨークは、世界中から多くの移民が夢と富を求めて集まってきた時代だった。最初はヨーロッパから来た白人の移民、そして、後からはカリブ海諸国からのヒスパニック系移民。彼らはそれぞれグループを作り、お互いに敵対し合う。しかし、ヨーロッパ系移民のトニーと、ヒスパニック系移民のマリアは偶然出会い、激しい恋に落ちてしまう。許されない愛は多くの人を巻き込み、 悲劇の連鎖を生む。
 シェイクスピアとは違う、 この作品ならではのエンディングには、 どんなに絶望しても立ち上がる若者の姿が描かれ、 観る人に大きな感動を与える。

ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」
※生演奏/英語上演/日本語字幕あり

原案:ジェローム・ロビンス
脚本:アーサー・ローレンツ
音楽:レナード・バーンスタイン
作詞:スティーブン・ソンドハイム
初演時演出&振付:ジェローム・ロビンス

演出:デイヴィッド・セイント
振付リステージング:フリオ・モンゲ
エグゼクティブ・プロデューサー:ケヴィン・マッコロム(Alchemation)、 ロビン・デ・レビータ(Imagine Nation)、 吉井久美子(John Gore Organization)

【日程】2019 年 8 月 19 日(月)〜10 月 27 日(日)
※8 月 19 日・20 日はプレビュー公演
【会場】IHI ステージアラウンド東京 〒135-0061 東京都江東区豊洲 6-4-25

公式HP http://wss360.jp/



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