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「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」が東京で2019年2月に開催!

2018年9月26日 21時30分

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「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」記者発表会 (写真:竹内みちまろ、2018年9月26日、京都造形芸術大学外苑キャンパス)

 「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」記者発表会&イブニング カンバセーションが2018年9月26日、京都造形芸術大学外苑キャンパス(東京・港区)にて開催された。

 フランスのハイジュエリーメゾン、ヴァン クリーフ&アーペルがサポートする「レコール」は、知られざるジュエリー制作の世界に光をあて、ジュエリーの基礎を学べるように広く一般の人へ門戸を開いた初めての教育機関。2012年、パリで開校して以来、今年で7年目を迎える。

 その「レコール」が2019年2月、東京で開催される。東京で開催される「レコール」は、宝石鑑定士、宝飾職人、美術史家などの高度な専門性を持つ講師陣による様々な講義やワークショップに加え、特別講座「イブニング カンバセーション」、展覧会である「エキシビジョン」などで構成される。これらの独創的なプログラムは、職人の技やジュエリーの世界を探訪する特別な体験となる。

 記者発表会では、ヴァン クリーフ&アーペル ジャパン プレジデント、アルバン・ベロワー氏が開会のために登壇。来賓の駐日フランス大使 ローラン・ピック氏が祝辞を述べた。ローラン氏は「レコール」のプロジェクトの意義や、人間国宝の制度を導入するフランスが日本から支援を受けていることなどを紹介し、「レコール」の東京開催決定を祝った。

 ヴァン クリーフ&アーペル プレジデント兼CEO ニコラ・ボス氏は、「レコール」の歴史や、5年前に「レコール」の初めての海外開校が東京で行われたこと、さらに、ジャポニズムが席巻していた1900年代にメゾンが設立されたことなどが説明された。

 あいさつに登壇したレコール学長 マリー・ヴァラネ=デロム氏は、これまでに「レコール」に参加した人は、最年少で5歳、最年長で80歳であることや、来年開催の講座では、これまで東京で開催されていない講座も開催されることなどが告げられ、すべての人に門戸が開かれている「レコール」の意義が改めて紹介された。

 来年2月に東京で開催される「レコール」の詳細については、ヴァン クリーフ&アーペルのマーケティング&コミュニケーションディレクター、ピーター・スミス氏がプレゼンを行った。

 「日本特別講座2019」は、「講義」「エキシビジョン」「イブニングカンバセーション」の3つで構成される。「サヴォアフェール(匠の技)」、「ジュエリーの芸術史」、「原石の世界」の3つのテーマごとに分かれた15の「講義」は、学生が興味に応じて、好きな数だけ、好きな順番で組み合わせることができる。

 対話形式のレクチャーである「イブニングカンバセーション」では、歴史家、宝石鑑定士、アーティストなど多彩な分野の専門家との語らいを通して聴講者はそれぞれの学びを深めることができる。

 「エキシビジョン」では、ジュエリーや装飾芸術を多面的に捉えた展示が行われる。「レコール」の期間中、「エキシビジョン」は誰でも無料で観ることができる。

 記者発表会に続いて、レコール講師のジスラン・オークルマンヌ氏とセシル・ルゴン氏による「イブニングカンバセーション」が開催された。

 「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」の詳細は、12月公開予定の公式サイトにて紹介される。(竹内みちまろ)




「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」記者発表会 (写真:竹内みちまろ、2018年9月26日、京都造形芸術大学外苑キャンパス)


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