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【インタビュー】フリーアナウンサー・山田麗奈、他人と自分を比べなくなったキッカケは南米旅行…若者たちへ自分らしく生きるためのアドバイス

2024年5月16日



山田麗奈さん(撮影:竹内みちまろ)

 多くの人が新生活を始める春。ただ、夢や希望と同時に不安も多いもの。5月病という言葉もあるように壁に直面した新社会人の方もいるのでは。

 今回は、そんな新人をはじめ社会で活躍する若者のため、フリーアナウンサーの山田麗奈さんに自分らしく活躍するために必要なことや健康・美容に対するこだわりを聞きました。山田さんはミス横浜国立大学(2005年度)でグランプリを受賞し、大学卒業後はアナウンサー(北海道文化放送)などキャリアを積み上げ、現在はフリーアナウンサーとして独立。コミュニケーションスキルと多様な業種での勤務経験を活かして営業向け第一印象アップ講座や新人向けマナー研修なども行っています。

―それでは、よろしくお願いします。

 こちらこそ、よろしくお願いします。

―数々のキャリアを積みあげ成功している山田さんですが、これまで壁に直面したことはありますか?

 ありますよ。若い方に共感していただけるかなと思う点でいうと、今はSNSの普及で他人と比べることが増えていると思います。私も自分を他人と比べてしまってつらい思いをした時期がありました。

 以前、4、5人でシェアハウスに住んでいた時期があります。私以外の住人はいわゆる“意識高い系”のハイスペックな方々でした。東大を出ていたり、若くして起業されていたり、人脈が広かったりと。

 それまで自分なりにキャリアを築き自分の選択にも自信を持っていたのですが、「私は彼ら、彼女らよりも大学の偏差値が低いな」とか、アナウンサー経験でも私は地方局のアナウンサーでしたが東京のテレビ局のアナウンサーの方もいました。そういうふうにみんなと自分を比べてしまってつらく思う時期がありました。

―どう、乗り越えられたのでしょう。

 つらかった時期はずっと自分の殻の中に閉じこもっていました。シェアハウスではできるだけ自分の部屋から出ないとか。

 でも、その時間は自分とひたすら向き合った時間でもありました。「今、私はどういう気持ちなのだろう?」「どうしたらこの状況から抜け出せるのだろう?」「自分はどうしたいのだろう?」と自問自答し続け、その気持ちを日記に書いたりしていました。

 そうしているうちに、削られてしまっていた気力が回復し、シェアハウスの住人の人たちと比べなくていいように自分をアップデートしようと思いました。具体的には、自分がもっと個として生きられる仕事に就こうと思って、ブログを書く仕事に転職しました。それで、クヨクヨしていた時期を脱することができました。

 誰でも最初は人と比べちゃうし、今は「誰々はフォロワー数が何人」などすべてが目に見える社会になってしまっています。ただ、他人と比べてしまうとキリがないし、私自身の経験でいえば、他人と比べることではなくて「どうすれば自分に自信が持てるようになるのか」を考えることに頭の中のスイッチを切り替えた感じですかね。

―現在は独立して活躍されている山田さんですが、大学生のころや若いころは自身のキャリアや進む道について明確な目標などはあったのですか?

 若いころから「社会にいい影響力を与えられる人間になりたい」と思っていましたし、今も変わらずそう思っています。ただ、よく言われる「10年後のキャリアパスを設定してそのためにどんな仕事を何年やればいいのか」というような戦略性はまったくありませんでした。

―「影響力」というのは、例えば「フォロワー数」や「“いいね”の数」とは違いますか?

 もちろんそれも影響力だと思います。でも、仮に職場で同僚が悩んでいて自分が何気なくしたアドバイスでその人の悩みが解決したら、それも影響力だと思います。

 今の時代、フォロワー数など目に見える数字に捉われがちですが、フォロワー数を比べてもキリがありません。それよりは自分の手の届くところの影響力を考える方が健全だし、自分の心にとってもヘルシーかなと思います。

―キャリアを積み重ねるうえで若いころから心掛けていることは何ですか?

 自分の気持ちと向き合い、自分の気持ちで判断することは実践しています。キャリアチェンジで悩んだときも、“お給料はどちらがいい”ということではなくて、直感的に「こっちだ」と思った瞬間がありました。

 私の尊敬する経営者の方が「悩みぬいて導き出した結論と直感で出した結論だと、意外と直感で出した結論の方がいいことが多い」とおっしゃっていましたが、私もそう思います。何より、その方が後悔しないので、私もできるだけ「これだ」という感覚に従うことにしています。

―壁に直面している若者たちへアドバイスをお願いします。

 アドバイスできるほどの立場ではないと思いますが、私は若いころから「大体のことは死ぬ気でやればなんとかなる」と思っています。

 私が「フォロワー数」などを気にしなくなったキッカケはボリビアやペルーに行った南米旅行でした。当時私は「誰々はすごくいい大学を卒業して起業してフォロワーも何万人いる」と考えていたのですが、「今目の前にいる南米の人たちは私が自分と比較している人たちのことなんて知らないんだ」と思ったのですね。そのときに「別にいいかな」とストンと落ちた感じがしました。

 まったく普段と違う環境に身を置いてみると思考がクリアーになったりすることがあります。「宇宙から見たら人間の悩みなんて小さいよね」とか。

 今はどうしても24時間スマホを触っちゃいますし、色んな情報が溢れていますが、それらを一回クリアーしてみるといいのではないかなと思います。

―今のご自身が若かったころの自分にアドバイスを送るなら何を伝えますか?

 「健康」と「思考」は実はすごく関係しているということを教えてあげたいです。若いころは、悩んだりクヨクヨすることは「頭」と「心」だけの問題だと思っていたのですが、実は健康状態や生活習慣がメンタルにものすごい影響を与えていることに気づきました。

 なので、「もう少しまともな食生活をしなさい」とか、「健康に気をつけなさい」と伝えたいです。

―現在、健康や美容のために意識していることを教えてください。

 当たり前のことですが睡眠・食事・運動に気を配っています。

 食事はできる限り健康的なものを食べるようにしていますが、もちろん外食もしますしデリバリーもします。ただ、そんなときもサラダ系のメニューにするなどしています。運動だったらひと駅分歩いたり、ちょうど気持ちいい時期になってきたので外を散歩するようにしたり、睡眠はできるだけ7時間は寝るようにしています。すべて完璧にやろうと思わないで「できる限り」でいいと思います。

 その他に行っていることとして、定期的にジムに通っています。

 ジムに行ったあとにタンパク質の補給としてプロテインを飲んでいます。プロテインはソイ(大豆由来)やホエイ(牛乳由来)などありますが、こだわりは特になく色々なものを試しています。また、最近話題のRefeelas(リフィーラス)という、NMNサプリメントをエイジングケア目的で取り入れています。機能性表示食品ということもあり、Refeelas(リフィーラス)NMNサプリメントを愛飲しています。

―NMNサプリメントやプロテインを試す前と試した後で変化はありましたか?

 もちろんサプリメントは補助食品なので、飲むだけで急に変化が起きるわけではないと思いますが、最近エネルギッシュで昔の輝いていた頃の自分を取り戻せているような感覚があります。

 特に肌に関しては、寝起きのすっぴん顔を鏡で見たときにトーンアップしているといいますか、くすみ感がなくなっていました。

 年齢的にもどうしても重力で顔の全体が下に引っ張られるような感じがしていたのですが、それもなくなりました。体も心も疲れているときでも、「お肌は元気だな」と感じています。

 NMNサプリメントやプロテインを始めて数カ月でこれだけのことを感じているので、何年も続けたらもっと効果が感じられるのではと思っています。

―健康や美容のために心掛けていることはありますか?

 「8割主義」です。何でも完璧にやろうとするとできなかったときに止めてしまうことが多いと思います。なので完璧に続けようとしないで、忘れてしまう日もあるけどそこは「8割主義」で「忘れちゃってもいいんだ」と。

 飲み忘れてしまうこともありますが、特にRefeelas(リフィーラス)のNMNサプリメントは手軽に持ち歩くことができるので、ランチのついでに飲んだりすることを続けています。

 諦めなければ絶対に道は開けると思うので、散歩やサプリメントなど気軽に続けられる習慣はいいのではと思います。

―今後、チャレンジしたいことを教えてください。

 今は司会業だったり話す仕事をメインにしているのですが、フリーアナウンサーという職業上、人に見られることが多く、美しく健康に生きることは大事だなと感じています。

 なので、働く男性にコミュニケーションやプレゼンテーションの分野でアドバイスをしたり、ファッションのアドバイスをしたりなど、トータルな視点でその人の人生がより美しくアップデートされるようなサービスを展開できたらいいなと思っています。

―そう考えたキッカケは何でしょう?

 メンズファッションの分野で仕事をしていたことがあるのですが、街で男性のファッションを見かけたときに「もうちょっとここをこうすれば素敵になるのにな」と思ったことがあります。去年まで副業でソーシャルバーの店長をしていて色んな方のお話を聞く機会があったのですが、若いころは悩んでいなかったものが30代、40代になるとキャリアや自分自身の在り方に悩むようになるのだなと感じました。

 そういう人に、自分の人生を美しくアップデートする方法をお伝えできたらなと思いました。

―社会でがんばっている若い方たちへメッセージをお願いします。

 目の前にいたら「大丈夫だよ」と言って抱きしめてあげたい気持ちなのですが、今は先が見えなかったり人と比べちゃったりする社会です。でも、誰でもその人にしかできないことがあるし、その人だけのすてきな個性があると思います。その個性を存分に発揮できる場所は、今の職場や学校にはなくても必ずどこかにあると思います。なので、自分にしかない個性を信じて進んでほしいです。

 壁にぶち当たって元気が出ないときは、無理をせずに休むことも大事だと思います。休んで栄養をとって睡眠もとれば元気が出てくると思います。

撮影協力:obi Fitness(東京都中央区日本橋横山町3-14)


山田麗奈さん(撮影:竹内みちまろ)


山田麗奈さん(撮影:竹内みちまろ)


山田麗奈さん(撮影:竹内みちまろ)


山田麗奈さん(撮影:竹内みちまろ)


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