本文へスキップ

esports大会「GUNDAM GAME GRAND PRIX2022」で熱戦が連発!「ガンダム人生の中でもこんなに楽しい試合はなかった」

2022年3月8日

 ガンダムゲームのesports大会「GUNDAM GAME GRAND PRIX2022(以下、GGGP2022)主催:創通、特別協賛:SANKYO」の本戦が2022年3月5日(土)、6日(日)に、ザ・グランドホール(東京都港区)にて開催。手に汗握る熱戦が繰り広げられ、数々の名勝負を生み出した。

 4回目の開催となった同大会では、実施タイトルとして『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2 クロスブースト』を採用。同タイトルは、シリーズに登場する200機を超えるモビルスーツや兵器の中から、好きな機体を選択し、バトルが楽しめるアーケードゲーム。チームバトルや、全国のプレイヤーとのオンライン対戦も可能な人気タイトルだ。

 今回は、GGGPでは初の試みとして、1タイトルで『シャッフル部門』と『チームホールド部門』の2部門が設けられた。5日に『シャッフル部門』の本戦が、6日に『チームホールド部門』の本戦が開催。

 様々なドラマが待ち受ける2日間は、MCのコーリーさんと植田佳奈さんのオープニングからスタート。5日に行われた、チームメイトと対戦相手がランダムで選ばれる『シャッフル部門』では、実況解説のなかおさんとみやぎさんも「シャッフル部門は対応力が求められる。波乱万丈な展開になるのでは」と期待を語る。即席チームでどのように戦うのかが注目されるだけに、選りすぐりの選手たちも、どこか、緊張の面持ちだ。

 予選を勝ち抜いた128名の中から決勝戦まで勝ち残った選手は、「SHO∞」「dat」「こざやま」「らいひ」の4名。百戦錬磨の各選手だが、対応力や瞬発力も試される中、準決勝までを全勝していた「こざやま」選手が、決勝戦1試合目でいきなり敗れるという波乱万丈の幕開けとなった。会場も手に汗を握り、その後の展開を見守るが、なんと、「こざやま」選手は敗北のあとは圧巻の3連勝。見事、王者の栄冠を手にした(2位は同率で、「らいひ」選手、「SHO∞」選手、4位は「dat」選手)。


 表彰式において、こざやま選手は「大きな大会で優勝したことがなかったので、GGGP2022で優勝が出来て本当に嬉しい。(同じく予選を通過している)チームホールド部門でも優勝を目指して頑張ります」と心境を明かした。実況解説のみやぎさんから、「敗北した1試合目と同じペアで迎えた2試合目、意識を変えたことは?」と尋ねられると、こざやま選手は、「自分はタイマン寄りのプレイヤーなので、相方を信用しながらタイマンで勝つことを考えていた。3試合目では良いタイマンができた」とコメント。

 MCの植田佳奈さんは、1日目の『シャッフル部門』を振り返り、「選手の皆さんの緊張や、その瞬間、瞬間で変わっていく場面を目の前で見れるのがとても面白かった。参加者のコメントでも相手を称えあえる試合が多くて素晴らしかった」と興奮気味に言葉に。植田さんの感想は、会場の全員が感じていたことを代弁したようで、緊張感と期待感で独特の雰囲気が醸し出された1日目は、こうして幕を閉じた。

 興奮冷めやらぬまま幕が開けた2日目は、いよいよ、事前申請した2人1組のチームで戦う『チームホールド部門』。練習で積み重ねてきたチームワークが光る種目で、強豪チームの華麗な戦いぶりも注目を集める。現に、会場だけでなくyoutubeで行われていた配信番組でも、大いに盛り上がりった。


 大会は、会場に集った64チームを8つのプールに分け、各プールでのダブルエリミネーション方式トーナメント戦を行うPHASE1から始まった。

 そして、PHASE1を勝ち抜いたチームで行うPHASE2には、以下の8チームが出場。
・チーム「櫻井和志」の平沢アヴィ選手、カズシ選手。
・チーム「みたいな感じの立回りです」のナリ・ヤマト選手、俺俺俺俺俺俺俺俺のメイン選手。
・チーム「ネオ・長田幕府」の長田ザク選手、しろあか選手。
・チーム「スクショ@330」のこたんぐ選手、レオシグ選手。
・チーム「詩人@刈谷の王」のわんお選手、てつお選手。
・チーム「まゆげ信者」のRe-sinon選手、ちゃんるい選手。
・チーム「ジムニャン」のぱん選手、リック選手。
・チーム「あとには退けない戦いです」の柿ピー選手、なのは選手。

 シングルエリミネーション方式のトーナメント戦を制して、決勝戦に残ったのはチーム「スクショ@330 」とチーム「まゆげ信者」。

 最終戦は、3試合先取というルールで行われたが、4試合が終わった時点で2勝2敗という全くの互角の勝負となった。会場も、配信番組でも、息をのみながら、勝負の行方を見守った第5戦では、制限時間無制限の中、チーム「まゆげ信者」が、猛攻をかけて見事勝利をつかみ取り、チームホールド部門優勝となった。

 2位以下の順位は次の通り。

2位「スクショ@330」
3位「ジムニャン」
4位「みたいな感じの立回りです」)

 惜しくも2位になったチーム「スクショ@330」のレオシグ選手は「決勝戦は何分間試合をやったか分からないですが、むちゃくちゃ楽しかったです。ガンダム人生の中でもこんなに楽しい試合はなかったなというくらい楽しい時間でした」と述懐。

 一方、こたんぐ選手は「こういう大会って本当に盛り上がるし、最高だと思っています。またこういう機会がありましたら、精一杯練習して結果残せるように頑張っていきたいです」と、早くも次回大会へ意欲を見せた。

 表彰式に登壇した特別協賛の株式会社SANKYO 取締役副社長執行役員 富山一郎様氏から、優勝賞金200万円のパネルを手渡されたチーム「まゆげ信者」のRe-sinon選手は、「優勝できたのはこの日のために練習してきた成果だと思いますので、すごい嬉しいですが、決勝戦は自分の中で不甲斐なくて、納得出来ていないので、また大会の決勝に来て、次はむちゃくちゃ良いプレイしたいと思います」と語った。 

 ちゃんるい選手は「色んな方から自分達のチームが優勝候補と言われていましたが、こうやって大きい大会で優勝できたのはすごい嬉しいです。何より、決勝で熱い試合を皆さんに見せられたことが嬉しいです」と、満足げの様子だ。

 最後、MCのコーリーさんが、「こうやって、オフラインの大会が開けたことは色々な人の協力があったからこそだと思います。本当に心から感謝いたします。この先いつになるかわかりませんけども、選手だけでなく、応援してくれるみんなと共に、オフラインで大会が出来ればいいなと思っています」と目を輝かせ、予選を含め約1ヶ月半に渡って開催されたGGGP2022は、大好評の内に幕を閉じた。

→ 公式ホームページ(ガンダムゲームグランプリ)

→ Twitter【公式】GGGP(ガンダムゲームグランプリ)



ミニシアター通信



運営会社

株式会社ミニシアター通信

〒144-0035
東京都大田区南蒲田2-14-16-202
TEL.03-5710-1903
FAX.03-4496-4960
→ about us (問い合わせ)