本文へスキップ

アキドラ閉店後セルフプロデュースで活動を続ける「異国のパルピタンテ」リーダーがセルフになった理由&思いを明かす「簡単に辞められない」

2018年4月21日 3時00分 参照回数:

ヴィヴィアン・ゆん

ヴィヴィアン・ゆん (提供写真)


 アイドルグループ「異国のパルピタンテ」のリーダー「ヴィヴィアン・ゆん」の生誕祭イベントが2018月4月21日(土)、VALLEY×VALLEY×TOKYO(東京・台東区)にて開催される。「ヴィヴィアン・ゆん」が意気込みを語った。

 ***

−異国のパルピタンテについて教えてください。

ゆん「パルピタンテは「ときめき」という意味で、他にはないオリジナリティのあるライブをする。ときめきを届けたい、という想いでライブをしています。ライブを第一に楽しんで欲しいと思ってまして、日々活動をしています。どのメンバーもライブを通して気持ちや活動を伝えていきたいという気持ちがありますね。」

−今までは異国のファルマチスタという名前で活動してましたよね。

ゆん:今のメンバーはアキドラ(AKIBAドラッグ&カフェ)の時に集まったメンバーなんです。薬剤師、という名前で活動していたんですが、アキドラ卒業に伴って、改名しました。

*「異国のパルピタンテ」は、2016年5月に閉店したライブステージを持つメイド喫茶&ドラッグストア「AKIBAドラッグ&カフェ」にて生まれたアイドルグループ「異国のファルマチスタ」(ファルマチスタがイタリア語で“薬剤師”の意)から名称変更。

−改名や活動の形が変わる際に葛藤はありましたか?

ゆん:当時は恵まれた環境にあったから、悩んだところはありました。それでも、環境を失ってでも本当にやりたい事があって・・・。メンバー、一人一人がグループを思う気持ちが強くて皆がこのメンバーでもっと頑張りたい!と思ったんです。個々が違う活動をしてもよかったけど、グループで売れったいという気持ちが強かったです。

−やっぱり、長く活動して来たからこそ生まれた結束なのでしょうか?

ゆん:というより、周りの人に恵まれてました。先生や曲とか。周りの人たちも応援してくれて、グループを信じてくれて。そんな人たちも含めて、皆で頑張っていきたい、って思いました。環境を変えたら会えなくなる人達も出て来てしまうから、それは嫌で。メンバーも減って苦しい時期もありましたが、色んな人が力になってくれました。根底にはメンバーも、(お互いの)メンバーや、これまで関わった、応援してくれた人達に、皆で恩返ししてる感じがあります。同じ目標、気持ちがあるから結束しているのかもしれません。

−セルフプロデュースになったきっかけは?

ゆん:自分達の意思を、皆の気持ちに応えるためにセルフプロデュースという形を取ろうと思いました。環境が日々過酷になっていく中で、(恩返ししたいという)強い気持ちが出てきたのは皆の応援の気持ちがあって......。簡単に辞められない、と思っています。

−大変じゃないですか?

ゆん;大変と感じた頃はないです。自分達の意思が反映されるので、大変というよりやりがいを感じます。結果が直ぐに出るわけじゃないから、そこは不安だったりしますけど(笑)。活動に意味を持ってできる、準備からお客さんに活動を見てもらうとこまで関わる事ができるのは嬉しいです。一番お客さんに気持ちが寄り添えるから。

−今までやらなくて良かった事務仕事とかに抵抗は無かったですか?

ゆん;与えられたことをがむしゃらにする、では無くなったからこそ頑張り方が一個増えた感じはします。一番苦労していることではあります(笑)

−気持ちの変化はありましたか?

ゆん;今まではグループの中の一人として思ってました。今はグループの事までを考えられるようになりました。それが良いのか悪いのか、もまた不安だったり......。(お客さんが)私がグループの事を考えるのは喜んでくれるのかな?って。

−ゆんさん、ファンとメンバーの事、凄く好きですよね

ゆん:自分の事をするのがあまり得意ではないんですね。。根がネガティブだから、自分のことが根本的に好きじゃなくて笑

−ナルシストには見えない、と思ってたんですが、「好きではない」とは・・・!

ゆん:ほんと、自分の事考えたくないから人の事考えてて笑

私、リーダーしてますけどメンバーの事が本当に好きで、良い子って思ってて。皆、意思がしっかりしてるのは当然で、我が強いのに役割分担してて。誰が言い出したワケでもないのにそれぞれがそれぞれを知っていて……。

−なんて理想的なチーム。。

ゆん:お互いがお互いの役割を尊重してて信頼してます。瀬奈ちゃん(松坂瀬奈)は最年少なのに同じ姿勢でぶつかってくれるし、メンバーを引っ張ろうと頑張ってくれる。花菜ちゃん(宇佐美花菜)は、ちろるさんのニコ生でも「引っ込み思案」と言ってたけど、一番アイドルぽい存在でいてくれてたり。候補生のもえたろも、一番、素朴さがあるけど、フレッシュさをずっと持って頑張ってる。

−ちょっと意地悪な質問ですが、チームでやってるとどこかで誰かが方向性ブレたりしますよね?

ゆん:ありますね(笑)。でも一緒にいるから、そんな時は声を掛け合って頑張ってます。皆、セルフになってから、きっと不安で、お互いがお互いを支え合ってるから……。

−ゆんさんの生誕祭について教えてください。ゆんさんの生誕祭のタイトル、独特ですよね(笑)

ゆん:秋葉原の(アイドルやメイドさんが)年齢非公表な世界感が好きで。今まで17歳って言い続けてきたんですが通用しなくなってきたので最近は「大人」って言うようになってました。こういうのも面白くて、いっそタイトルにしちゃおう!と(笑)

−300人動員したら年齢公表しますか?(笑)

ゆん:じゃあします(笑)

 ***

 しっかりとした目線で答えてくれた、ゆんさん。“異国”が歩んで来た、山あり谷ありのアイドル人生は多くの人の心にも残っているはず。だからこそ、共に歩んで来たファン。そしてメンバーと共に進む道は、輝かしいものになってほしい。新規のファンも既存のファンもきっと、同じ想いですよね。メンバーを、そしてグループを誰よりも信頼し、大事にしているゆんさん。そして他のメンバーもファンとグループを大事にして一生懸命に取り組んでいるチーム・・・それがメンバーとファンが作って行く”異国”の世界。いつまでも見せてくれる”ときめき”を一緒に感じたいですね!(TEXT&PHOT:やわらかゆーすけ(Chiap!-ちあっぷ!-)

【INFORMATION】
ヴィヴィアン・ゆん生誕祭 で、結局いくつなの?
4月21日(土) 会場:VALLEY×VALLEY×TOKYO


ミニシアター通信






運営会社

株式会社ミニシアター通信

〒144-0035
東京都大田区南蒲田2-14-16-202
TEL.03-5710-1903
FAX.03-4496-4960
→ about us (問い合わせ) 



ミニシアター通信