2015年6月7日に、東京の名所・東京タワー近くにある東京タワースタジオで、学生向けの国際交流会『International Event of cool japan』が開催された。この交流会はさまざまな国籍の留学生が集う場で、言葉が通じなくてもみんなで楽しめるコンテンツが満載なところが特徴。今回のイベントでは、コスプレステージ、国際アイドルステージ、伝統芸能ステージなどが行われた。
海外でも人気のコスプレステージからイベントはスタート。世界コスプレサミット優勝者を筆頭にコスプレパフォーマーが集結し、各ユニットがパフォーマンスで会場を盛り上げた。
コスプレステージの興奮が冷めない中、次に国際アイドルステージが行われ、日本で活動する外国人アイドルたちが登場。
このステージに、テレビ東京の人気番組『Youは何しに日本へ?』に出演し話題となった、アメリカ・デトロイト出身の「あみにゃん」こと、あみなデュジャンが登場した。
あみにゃんは、日本の秋葉原のアイドルや地下アイドルが好きで、はるばるアメリカから来日。現在はアイドルとしてのメジャーデビューを目指し、秋葉原を中心に新宿など、さまざまな場所でライブ活動を行っている。
あみにゃんが特に好きなアイドルはAKB48で、中学生の頃に読んでいた雑誌で当時デビューしたてのAKBのインタビューを見て『かわいい!』と思ったという。
日本での活動について質問すると、あみにゃんはライブを振り返り「とっても嬉しかった!」と満面の笑み。続けて、「今、幸せです! ライブや他の活動(イベントなど)がとっても楽しい!」と目を輝かせた。
そんなあみにゃんに、日本のアイドル文化の魅力について聞いてみた。あみにゃんが言うには、”アイドル文化”自体がユニークとのこと。「アメリカは日本みたいに大きいアイドル文化がなくて、アーティスト的(なアイドルが多い)。だから、日本のアイドル文化はユニーク。アメリカ人で日本のアイドルが好きな人は、日本とかアニメとか、クールジャパンが好きな人」と語ってくれた。
日本でアイドル活動を始めて驚いたことは“物販”という。あみにゃんが言うには「アメリカで(日本と)同じようなアイドルが居たとしても、物販はそれほど作られないと思う。日本の文化は(アメリカと)違って、物販がいっぱい売られてることにビックリした」と話した。日本アイドルの凄いところについて、「アイドルはファンに嬉しいドキドキ感をあげるところが、良いと思います。私もそうなりたい」と語ってくれた。
今回のイベントでは、ライブ前に「少し緊張している」と話していたあみにゃん。ステージに立ち、彼女自身が大好きというアニソンとオリジナル曲を披露した。ライブを終えると、「歌詞少し忘れちゃった」と苦笑い。「次のライブは絶対にもっと頑張ります!」と意気込みを見せた。(インタビュー・文=佐東未帆)
【あみにゃんから、ファンの皆さんにメッセージ(抜粋)】
あみなデュジャン「私はときどき駄々っ子ですので、よく泣いてしまいます。たとえば(歌やダンスを)間違ったりして、泣きたくなるし悲しくなる。けど、ファンのみんなが応援してくれるので、これからも頑張ります!」