2026年8月28日
ミュージカル『101 ダルメシアンズ』制作発表記者会見
ミュージカル『101 ダルメシアンズ』が2026年10月13日に日生劇場(東京)にて開幕する。
【スケジュール】
東京公演:2026年10月13日(火) ~ 10月29日(木)/日生劇場
大阪公演:2026年11月7日(土) ~ 11月15日(日)/梅田芸術劇場メインホール
同作は、ドディー・スミスによる児童文学小説「ダルメシアン 100と1ぴきの犬の物語」(原題:The Hundred and One Dalmatians)をもとにしたミュージカル。2022年にロンドンで初演、その後英国各地でのツアー公演や昨夏には3,000席を超える大型劇場での上演を経て、今まさにイギリス全土で大旋風を巻き起こしている話題作。
【イントロダクション】
ファッショニスタで世紀の悪女、クルエラ・ド・ヴィル。
彼女にさらわれた子犬たちを取り返すため、仲間たちの力を合わせた大冒険が幕を開ける――。
華麗なパペットさばきに、心温まる楽曲、絶対に見逃せないワンちゃんたちの大騒動!
【ストーリー】
夜のロンドン郊外で捨てられた、ダルメシアンのポンゴ。
保護センターでダニエールと出会い、新しいお家での暮らしが始まります。
運命的な出会いはさらに続き、ポンゴはパーディと、飼い主のトムとダニエールも犬たちの計らいで結ばれます。
ロンドンのファッション界を牽引するクルエラ・ド・ヴィルは、ファッションウィークを前に、新しいスタイルを模索中。そこで目をつけたのが、パーディとポンゴが授かる子犬たちの毛皮。世紀の一着を創ろうと異常な執着で、甥っ子キャスパーとジャスパーを使い、生まれたばかりの15匹、さらにはロンドン中から合わせて99匹の子犬を盗み出します。
心配する飼い主と親犬たち。一方、捕らえられた檻から逃げ出した3匹(パッチ・スパッド・ボタン)は、猫のタビーの力を借り、厳しい寒さの中、子犬たちみんなを助けるために動きはじめます。
クルエラの野望に立ち向かい、温かい家族の暖かいお家に帰るため、冒険の旅が始まります!
***
日本初上演に際し、訳詞・翻訳・演出は、これまでにミュージカル『マタ・ハリ』『フィスト・オブ・ノース・スター北斗の拳』舞台『BACKBEAT』『鋼の錬金術師』など数々の名作を手掛けてきた石丸さち子。
そして、ファッショニスタで世紀の悪女クルエラ・ド・ヴィル役を、誰もが認める圧巻の歌唱力でミュージカル界を牽引する新妻聖子と、元宝塚歌劇団花組トップスターでダイナミックなダンスと骨太な演技で魅せる蘭寿とむが務める。
さらに英国クリエイティブチーム監修の高度なパペット技術によって、個性豊かで愛らしい犬たちが舞台上に次々と登場。子どもから大人まで、心を揺らす冒険エンターテインメントの世界が広がる。
8月28日には都内にて制作発表記者会見が開催され、石丸さち子、新妻聖子、蘭寿とむ、パペットクリエイター・パペットディレクターのJimmy Grimesが登壇し、日本初公演となる同作への想いを語った。
制作発表記者会見はJimmy Grimesらによるパペット・パフォーマンスで幕を開けた。
Jimmy Grimesらパペットチーム演じる父犬ポンゴと子犬パッチが登場し、会場内を駆け回った。ポンゴはMCからエサをもらい上機嫌の様子だったが、ステージの上手奥の袖に異変を感じたのか、唸り声をあげながらあとずさった。ポンゴとパッチがにらみつけていた上手奥の袖から、ヴィラン・クルエラに扮した新妻と蘭寿が登場。本公演では単独で歌われる「アニマルラバー」を、2人でソロ&デュエットを担当する特別バージョンで披露した。
パペット・パフォーマンスと歌唱で報道陣を魅了した後、改めて、石丸、新妻、蘭寿、Jimmy Grimesが登壇し、質疑応答などが行われた。
石丸は、パペット・パフォーマンスが相当な体力と筋力を必要とすることを指摘したうえで、犬たちを演じる俳優たちがパペットと一緒に駆け回りながらセリフを言い、歌を歌うことになり、しかも、俳優自身ではなくパペットが言葉をしゃべり、歌を歌っているようにパフォーマンスをすることになると明かした。「とんでもなく大変なことをするのですが、俳優たちがみんなすごく楽しそうなんです。そして、もっと犬たちと仲良くなりたいと頑張ってくれています」と声を弾ませた。俳優たちがパペットと一心同体になれるように奮闘している姿を見るだけで「優しい気持ちになれるんです」といい、「大人から子どもまで、みんなの胸がキュンとなってくれると思います」と手ごたえを語った。
Jimmy Grimesは、まずパペットに筋力を与え、そして、重力の中で歩いたり、走ったり、吠えたりするという動作について説明した。そして、パペット自身が物語を語るためには、呼吸とフォーカス(目線や顔の向きなど)が必要になることを実演しながら紹介した。
新妻は、「(Jimmyが)『命を吹き込むことがパペット操作だ』とおっしゃいましたが、それは俳優の仕事にも似ていると思いました。『歩くことが一番難しい』というところも似ています」とコメント。パペットの感情とパペット役を演じる俳優たちが表現する感情が一体となったときに「もしかしたら、私たち人間がかなわないほどにお客様の胸を打つ瞬間があるのだろうなと思います。その魂は、パペットと俳優で二つで一つではなく、恐らく、倍、倍にエネルギーが膨れ上がって私たちクルエラに向かってくると思います。クルエラもクルエラとしてそこにドンといないと、まさに、犬に食われてしまいますので(笑)、頑張りたいと思います」と意気込みを語った。
蘭寿も、本読みなどをする中で、すでに俳優たちが劇中に登場する犬たちそのものになっていて、犬たちがそこにいると感じているエピソードを紹介。「(俳優たちが)技術を伴って命を吹き込んだときに、どれだけの大きなものが生まれるのだろうと思います」と告げ、「それを受け止められるだけのクルエラを作っていきたいと思います」と目を輝かせた。
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