2024年12月20日
舞台『7SEEDSー春の章ー』(提供写真)
田村由美の名作漫画『7SEEDS』の舞台化作品『7SEEDSー春の章ー』が2024年12月20日(金)~29日(日)まで「こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ」(東京)にて公演中。
【ストーリー】
目が覚めたら、世界は終わったあとだった。
巨大隕石が地球に衝突し、人類は滅亡する。
この最悪な予測に対し、政府は策を講じた。それが「7SEEDS」計画。
才能ある若い男女を選抜し、7人1組で5つのチームを作り、冷凍保存によって人類の種を残すというものだ。
やがて、未来の世界で目覚めた若者たちは、苛烈な環境にさらされ、
仲間との別れや出会いを繰り返しながら、懸命に生きようとしていた—
近未来サバイバルストーリー
開幕に先立ち、20日に公開リハーサルと囲み取材が行われキャストたちが意気込みを語った。
相楽伊織(役:末黒野 花)は「(原作は)20年くらい前の作品なのですが今とリンクしているような感じがしています」と原作漫画に流れているテーマにリアリティーを感じていることを明かした。舞台の魅力については「みんなで必死にただただ全力で生きるということをこの舞台でやっています」、「必死に生きようとする熱量だったりスピード感だったりというところが見どころではないかなと思います」と目を輝かせた。
國島直希(役:雪間ハル)は西田大輔氏が脚本・演出を手掛ける作品に参加するのは初という。「音や、照明や、演出がすごく美しくて、センスがあって、迫力満点の舞台になっています。『7SEEDS』は壮大な物語なのですが、それに負けない演出がついていますので、ぜひ楽しみにしていてください」と出来栄えに自信を覗かせた。
山本涼介(役:角又万作)も「たくさん準備をしました。すてきな照明や音の中で僕らは必死に生きています。その姿をぜひ観て頂けたらなと思います」とコメント。
田口 涼(役:新巻鷹弘)は「今回は『春の章』なのですが、(「7SEEDSプロジェクト」の「春・夏のA・夏のB・秋・冬」という5チームの中で「冬」に所属する)新巻が『春』の人たちとどう関わっていくのかを観て頂きたいなと思います」と自身の役柄の見どころを紹介。
仲田博喜(役:百舌)は「百舌は色々と秘めているのですが、『春』チームではない百舌がどう物語に関わっていくのかと、村上(佐藤たかみち)と柴田(久保侑大)という舞台オリジナルキャラクターがいるのでその二人とどう関わっていくのかをぜひ楽しみにして頂けたらなと思います」とメッセージを送った。
(C)田村由美/小学館/舞台『7SEEDS~春の章~』製作委員会
舞台『7SEEDSー春の章ー』(提供写真)
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