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ナイスコンプレックス『YAhHoo!!!!』東京公演が開幕、柏木佑介「浪江で届けられるくらいこの作品をずっと続けて行きたいと思っています」

2021年6月5日



フリーカル『YAhHoo!!!!』 (カメラ:鏡田伸幸/企画・制作:ナイスコンプレックス)

 ナイスコンプレックスが歌と祭りと演劇ラブで新しい舞台を創造する復音劇(フリーカル)『YAhHoo!!!!』が2021年6月4日(金)~6月6日(日)、東京・新宿のシアターサンモールにて公演中。

 同作は、ナイスコンプレックス初のオリジナル音楽劇として誕生し、今回で3度目の上演。 東日本大震災の原発被害により強制退去させられた福島県浪江町を舞台に、残された動物たちと、 故郷に戻れない人間たちの葛藤を、歌と祭と演劇で描く。コロナ前の公演では、ステージと客席の垣根を取り払い、演者も観客も一体となった公演が行われたが、今回は、クライマックスのお祭りのシーンを撮影フリーにして観客に楽しんでもらう。6月12日(土)、13日(日)には、福島県の「チームスマイル いわきPIT」にて福島公演も上演。

 主演・犬の妖怪ヤンスケ役には、『おそ松さん on STAGE』シリーズや人気舞台作品で活躍中の柏木佑介、ヤンスケの飼い主・優治役には舞台出演やアーティストとして活動中の浅倉一男。優治の婚約者には、舞台や声優、歌手など活躍の幅を広げている富田麻帆。 そして多数の作品で活躍中の個性豊かなキャスト達が舞台を駆け回る。

 震災から10年、風化させないためにも【悲劇】だけではない【希望】の物語として構成されている。

 3日には、ゲネプロとしてプレビュー公演が行われた。

 公演終了後、主演の柏木は、客席に向かって、「お祭りのシーンがあるのですが、そちらが明るくなっているんです。みなさんの顔が分かって、『これは稽古じゃできなかったシーン、最後のピースが揃ったな』と思いました。この作品は毎回、毎回、必ず違うお祭りになると思います。今日というお祭りに参加してくださったみなさま、本当にありがとうございました」と感謝。「浪江で届けられるくらいこの作品をずっと続けて行きたいと思っています」と想いを語った。



フリーカル『YAhHoo!!!!』 (カメラ:鏡田伸幸/企画・制作:ナイスコンプレックス)


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