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「浪漫活劇譚『艶漢』第四夜」が開幕、櫻井圭登・末原拓馬・三上俊らが意気込み「感謝の気持ちを込めて」

2020年2月16日



浪漫活劇譚『艶漢』第四夜
(写真:竹内みちまろ、2020年2月16日、シアターサンモール)

 「浪漫活劇譚『艶漢』第四夜」が2020年2月16日から3月1日まで、シアターサンモール(東京・新宿)にて公演中。

 原作である尚月地の大人気漫画『艶漢』は、ノーフン(フンドシをはいていない)がちで柳腰の美少年で傘職人の吉原詩郎(女ったらしの助平)と、熱血正義感の巡査殿・山田光路郎(筋肉質で無類の猫好き)、そして詩郎の兄貴分で無敵な色気を放つ吉原安里の物語を軸にした、エログロナンセンスな昭和郷愁的アンダーグラウンド事件簿。廃墟のようなバラックが建ち並ぶ不思議な街・幻灯町を舞台に、ミステリあり、メロドラマあり、ギャグありの波瀾万丈なストーリーが独特の演出で展開する。最新刊「艶漢」12巻が好評発売中。

 2016年3月に浪漫活劇譚『艶漢』、2017年12月に浪漫活劇譚『艶漢』第二夜、2019年4月に浪漫活劇譚『艶漢』第三夜を上演。実写化不可能と言われた原作の世界を、ほさかようの脚本・演出をはじめ、殺陣×舞台美術×衣装×メイク×役者の演技力で見事に表現し、再現度の高さが話題となった。この度、満を持して「浪漫活劇譚『艶漢』第四夜」が艶やかに上演。

 初日16日には、初回公演前に囲み取材が行われ、キャストたちが意気込みを語った。

 吉原詩郎役の櫻井圭登は、「このように再び詩郎として帰ってくることができて本当に幸せです」と声を弾ませた。「“『艶漢』クオリティ”はもちろんですが、このカンパニーでしかできないことができているのかなと思っていますので、ぜひ、楽しみにしていてください。初演から詩郎を演じさせて頂いていますが、今まで支えて下さったみなさまに感謝の気持ちを込めて、詩郎を演じきりたいと思っています」と意気込みを言葉に。

 山田光路郎役の末原拓馬(おぼんろ)は、「これまで続けてきたことをさらに続けるということですが、『続けるためには1回、今までのことを断ち切らないとな』ということが僕らの挑戦でした」と振り返った。「『艶漢』は多彩は部分で組み上がっているのですが、“我々が『ここは成功するな』と思っていない部分を掘り下げてみる”という作業をイチからやってみました。今日が初日ですが、我々なりにちゃんとたどり着いているなと思っています。ご覧になる方からも色んな面を見てもらえたらいいなと思っています」とコメント。「人間の暗い部分をすごく描く分、それに打ち勝つためにすごく明るい部分、強い部分を描いている作品だと思います」とも。

 吉原安里役の三上 俊は、「4作目になります。初夜から、第二夜、第三夜と、“前作を超えよう”と頑張ってきたのですが、この第四夜は別のベクトルでものすごい作品になったのではないかと思います。第五夜、第六夜を見据えてのこの第四夜ですが、第三夜までを必ず超えてみなさんに楽しんで頂けるよう、全力で務めたいと思います」と心境を語った。

浪漫活劇譚『艶漢』第四夜
【原作】尚月地『艶漢』/「ウィングス」連載中(株式会社 新書館) 
【脚本・演出】ほさかよう(空想組曲) 
【企画・制作】CLIE
【期間】2020年2月16日~3月1日
【会場】シアターサンモール(東京・新宿)
【キャスト】
吉原詩郎役 櫻井圭登
山田光路郎役 末原拓馬(おぼんろ)
吉原安里役 三上 俊
大太刀一平(おおたちいっぺい)役 小沼将太
鏡湖(きょうこ)役 岡田あがさ
虹海(にじうみ)役 松島志歩
花魚(はなうお)役 青木志穏
漁火(いさりび)役 芹沢尚哉
水稚(みずち)役 坂下陽春
潮見(うしおみ)役 加藤良輔
Performer:北村海、坂本和基、大石樹、森陽菜
【公式サイト】http://www.clie.asia/adekan/
【公式 Twitter】@clie_seisaku
【推奨ハッシュタグ】#浪漫活劇譚艶漢 #艶漢
(C)尚 月地/新書館  (C)尚 月地・新書館/幻灯署活劇支部


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