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ミュージカル「ぴゅぱミュ「夢幻泡影」〜第一弾 夢〜」が開幕、初座長の大隅勇太「オリジナルで勝負して100%の仕上がり」

2019年11月1日



ぴゅぱミュ「夢幻泡影」〜第一段 夢〜(提供写真)

 作・演出の加藤真紀子率いる演劇ユニット「PUPA(ぴゅーぱ)」のオリジナルミュージカル、夢幻泡影シリーズ〜第一弾 夢〜が、10月30 日(水)から、東京・新宿村 LIVEで、上演開始。

 公演に先立ち、ゲネプロ、および大隅勇太・國島直希・矢代卓也・橘りょう・佐川大樹・岩崎良祐・輝海・松岡佑季のメインキャスト8名による囲み取材が行われた。

 オリジナルとなる今作は、10 代の若者たちの想いを描いた学園物語。これから大人への階段を上がっていく学生達の声を直に聴き、彼らを見て創られた力作。

 現代における子供達の心の闇の叫び、また、大人が見つめなおす視点が散りばめられた作品を、メインキャスト8名を中心に、繊細かつ青春さ溢れる、芝居・歌・踊りを存分に披露している。

 とりわけ、公演終盤からラストにかけての盛り上がりはまさに圧巻のひと言で、必見の内容に仕上がっている。

 初の主演・座長を今作で務める大隅勇太は、「今作は自分も含め、各々初挑戦となることが多かったのですが、それだけにむしろ新鮮さで溢れていて、みんなで補い助け合いながら、ついにこうして、初日公演を迎えることが出来ました。自分でいうのもなんですが、ここまでこれたことは、本当に凄いことだと思います」とここまでを振り返り、「オリジナルで勝負して100%の仕上がり、とにかくいい作品が作れたので、多くの方に観に来て頂きたいです」と、大いに意気込む。

 やれば何事もそれなりに器用にこなす柔軟さを持ちながら、夢も希望もなく内心自分の進路に少々焦ったり焦らなかったりする、多感期真っ只中の主人公・木村ひなたを演じるにあたり、「主人公のひなたとはオーバーラップする部分が多かったので、等身大で臨むことが出来、自分の思ったひなたを演じることが出来ました」と語った。

 初の主役・座長を務めたことは、「最初は座長はこうでなければと気負うようなところもありましたが、みんなが支えてくれたおかげで自分の役割が明確になり、結果的にプレッシャーなく楽しく創り上げることが出来ました」と、飛び切りの笑顔で伝えてくれた。

 主人公・木村ひなたの小学校からの親友ながらも一抹のジェラシーを抱える森田彬を演じた國島直希は、「このミュージカルにはリアルな若さとエネルギッシュさが詰まっていて、観ている方にもきっとそのエネルギーを感じ取ってもらえると思います。なので多くの方に観て頂きたいです!」と意気込む。

 森田彬を演じた感想は、「主人公のひなたに対してのジェラシーを、あえてマウンティングすることで自身を保つという彬の立ち位置が、難しくも楽しかったです。彬は器用ですが、自分は不器用なので…」と難しい役どころだった感想に触れつつ、「青春期に充実した高校生活を送れなかった分、いまは毎日充実した高校生活を送れているので、とにかく楽しくて仕方ないです」と、充実の表情で語った。

 矢代卓也が劇中で演じる松本龍は、次期演劇部部長。野心家で夢中になると暴走する事もある熱い性格の持ち主。役を演じた上での感想として、「今作では、歌・ダンス・お芝居と、全てが入っています。毎回新しい発見がありながら、みんなで助け合い創り上げることが出来、手応えを感じています。今回、松本龍を演じさせて頂き、龍が自分とよく似た性格で役に入り込みやすかったので、龍と自分の個性に、ぜひとも注目して欲しいです」と語った。

 橘りょうは、「個人的に今作はミュージカルの概念を覆す舞台と思っています。観て頂く方には先入観なく、フラットな気持ちで観て頂きたいです。ここに至るまで大変だったけど、みんなのいい部分が知れて。まるで学生時代の部活のような空気感を、ご覧頂く方には感じ取って楽しんで頂けたら。」と意気込みを語り、「最後にひと言だけ言わせて下さい。『躊躇せずに、一度劇場へ足をお運び下さい!』」と、熱烈PR。

 責任感が強く皆から頼られる存在の演劇部部長・本川瑞樹を演じた感想は、「舞台では瑞樹を反映出来ていますので、その辺りも併せて、お楽しみ頂ければ嬉しいです」と語る。

 佐川大樹は、「青春しているリアルを、ご覧頂く皆さんにも十分伝わるはずで、楽しみ味わってもらえます。ミュージカルの魅力を存分に堪能して頂けること、間違いなしです!」と、力強く意気込む。

 演劇部スーパールーキー・八重嶋俊を演じているが、「俊と自分の性格などで重なる部分はないですが、高校時代に自分も演劇部に所属していたことで、なつかしい感情が蘇りました」と、自身の青春時代と重ね合わせ、感想を語った。

 何をするのも完璧で怖い生徒会長・田口渉を演じた岩崎良祐は、「初ミュージカルとしての歌・ダンスなので、最初は正直圧倒されましたけど、自分に足りないものが見えたからこそ、必死についていくことで、いつしかそれが自分のモチベーションに変わりました」と振り返り、「学生の頃の青春時代を振り返りながら、観る人観る人でいろいろ感じ取って頂きながら、舞台を楽しんで下さい」と語った。

 関西弁で周囲を楽しませる演劇部のやんちゃなムードメーカー・門田祐平を演じた輝海は、「見どころは、歌・芝居・ダンスです。単純に観て楽しんで頂ける作品に仕上がっています!」と見どころを関西弁で語り、「祐平と自分の性格など 8 割方オーバーラップして(笑)祐平は潤滑油的存在のオールラウンダー的ポジションですが、自分も学生時代にサッカー部に所属していたので、重なる部分が多く、役に入り込みやすかったです」との感想。

「メインキャスト8名の中の誰かとリンク出来る作品なので、その辺りも楽しんで頂きたいです!」とPR。

 常におどおどしていて物静かで比較的おとなしい存在の副生徒会長・鈴木まもるを演じた松岡佑季。自信のなさを隠すためよくマスクを着用し安心感を保つという難しい感じの役柄も、「実はまもると自分の性格って、結構オーバーラップしてるんです(苦笑)だから、かなり役に入り込みやすくて」と、感想を語った。

「でも等身大で臨めたからこそ、自分も男子校に在学していたので、男子校らしい無我夢中で葛藤しながら頑張ってる姿を観て頂きたいですし、泥臭いながら前向きな青春を思い出して頂き楽しんで観て頂きたいです」と語った。

 ぴゅぱミュ「夢幻泡影」〜第一段 夢〜は、10 月 30 日(水)から 11月3 日(日)まで 5日間9公演、東京・新宿村 LIVE で上演。

【ぴゅぱミュ「夢幻泡影」〜第一段 夢〜 公演概要】
●公演日程:2019 年 10 月 30 日(水)〜2019 年 11 月 3 日(日) ※全 9 回公演
●会場:新宿村 LIVE
●出演:大隅勇太・國島直希・矢代卓也・橘りょう・佐川大樹・岩崎良祐・輝海・松岡佑季
堀田優希・羽田慎之介・藤田晋之介・溝口雄大・RYO【Tigh-Z】・
加賀川成生・信賀涼介・町田光陽・白取漣盛
鬼束道歩
(PUPA)天野哲也・佐久間比呂美・小川隆将
●チケット:
前売券 S 席 7,800 円/A 席 5,800 円(税込・全席指定)
当日券 S 席 8,300 円/A 席 6,300 円(税込・全席指定)
※S 席特典 ランダム写真 2L 版全 4 種
(ランダム手書き 4 種メッセージデータ入り)
※全通特典 君だけの全通証書・あの人の第二ボタン・ミニ卒業アルバム
●脚本・演出:加藤真紀子
●プロデューサー:菅谷英一 / 志岐光璃
●制作協力:MMC
●主催:PUPA
[ぴゅぱミュ オフィシャルホームページ] https://pupakouen.wixsite.com/pupa
(C)PUPA


















ぴゅぱミュ「夢幻泡影」〜第一段 夢〜(提供写真)


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