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舞台「Get Back!!」が開幕、太田将熙が初単独主演&小笠原健が初脚本・演出で挑む感動のヒューマンドラマ!

2019年9月22日 23時00分



舞台『Get Back!!』囲み取材 (写真:竹内みちまろ、2019年9月22日、俳優座劇場)

 舞台『Get Back!!』が2019年9月22日〜9月29日、東京・六本木の俳優座劇場にて公演中。初日22日には公開ゲネプロが開催され、出演者たちが意気込みを語った。

 同作は、若手人気俳優の太田将熙の初単独主演作。俳優としても多くの舞台に立ち、音楽活動にも力を入れ作詞やMVなどの制作も手がけたりと、新しい分野にも活躍の幅を広げている小笠原健が初の脚本・演出に挑む。

【Story】
もし、今日が最後だとわかっていたなら、あなたは誰に何を伝えますか?

主人公の薫は、夢も目標もなくただ毎日を何となく過ごしていた。そんなある日、喧嘩の末、意識を失い目を覚ますと、そこは自分が産まれる前の世界だった。戸惑いながらも、自分の若き日の両親と、その仲間達との奇妙な生活をスタートさせるのだが、物語は、薫が知らなかった結末へと向かっていくのだった。

生きる意味を見つけられなかった人間が、何のために生まれてきたのか、その意味を知った時・・
愛を知らなかった人間が、どれだけ愛されて産まれてきたかを知った時・・
母親にとっての子供とは、家族のあり方とは。目に見えるものだけが全てではない。目に見えないものにこそ、本当に伝えたい想いがある。

挫折感や劣等感と闘いながらも、懸命に生きる人々を描いた、感動のヒューマンドラマ。

 小笠原は「初めて脚本・演出のお話を頂いたときは、温かい家族の話を作りたいなと思いました」と告げ、親に反抗していた時期もあったという自身の実体験が作品に反映されていることを明かした。

 そんな小笠原の演出について、太田は、「もともと役者をやっていたので、役者ならではの視点といいますか、目線というものを持っているなと感じました。笑いのテンポなどは実際に経験をしてないと分からない部分が多いと思いますが、そういう部分も、健さんがそれぞれに『テンポを大事に』など(アドバイスをしていました)。ちょっとでも狂うと面白くなくなってしまうので、そういうところをすごく大事に演出されているなと感じました」と振り返った。「また、自分が普段、お芝居をされているので、1回、健さんが立って、やってくださって、“こういう感じ”とニュアンスを伝えてくださったりするので、それが演出プランとしてすごくありがたく感じていました」とも。

 また、太田が、「稽古場の雰囲気を、演出家なのに健さんが作ってくださっていたといいますか。本当はそういうことを僕が頑張ってやらなければいけないはずなのですが、健さんに温かくまとめて頂き、本当に感謝しています」と言葉に。ただ、小笠原をはじめ共演者たちから「そんなことないですよ」と太田の座長ぶりを覗かせるコメントが続出。太田は「ありがとうございます」と恐縮しながら、感謝していた。

【舞台『Get Back!!』】
期間:2019年9月22日〜9月29日
場所:東京・六本木の俳優座劇場
出演:
太田将煕
藤田奈那
横山真史
林田真尋
君島光輝
佐藤弘樹
古賀司照
真田怜臣
西原健太(TEAM-ODAC/劇団番町ボーイズ☆)
重友健治
毎熊宏介
上堂地かんき
斉藤レイ
長戸勝彦
丸山敦史
(C)舞台『Get Back!!』製作委員会


















舞台『Get Back!!』 公開ゲネプロ


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