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春名風花が高校卒業後初舞台に出演、今後の抱負も明かす『土方歳三伝 五稜郭異聞 乱』

2019年4月4日 22時50分



春名風花(写真:竹内みちまろ、2019年4月4日、シアター風姿花伝)


 “はるかぜちゃん”こと春名風花がこの春、高校を卒業した。2019年4月4日には、高校卒業後の初出演舞台となる「チームジャックちゃんが読んだ新選組公演『土方歳三伝 五稜郭異聞 乱』」が開幕した。



春名風花 (2019年4月4日、シアター風姿花伝)

【チームジャックちゃんが読んだ新選組公演『土方歳三伝 五稜郭異聞 乱』】
日程:2019年4月3日〜8日
会場:シアター風姿花伝(東京・新宿区)
同作は、男女Wキャストで、男性キャスト版「乱れ刃」は3日開幕、春名は女性キャスト版「乱れ髪」(4日開幕)に出演。
詳細:公式ツイッターにて https://twitter.com/teamjackchan

 同作は、戊辰戦争の初戦となった鳥羽伏見の戦いから、旧幕府勢力が五稜郭に立てこもった函館戦争までを扱う。

 春名は女性キャスト版「乱れ髪」に出演。「乱れ髪」初日の4日にはゲネプロが開催され、新選組の近藤勇や土方歳三、幕府勢力の榎本武揚、大鳥圭介、新政府の大久保利通、民族内での争いが絶えないアイヌの戦士たちらが、“国家”や“民族”の未来を憂い、“共和国の夢”に殉じる姿を描く物語が公開された。春名は、新選組隊士・市村鉄之介を演じる。

 ゲネプロを終え、春名は、「本番になったら不安もなくなるので、もっとよくなるのではないかなと思います」とにっこり。役柄の市村鉄之介については、「史実では、とても強い剣士の一人なのですが、作品の中では新選組の中で一番後輩らしいキャラクターになっています。でも、その子が途中、大切な役目のようなものを任されて、その事に悩みながらも、大人になっていくシーンがありますので、そこに注目して頂けたらと思います」と声を弾ませた。

 高校も卒業し、ますます活躍の幅を広げる春名だが、「極端な役柄がすごく好きです。とても純粋なキャラクターや、とても悪いキャラクターなど。そういう人達の逆の部分を見せられたらと思います。『こんなに悪い奴だと思っていたけど、同情できる部分もあるな』などと思ってもらうことによって、お客様が普段、他の人と接するときに、『私にはこの人はこう見えているけど、別の人の前では違うのかもしれない』と想像したりなど、楽しんでもらえるようになれたらなと思います。色んな作品に出て、お客様が考えて、楽しくなるようなことをたくさん増やせていけたらなと思います」と抱負を言葉にした。

 また、春名は、自身のブログにて、神奈川県統一地方選挙で期日前投票を済ませたことを紹介していた(投票日が舞台本番と重なったため)。初めての投票の感想を尋ねると、「行ってよかったなと思います。紙の書き心地がよくて楽しかったです」と笑顔を弾けさせた。



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