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舞台「若様組まいる」が第3弾「若様とロマン」で完結、入江甚儀・宮崎香蓮・原嶋元久らが意気込み

2018年10月6日 1時00分 参照回数:

舞台「若様組まいる〜若様とロマン〜」

舞台「若様組まいる〜若様とロマン〜」(写真:竹内みちまろ、2018年10月5日、三越劇場にて)


 舞台「若様組まいる〜若様とロマン〜」が2018年10月6日から21日まで、三越劇場(三越日本橋本店本館6階)にて上演される。開幕前日となる5日には、三越劇場にてゲネプロが報道陣に公開され、メインキャストたちが意気込みを語った。

 畠中恵氏の人気小説を舞台化した同作は、戦争の影が近づく明治の世で、戦争を避けるべく「お見合い」に奮闘する元幕臣の警官たち“若様組”の面々の活躍を描いた「若様組シリーズ」の3作目。

 シリーズ1作目「若様組まいる」では 「ヲタ芸一緒にコール」など全編ライトでポップな演出がなされ、2作目となる「若様組まいる〜アイスクリン強し〜」では「ピアノ生演奏&甘い香り演出」で好評を得た。

 今回のテーマは、2018年が明治元年(1868年)から起算して満150年の年にあたることもあり、「明治に染めよう」。歴史を感じる豪華な内装も特徴で文化遺産にも登録されている三越劇場を会場として、全公演を通してドレスコード特典や、イベントとしてアフターティーパーティーなどもあり、観客も明治の世界に入り込んで楽しむことができる。

 シリーズ3作目となる同作では、出演者には若手実力派俳優の入江甚儀、 宮崎香蓮(「崎」は正式には「たつさき」)、原嶋元久等に加え、女優としても活躍する元NMB48の市川美織、栞奈、高柳明音(SKE48/Wキャスト)、そしてキャラメルボックスの岡田達也等のベテラン俳優を迎え、過去最多となる24名の豪華な出演者で上演される。脚本・演出は、前作に引き続き「拙者ムニエル」主宰として劇団公演や外部公演など多くの作品(「けものフレンズ」「私のホストちゃん」「ママと僕たち」など)を手掛ける村上大樹氏が務める。

 ゲネプロ前に行われた囲み取材には、入江甚儀、宮崎香蓮、原嶋元久、宇野結也、井澤巧麻、安川純平、伊崎龍次郎、森田桐矢、岡田達也が出席。

 “若様組”の一員で主役となる長瀬健吾役の入江甚儀は「今回でラストとなります」といい、「第1弾、第2弾と、みなさんが全力でやってきてくださり、今回、第3弾を迎えることができて本当に嬉しく思っています。戦争が起きる前の明治の平和な時代をお客様に堪能して頂いて、明治を好きになって頂いたり、明治について調べてもらえたら嬉しいなと思います。そのために、僕たちはこの3部作で完結する物語を最後まで演じ切りたいと思います」と意気込みを言葉に。

 3部作を通してヒロインで勝気なお嬢様・小泉沙羅を演じる宮崎香蓮は「今回は女性キャストも増えて華やかなシーンもありますので、そのへんも注目してもらえたらなと思います」と見どころの一つを紹介。

 西洋菓子職人・皆川真次郎役の原嶋元久は、「3作品目から参加の僕たちはプレッシャーもあったのですが、そのプレッシャーと正面からぶつかっていって、そのプレッシャーを跳ね返して、とてもいいものに仕上がっているなという実感があります。このメンバーでなければできないところまで来たなという自信もあります」ときっぱり。「お客様は何も考えずに、劇場に足を運んで席に座って頂いて、楽しんでほしいです。それだけのことを僕たちはやってきましたので、自信しかありません。それを、ぜひ、劇場で確かめてほしいです」と目を輝かせた。(竹内みちまろ)

【舞台「若様組まいる〜若様とロマン〜」】
期間:2018年10月6日〜21日
場所:三越劇場(三越日本橋本店本館6階)
原作:畠中恵「若様組まいる」「若様とロマン」(講談社文庫刊)
脚本・演出:村上大樹
出演:入江甚儀/宮崎香蓮、原嶋元久、宇野結也、井澤巧麻、安川純平、伊崎龍次郎、森田桐矢/市川美織、栞菜、高柳明音(Wキャスト)、小槙まこ(Wキャスト)/和合真一、山口大地、小多田直樹、角島美緒、斎藤直紀、綾乃彩/内藤大希、鎌苅健太、岡田達也/アンサンブル:住吉史衣、尾崎優子、藤田晋之介


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