原宿を代表するファッション“青文字系”カルチャーを、創成期から牽引してきたファッション誌『mer』(メル)の読者向けイベント「mer
fes.2016」が2016年9月18日、恵比寿ザ・ガーデンホール(東京)にて開催され、第4回merモデルオーディション最終選考が行われた。
「街の女の子が主役」をコンセプトに、『mer』からは「前髪切り過ぎた」でおなじみの三戸なつめをはじめ、数々の人気ア ーティストやモデルが誕生。“お団子ヘア”“パッツン前髪”“ダサかわ”など、mer発の個性的なファッションブームが次々と生まれ、おしゃれに敏感な女の子たちから高い支持と注目を集めている。
4回目となる今回の「mer fes.」のテーマは「ここから未来へ」。merモデルオーディション最終選考のほか、三戸なつめの歌手活動のお披露目となるライブをはじめ、アーティストライブやトークステージ、人気モデル・柴田紗希(しばさき)プロデュースの「ehka sopo STAGE」や「Calla 振袖 STAGE」などが行われた。Callaとコラボした振袖では、柴田から「レトロモダン」をテーマに春から振袖のデザインを追求したエピソードが語られた。お披露目された振袖には、チェック柄が控え目に採用されるなど、伝統と青文字系ファッションの洗練されたセンスの融合が見られ、来場した約1200人のファンを熱狂させた。
merモデルオーディション最終選考では、6名のファイナリストがランウェイを舞い、質疑応答審査に挑んだ。
全国11都市を拠点に行われた今回のオーディションでは、まず、多数の応募者の中から21名のオーディション選考メンバーが選ばれた。21名から読者投票で6名に絞られ、ファイナリストたちはこの日、一番自分らしいお気に入りのコーディネートというテーマのもと私服で登場。mer fes.2016会場での来場者投票と「mer」読者によるハガキ投票でグランプリが決定する(発表は11月17日発売の「mer1月号」にて)。
merモデルオーディション最終選考には以下の6名が出演し、初代グランプリの水戸悠夏子と、昨年のグランプリ・宮崎葉が応援に駆け付けた。
比嘉彩乃さん(ひが・あやの)
大越百華さん(おおこし・ももか)
清水あさみさん(しずみ・あさみ)
三富愛万多さん(みとみ・あまんだ)
山本莉子さん(やまもと・りこ)
石本美波さん(いしもと・みなみ)
沖縄出身の比嘉さんは、特技を尋ねられると「ごはんを残さず綺麗に食べることです」と答え、会場からは「かわいい!」のため息が漏れた。
長所と短所を質問された大越さんは、短所では「すごく忘れっぽいところです。オートロックの家なのに、家の中に鍵を忘れてしまったり」とお茶目に苦笑い。
同じ質問をされた清水さんは、短所では「優柔不断」と回答。「アイスコーヒーにするか、アイスティーにするか(笑)」などで深く悩むことを紹介し、会場を和やかな雰囲気に包んだ。
7歳までアメリカに住んでいたという三富さんは、性格を「すごいマイペースなんですよね」と答え、MCからさっそく、ゆるやかな口調を「すでにマイペースですね(笑)」と突っ込まれ、会場を沸かせた。
山本さんは、「自分らしいファッション」の質問に、「着飾りすぎないナチュラルな感じでアースカラーの服を着ることが多いです」とにっこり。当日もブラウンの服を着ており、会場の視線を釘付けに。
石本さんは、性格を「人見知りが激しいのですが、慣れてくるとうるさくなります!」とチャーミングな笑顔で紹介し、会場から大きな歓声を浴びた。(竹内みちまろ)
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柴田紗希 (写真:竹内みちまろ、2016年9月18、恵比寿ザ・ガーデンホール)