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福島県新地町出身のソロアーティスト・愛沢絢夏のインタビュー

2017年8月30日 23時00分 参照回数:

愛沢絢夏

愛沢絢夏(提供写真)


 福島県新地町出身(相馬市のすぐ側)、現在は仙台を拠点に活動中の愛沢絢夏。もともとはバンドとして活動をしていたが、描きたい想いを具現化するうえで100%自分でコントロールするほうが近道という理由から(自己主張の強さゆえ)ソロ・アーティストとして表現してゆくスタイルを選択。2016年3月より、愛沢絢夏名義でソロ活動をスタートさせた。

現在は、東京を軸に活動中。その理由も「まず自分が首都圏で知名度を上げ、その勢いをフィードバックさせないことには、仙台のガールズシーンを活性化させるには難しい」という理由から。まだまだキャリアは短いが、同じ仙台出身のガールズバンド,HERe:NEの恩寵を受け、先輩バンドらに揉まれてきたこともあり、着実に支持を伸ばしている。加えて、仙台のミュージックスクールの講師を担っているように、歌い手としての実力にも長けた素養を備えている。

 3月に2ndシングル『LOST AND FOUND』を発売。同作品へは、愛沢絢夏として表現したい指針を明確に打ち出していた。その手応えと確かな反響を得たことから、愛沢絢夏は、この夏からを新たな変革と成長の時期として、2本のライブを提示する。それが、8月31日に渋谷 VUENOSで行う主催イベントと、自身の誕生日である10月25日、同じく渋谷 VUENOSを舞台に東京で初のワンマンライブを行うことだった。今回の展開について、彼女はこう言葉を寄せてくれた。

私が頑張ることで仙台のガールズシーンに盛り上がりを反映していけたら。その想いを胸に、今年から東京に軸を置いたライブ活動に切り換えました。

――絢夏さんは現在、仙台をベースに活動をしているんですよね。

絢夏 仙台に住んでいますが、今年から活動のベースを東京に移しましたし、毎月東京を中心に関東地区へ足を運び、ライブ活動を行っています。

――何故、東京を軸に?

絢夏 もちろん仙台でも積極的にライブ活動はやりたいんですけど、仙台にはガールズバンドがとても少ないから、ガールズシーンを活性化しようにも現状難しいのが現実なんです。だったら、自分の知名度をもっと上げ、私が頑張ることで仙台のガールズシーンに盛り上がりを反映していけたら。その想いを胸に、今年から東京に軸を置いたライブ活動へ切り換えました。

――絢夏さんはソロとして活動をしていますよね。そこには、どんな理由があってなのでしょうか!?

絢夏 もともと私もガールズバンドを組んで活動をしていたんですよ。だけど、自分のやりたいことや音楽に求める願望が強すぎて、バンドはすぐに解散しちゃいました。その経験を踏まえ、人と一緒にではなく、自分の責任ですべてを背負いたいことから、ソロというスタンスを私は選びました。

――バンドとソロでは、いろんな面で負担も違ってくるんじゃない?

絢夏 すべての運営を一人でやらなきゃいけないですからね。自分の意見がすべて通るぶんだけ、そこに対する負担も大きくなるから正直大変ですけど。自分のやりたいことを貫くためには、それも背負うべき宿命だなと思ってる。

――ライブを於けるステージングや楽曲に投影した想いを通しても感じることだけど、絢夏さん自身とても負けん気の強い人ですよね。

絢夏 人には、そう言われます。もちろん落ち込むこともありますが、あえて考え過ぎないようにもすれば、落ち込まないようにも普段から心がけています。

 ライブに関しては、負の感情を発揮出来たときのほうが生き生きします。ただし、負の感情と言っても「このやろー!!」という負けん気としてのこと。そういう負けん気が出たときほど、ライブでも調子が良いんです。

私の気持ちの原動力になっているのは、負の感情を音楽に乗せぶつけていくこと。

――歌詞にも、負けん気な気持ちをぶつけてゆくことが多いんですか?

絢夏 私、感情が動くたびに感じた想いを言葉にしてはメモに残すんですけど。改めて書き貯めてた言葉を読み返すと、不満やむかついたこと悲しい気持ちなど、そういう感情ばかりを書いてるんです。だから、私の気持ちの原動力になっているのは、その感情を音楽に乗せぶつけていくことなのかな!?と思っていて。私の場合、けっしてHAPPYを力にというタイプではないですね。

――絢夏さんは、仙台のミュージックスクールで歌の先生もやっているんでしょ。

絢夏 こう見えてやっています(笑)。もともとは音楽の専門学校で学んでいる生徒の立場だったんですけど。卒業を迎えた時期に「講師のアシスタントをやってみないか?」という誘いを受け、1年間アシスタントを努めました。その姿を観ていた人から、「みずから講師をやらないか?」と声をかけられたことで講師を始めることになりました。

――みずからを表現するのと歌を教えるのでは、違いが出てきますよね。

絢夏 そもそもの表現スタンスが違いますからね。でも、人に教えるうえでいろんなことを研究していくように、講師をすることが自分自身の歌の勉強にもなっています。実際、自分の歌い方にもそれを反映させることがありますから。

――でも上手いとライブに於ける表現面では違いが出たりもしません?

絢夏 そこは難しいところです。上手ければ良いではなく、ハートを届けるのがライブ。上手さを求めるのは音源にするときで良いのかな!?と思ってるんですけど。ただし、本気で上を目指すなら上手さも必要なこと。だから、そこのバランスも上手く考えながら今は表現しています。

8月31日に渋谷VUENOSを舞台に、数多くの先輩バンド方を中心にお呼びしたイベントを開催します。

――これから愛沢絢夏さんは、一気に攻めの展開を描き始めます。

絢夏 愛沢絢夏として何を、どう表現していくべきなのか!?。そこの照準がだいぶ定まってきました。だからこそ、それを確かなものにしていくためにも攻勢を仕掛け、そこでの経験や成果を糧に、少しでも流れ良くステップアップしていけたらなと思っています。

――8月31日に、 東京で初の主催イベントを行います。

絢夏 8月31日に、数多くの先輩バンド方を中心にお呼びしたイベントを開催します。関東での初主催イベントとはいえ、やるからにはドーンと攻めたいと思ったことから、一気に○本行うことを決めました。

――東京を拠点に攻めてく以上、主催イベントも、まずはしっかり東京からぶち噛まそうという形だ。

絢夏 そうです。まずは東京を中心に関東地区でしっかり土壌を作りあげ、それを仙台に持って帰りたいんです。さらに理想を言うなら、私の生まれ故郷である福島県新地町でイベントを開催したい夢も持っています。

 福島県新地町は、原発の近い相馬市のすぐ側の町。あの事故以来、人が思いきり減り、お店も次々とつぶれてゆく風景を私は観てきました。だからこそ、いつかは故郷へ凱旋し、地元を盛り上げたいんです。そのためにも、まずは東京でしっかりと結果を残し、そのうえで仙台や福島、もっと言うなら東北のガールズシーンを活性化していけたらなと思っています。

「夢を追いかけていた頃の気持ちを忘れたくない」から作ったのが、表題曲となった『ボクがいない世界』になります。

――主催イベントの日と同じ8月31日には、3rdシングル『ボクがいない世界』の発売も決定しています。

絢夏 今回は2曲入りになります。私、大好きな音楽の道を進みながらも、たまに「音楽活動をやっててつらいなぁ」と思う瞬間も出てきます。そういう気持ちって、自分の心に負けてしまうから出てしまうもの。私自身の「音楽を好きな気持ち」を見失わないためにも。「夢を追いかけていた頃の気持ちを忘れたくない」からと作ったのが、表題曲となった『僕らにない世界』になります。

 もう1曲が『モノクローム』という、こちらは私が得意!?としている自分で腹が立つなぁと思ったことをぶちまけた歌。よく、人の陰口を叩いてる人達がいるじゃないですか。そういうのって「くだらないなぁ」と私は思ってる。「あんたは、それをやるために生きてんの!?」という疑問など、いろんなくだらないことに対して感じた想いを『モノクローム』にはぶつけました。私と同じ気持ちを抱いてる人は、ぜひ気持ちをリンクさせてもらえたら嬉しいですね。

――感情をぶちまけるスタイルは、絢夏さん自身表現しやすいこと!?

絢夏 歌詞に感情をぶつけやすいのは確かです。もしかしたら、それが私自身強く伝えたいと思ってることなのかなぁ(笑)。2ndシングルの『LOST AND FOUND』に収録した『Be crazy』も割とディスり系ナンバーだったんですけど、『モノクローム』はそれ以上強烈になっていますからね。むしろ、言いたいことを音楽を通して言っちゃえるのがアーティストである私の特権かなとも思っています。

――作品を重ねるごと、自分の表現にもいろんな変化は生まれてきています?

絢夏 以前は抽象的な表現も多かったんですが、今は自分の感じている気持ちをダイレクトに投影していくようになりました。そのほうが、歌ってても気持ちが歌声にノリやすいし、真っ直ぐに想いを届けられるんですよね。

――もしや、今の愛沢絢夏らしさというのも…。

絢夏 今は、そこだと思います。何がみずからの意志なのかが自分でもわかってきたし、それを表現出来るようになってきたからこそ、これからはそこに磨きをかけたいなと思っています。

今回のワンマンライブは、スタートから1年半の活動の集大成をどれだけ説得力を持って伝えていけるかが勝負になると思っています。

――10月25日の誕生日当日には、東京は渋谷VUENOSで初のワンマンライブを行うことも決定しました。

絢夏 ワンマンライブは本当に人生初になります。正直、自分でもどうなるのか未知数です。

――それでも、ワンマンライブをやろうと決めた理由は?

絢夏 次第に関東地区でもファンの方が増えてきたことや、何時も応援してくれる人たちや最近になって愛沢絢夏に興味関心を示してくれた人たちのためにも、たっぷり愛沢絢夏の音楽世界を楽しんで欲しい気持ちからワンマンライブをやることを決めました。しかも開催日は、私の誕生日当日。みなさんに足を運んでもらいやすいように、チケット代も1,000円で行います。

 正直、今回のワンマンライブは、スタートから1年半の活動の集大成としての姿をどれだけ説得力を持って伝えていけるかが勝負になると思っています。もちろん、これからの愛沢絢夏も見せたい気持ちもあるように、このワンマンライブをしっかり乗り越えられたら、今年終盤から来年へ向かっていくうえでの大きな飛躍のきっかけにしていけそうな気もしています。

――初ワンマンは、あえて仙台ではなく東京だったんですね。

絢夏 まずは東京でしっかり基盤とステップを作りあげ。そこを磐石なものにしたうえで、東京での勢いを仙台まで持ち帰った形でワンマンが出来たらと理想を掲げています。

今の愛沢絢夏を知ってもらうためにも、まずはこのシングルを聞いて欲しいなと思っています。

――改めて、今伝えたい想いを語っていただいても良いですか?

絢夏 今、一番伝えたい想いを形にしたのが、3rdシングルの『ボクがいない世界』です。収録した2曲ともに、今の愛沢絢夏が伝えたい想いを詰め込みました。歌詞も、よりストレートに届けば、自分らしさもしっかり出せたように、今の愛沢絢夏を知ってもらうためにも、まずはこのシングルを聞いて欲しいなと思います。

 8月31日に行う主催イベントは、先輩方との闘いの場になります。そこで私自身が全力でぶつかりながら、どれだけ大きく成長し、それを先に控えたワンマンへ繋げていけるか。私自身を成長させてゆくうえでも、大切な闘いの場になると思っています。

 そして、10月25日の誕生日に東京の渋谷VUENOSで行う初のワンマンライブ。3rdシングルの発売や主催イベントを通して得た成果を、さらに進化させたうえでみなさんに見せたいなと思っています。この日は、私の1年間の活動の集大成であり、ステップアップした次のステージも予感させるライブにするので、ぜひ楽しみにしていてください。私自身も人生初であり、愛沢絢夏としての1stワンマンライブになるからこそ、その記念日を大切にしながら、大胆に攻めますから。(長澤智典)

愛沢絢夏 Web http://a-ayaka.com/








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