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(133)三井寺からの軍勢の出発

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 源頼政が、搦め手へ向かう老兵たちの大将軍になりました。乗円坊の阿闍梨・慶秀、律成坊の阿闍梨・日胤、太宰権帥藤原俊忠の子で俊成の弟の法印禅智、禅智の弟子の義宝と禅永を先方として、都合1000人が、手に手に松明を持ち、如意が峯へ向かいました。

 大手の大将軍には、頼政の嫡子で伊豆の守・源仲綱が就きました。従う者は、次男の源兼綱、六条蔵人の仲家、その子、蔵人太郎・仲光、大衆からは円満院の大輔・源覚、律成坊の伊賀公、法輪院の鬼佐渡、常喜院の荒土佐など。これらは皆、力が強く、弓を取っては鬼にも神にも立ち向かうという、一人当千のつわものでした。

 平等院では、因幡の堅義をとげた次第者・荒大夫、角六郎房、島阿闍梨、筒井法師、郷阿闍梨、悪少納言。

 三井寺山内を中院、北院、南院と三分したうちの北嶽にある北院では、金光院の六天狗、式部大輔、能登、加賀、佐渡、備後ら。

 その他、松井肥後、証南院の筑後、加賀筑前、大矢の俊長、五智院の但馬、慶秀の配下の60人の中では、加賀光乗、刑部俊秀、法師では、一来法師が剛の者。

 三井寺の大衆では、筒井の浄妙明秀、小蔵の尊月、尊永、滋慶、楽住、鉄拳の玄永、武士では、渡辺省(はぶく)、播磨次郎、授(さずく)、播磨兵衛、長七唱(ちょうじつ・となう)、滝口の競(きおう)、右馬允の与(あたう)、源太の続(つづく)、清(きよし)、勧(すすむ)を先方としました。

 都合、その勢1500人あまり、三井寺を出発しました。

(2011年11月22日)


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