皆さんは、NGT48についてどれくらい知っていますか? メンバーの名前を3人以上言える? 推しがいる? もしかしてライブに何度も足を運んでいたり?
アイドルが広く浅ーく好きで、普通のOLさんの中ではアイドル知ってる方かな…?という私。大変お恥ずかしながら、NGTの存在は知っていてもまったく詳細を知りませんでした。
というわけで、今回はあえて予備知識も先入観もなくNGTのステージを見て受けた衝撃を綴りたいと思います!
今回観に行ったイベントは、「東京アイドルフェスティバル」という多数のアイドルが入れ替わり立ち替わり出演する夢のようなイベント。NGTは、最終日の2016年8月7日に登場しました。少ない持ち時間で凝縮されたステージは、初見の人に向けてのPR的な面もあるので初参戦にぴったり!
さて、どんな子達なのでしょう。
NGTが新潟の略なのは知っていました。新潟のイメージ…。なんとなく、色白でおっとりした美人を想像する…。
そんなことを考えながら待ってると、登場しました!
第一印象は、予想通りの色白で大人しそうな美少女たち。あの北原里英ちゃんがキャプテンなんですね! 知らなかった。ダンスはやや小振りの振り付けが多く美しく揃ったラインダンスが基調で、ちょっと奥ゆかしい感じです。
スタートから「言い訳Maybe」などの名曲を惜しげもなく披露してくれるのはとても嬉しい! 程なくして最初に控えめな印象を感じたのは、パフォーマンスに安定感があるからだと気づきました。
MCではユル〜い特技披露のコーナーが。小熊倫実ちゃんのゆっくり早口言葉を始め、マイペースなメンバーに癒されます。しかし、なんと先日のAKBグループの運動会でNGTが優勝したとのこと。メンバー達はどうみても体育会系とはかけ離れた雰囲気。
しかしMC明けの「ヘビーローテション」中にそれは起こったのです。
直前で、「ノッたら特技の体操を披露します♪」と宣言していた加藤美南ちゃん。曲間にいきなり、それは見事な前宙をキメました! 前振りもなく、本当に突然だったのでびっくり! 後から調べたら彼女、その身体能力の高さで有名なようです。
ライブを堪能していたらあっという間にラストソング「Maxとき315号」に。ちょっと切ない歌詞の素敵な曲を、メンバーの高い表現力で歌い上げます。
強く印象に残っていたのは、優しくメンバーをフォローする北原里英ちゃん。客席に向かって何度も丁寧にお辞儀する姿を見て、「こんなにしっかりした子だったっけ」と驚きました。グループの雰囲気が里英ちゃんのイメージと重なります。決して誰か1人だけ前に出ようとせず、調和しながらしっかりと「いい仕事」してくれる感じ。エネルギッシュなSKEやハツラツとしたNMBとはまた違う魅力です。
予備知識なしで臨んだライブでしたが、何も知らなくても十分、彼女達のパフォーマンスは心を動かしました。途中の「NGT48」という曲でご当地紹介をしていたから、次はその歌詞を調べてから来ようかな! 「私たちに会いにきて 誰よりも好きになってお願い ねえ」という歌詞のとおりになってしまう予感を胸に、会場を後にしました。(だんご虫子)
女子コラム