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AAAを初体験した女子がメンバーに感じた魅力とは?

2016年3月20日 23時10分 参照回数:


AAA

AAA (撮影:竹内みちまろ、2016年3月19、国立代々木競技場第一体育館にて)


【女子コラム】今年に入り、いきなり私の心をわしづかみにするグループが現れた。AAAだ! 何をいまさら?といわれても仕方がない。

 きっかけは月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」だ。AAAのメインボーカルである西島隆弘(ニッシー)が出演していたのである。彼の出演作は、「愛のむきだし」など他にも見ていたが、今回ほど夢中にはならなかった。

 なのに……。月9の彼の役柄はやけに色っぽく、心の奥に抱えている葛藤がいい感じに切なく、うっかりキュンキュンしてしまったのである。

 AAAは昨年、結成10周年を迎えた。そういえば、AAAの曲をきちんと聞いたことがなかったと、改めて聞き直したところ、私のミーハー心に火が付いた。

 早速ベスト盤をダウンロードしてヘビロテ。いつか生のライブを見てみたいと思っていた矢先、2016年3月20日に東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催のTGC(東京ガールズコレクション2016 SPRING/SUMMER)で見る機会に恵まれた。

 それは突然始まった! 「好きだよと〜♪」と、ニッシーの澄んだ声が会場に響く。

 おおこれは! すっかり私の中でお気に入りの曲となっている『恋音と雨空』ではないか!

 切ないラブソングでPVもファンタジックにできていて、かなりいい。AAAは若くて元気で、ダンサブルな曲を歌っているという、勝手な固定観念をかなり裏切ってくれる。AAAの曲は聴かせる曲が多い。

 メンバーが画面に映る。観客の大歓声! 記者席にいた私は、さすがにほほ笑む程度にしておいたが、しっとりとした曲でもカッコイイダンスで魅せてくるのがたまらない。さらにピンクと黒を基調にした遊び心満載な衣装がそれぞれの個性を引き立てる。

 AAAの衣装はいつもかわいいなと思う。一見ガチャガチャしてしまいそうな柄モノをうまくメンバーの個性に合わせて組み合わせてくるのが好きなところだ。

 AAAのメンバーは(いまさらだけど)7人である。

 ニッシーの後に続く、リーダー浦田直也の高音ボイスに魅了され、SKY-HIとしても活躍している日高光啓の生ラップにうなり、一番オシャレさんなのではなかろうかと思わせる末吉秀太と、もはやインスタグラムから目が離せない(このままじゃ勢いで写真集や香水を買ってしまうであろう)與(あたえ)真司郎のハスキーボイスと笑顔に完全にノックアウトである。

 そして女子メンバー、通称みさちあ(宇野実彩子・伊藤千晃)は本当に理想の女の子だ。オシャレでかわいいし、歌もうまいし。嫌味がなく、女子から見ても好感が持てる。こんな風になりたいな、と思わせてくれるのだ。

 2曲目は今回のTGCのテーマである「Party」に合わせて『PARTY IT UP』。ノリのいいパーティチューン。ランウェイをメンバーたちが歩いてくる。観客の興奮は最高潮。私も最高潮! 会場は一体感を増した。

 AAAのメンバーはかなり個性が確立されている。でもそれが変に邪魔にならず、うまく溶け合ってグループに厚みを増している。それは10年という活動を経ての結果なのかもしれない。

 10年は長い。活動がマンネリ化してもおかしくない。でも、AAAは違うらしい。個人がさまざまな活動をすることでファンが増えていく。それはある意味、グループとして理想的な形だと思う。こうして私も興味を持ったのだから。

 誰かを好きになるにはタイミングがある。ある条件が重なった瞬間、急にその相手がきらめいて見える。とても不思議。それはいくつになっても衰えないものだろう。

 AAAは若くはない世代にも十分に魅力を届けるグループと進化している。ぜひ今後もいろんな方面から、キュンキュンさせてほしい。今回はたった2曲だったけど、好きな曲が聞けて大満足だった。次回はもっと気兼ねせず大きな声で声援を送ってみたいと思う。(スギ タクミ


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