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長野で活躍する「Mibuki with tutu&Beat’s」のアットホームで愛らしい、東京初ワンマンライブを見た!


2014年11月11日 1時37分 著者:スギ タクミ 参照回数:


Mibuki with tutu&Beat’s

Mibuki with tutu&Beat’s (撮影:竹内みちまろ、2014年11月9日、O-nestにて)


【女子コラム】 ご当地アイドルという言葉を耳にするようになって久しい。普段は地元で活動しているが、人気が出てくればメディアで取り上げられることもしばしばある。最近増えているアイドルフェスなどに参加し、東京でライブをしたりするので、全国的に人気が出てくるグループも少なくない。今は簡単に動画をネットにあげることができるし、東京以外で活動していても何かで目立ちさえすれば、あっという間に情報が拡散して人気に火がつくこともよくある。その代表格が「天使すぎるアイドル」で有名になった橋本環奈だろう。

 たしかに、アイドルを目指す子たちは中学生や高校生だったりするわけで、親元を離れず活動できるというのはご当地アイドルにとって最大のメリットだ。そんなご当地アイドルであり、長野県で活動する「Mibuki with tutu&Beat’s」(ミブキ ウィズ チュチュ アンド ビーツ)の初東京ワンマンライブを見に行ってきた。(2014年11月9日(日)会場:TSUTAYA O-nest)

 「Mibuki with tutu&Beat’s」は、2012年に菅平高原奥ダボスノーパークのPRユニットとして結成されたという。写真を見る限りあどけなさが残る可愛らしいメンバー。しかし一旦ステージに上がればダンスもボーカルも迫力があり、かなり完成度の高いステージングだった。激しいダンスなのにほとんどぶれることのないはつらつとした生の歌声はとても好印象。そして明るく、ほんと学校や家で行われていそうなトークには愛嬌がある。しかもメンバーの個性もいい。

「リーダーなのにいじられる」Mibuki(16)

「笑顔がチャームポイントで、男子よりも強い」Nanami(14)

「二次元大好きの不思議ちゃん」Wakana(14)

「クールビューティーに見えて天然」Miyu(14)

 このそれぞれのキャッチを聞いているだけでも楽しくなってしまう。

 ライブのオープニングはおしとやかな雰囲気で始まった。衣裳は上品な白とパープルなワンピースに黒いハット。メンバーに共通するふんわりとした優しい感じがとても癒される。初の東京ワンマンということで緊張しているのか、はじめの挨拶も初々しくていい。

 1曲目を終えて次の曲の説明へ。メンバー紹介の歌らしく、曲の途中でそれぞれの名前を呼んでほしいとひと通り言ったところで、曲順が違っていたということが判明する。でもこの可愛いミスを上手に笑顔で交わしていく。なかなか堂々としたものだ。だいたい中学生であれば、教室で間違ったこと言ってしまっただけでも恥ずかしくてどうしようもないはずなのに、100人以上の大人を目の前にしてさっと軌道修正してライブを進める姿には感心した。

 その後のニューアルバムの告知でも「ひと味じゃなくて、100味違うので楽しんで」なんて言えるのもスゴイ。こういうのってアイドルだったら誰でも言えちゃうの? それとも今どきの子だから? いやいや、どちらでもない気がした。普段感じる楽しいことをそのまま飾ることなく表に出せてしまう彼女たちならではの個性だと思った。

 終始アットホームな雰囲気でライブが進行した。ライブは2部構成になっており、途中でがっつり15分の休憩が入るところもなんか許せてしまう。なんだかすごく手作り感を感じたライブだった。しかも曲はすべてオリジナルで20曲! これもすごいことだが、楽曲がとてもバラエティに富んでいたのにも感心した。ウインターソング、サマーソングなど季節を感じさせるものやダンサブルなもの、バラード、舞曲のようなものなど。ライブには生バンドも入り、ステージ構成もメリハリが効いていた。周りのサポートのよさも感じ、トータルしてプロデュースがとてもうまいと思った。

 このグループの最大の魅力は完璧にあか抜けていないところだと思う。東京のアイドルはライバルとの競い合いもあり個人は洗練されているが、どこか作り込まれ過ぎの部分も感じるからだ。逆にすくすくと親たちの目が届くところでアイドルとして育て、基盤ができたところで、全国区で勝負させるというのも一つの手だろう。ファンもきっと出来過ぎたアイドルよりも成長する過程を楽しみたいはずだ。

 誰しも一度は「憧れのアイドル」という存在を持ったことがあるだろう。いつしかそれは自分よりもずっと年下になり、気が付けば自分の子供のような世代になった。親であれば夢を追いかける子供たちに期待をかけるだろう。もしかしたら自分が叶えられなかった夢をそこに見るのかもしれない。アイドルとは、どの世代においても心の支えになる存在なのだ。特に「Mibuki with tutu&Beat’s」は親と子の夢がたくさんつまったアイドルグループのように思えた。ぜひ長野から、大きな「夢」を誰もが認める「現実」へと変えていってほしい。今後の活動に期待したい!(文=スギ タクミ



→ Mibuki with tutu&Beat'sの東京初ワンマンライブが大成功!


Mibuki with tutu&Beat’s

Mibuki with tutu&Beat’s (撮影:竹内みちまろ、2014年11月9日、O-nestにて)

Mibuki with tutu&Beat’s

Mibuki with tutu&Beat’s (撮影:竹内みちまろ、2014年11月9日、O-nestにて)

Mibuki with tutu&Beat’s

Mibuki with tutu&Beat’s (撮影:竹内みちまろ、2014年11月9日、O-nestにて)

Mibuki with tutu&Beat’s

Mibuki with tutu&Beat’s (撮影:竹内みちまろ、2014年11月9日、O-nestにて)

Mibuki with tutu&Beat’s

Mibuki with tutu&Beat’s (撮影:竹内みちまろ、2014年11月9日、O-nestにて)

Mibuki with tutu&Beat’s

Mibuki with tutu&Beat’s (撮影:竹内みちまろ、2014年11月9日、O-nestにて)


→ Mibuki with tutu&Beat'sの東京初ワンマンライブが大成功!


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