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現役アイドル・田中由姫の「ミスiD2015」レポート、アイドルグループプロデュース計画も


2014年10月2日 21時16分 著者:田中由姫 参照回数:


【コラム】現役アイドル・田中由姫の「ミスiD2015」レポート、アイドルグループプロデュース計画も

ミスiD2015グランプリの金子理江(左)と水野しず(右) (撮影:竹内みちまろ 2014年9月27日 東京ジョイポリスにて)


 2012年から始まった講談社のアイドルオーディション「ミスiD(アイドル)」。グランプリの玉城ティナや青波純をはじめとする歴代の受賞者たちの活躍で、脚光を浴びている。新しいタイプの女の子を発掘するというコンセプトのもと、ちょっと変わった女の子たちがオーディションを勝ち進んでいく傾向が見られることも特徴だ。その「ミスiD2015」受賞者お披露目イベントが2014年9月27日、東京ジョイポリスで開催された。ミスiD2015では、どんな女の子たちが勝ち残ったのか。イベントの様子を、現役アイドルでライターとしても活躍中の田中由姫にレポートしてもらった。(編集部)



 今回、私が行ったのは普通じゃないオーディション「ミスiD2015」の受賞者お披露目イベント。今年が3回目の開催で、応募総数4000人の中から選ばれた女の子達がお披露目されるという注目すべきイベントなのだ。関係者によると「女の子のクオリティも過去最高」とのこと。グランプリを選ぶ作業もそう簡単ではなかったという。みんな馴れ合わずに戦ったみたいだが・・・

 そんな戦闘モードの中でグランプリを勝ち取ったのは「金子理江」「水野しず」の2人。金子は16歳という若さでグランプリを取り、水野は25歳というアイドルとしてデビューするには少し遅い年齢でのグランプリ受賞となった。

 グランプリ以外に「ミスiD2015」を受賞した7人も、グランプリの2人に劣らないハイレベルな子が選ばれた。非常にオーラのあった都丸紗也華(18)、5秒間だけ撮影をokにした篠崎こころ(21)、ロボット好きで天真爛漫な近藤那央(18)、スターダストに11年間も所属してるという、アニメ好きヲタクの来夢(17)、どんな色にも染まりそうな不思議美少女山田愛奈(16)、ロックな雰囲気とちょっと生意気なぶっ飛び少女黒宮れい(13)、オーディション動画が少し話題になった緑川百々子(20)。私も緑川の動画を見たのだが、急に泣き出し、恐怖さえも感じるぐらいにインパクトがあった。他にも、キャッチコピーである「すべての女の子はアイドルである賞」や個人賞を受賞したネクストアイドル達が発表された。


【ミスiD2015受賞者一覧】

ミスiD201グランプリ
金子理江(カネコ リエ)/16歳
水野しず(ミズノ シズ)/25歳

ミスiD2015
黒宮れい(クロミヤ レイ)/13歳
近藤那央(コンドウ ナオ)/18歳
篠崎こころ(シノザキ ココロ)/21歳 *選考委員個人賞のうしじまいい肉賞とW受賞
都丸紗也華(トマル サヤカ)/18歳
緑川百々子(ミドリカワ モモコ)/20歳
山田愛奈(ヤマダ アイナ)/16歳
来夢(ライム)/17歳

すべての女の子はアイドルである賞(特別賞)
ファンタジスタさくらだ(ファンタジスタ サクラダ)/29歳
深海誉(フカミ ホマレ)/―/―

選考委員個人賞
中嶋春陽(ナカジマ ハルヒ)/15歳
マーシュ彩(マーシュ アヤ)/15歳
新井希美(アライ ノゾミ)/17歳
甘夏ゆず(アマナツ ユズ)/21歳
鈴木マリ(スズキ マリ)/18歳
桃香(モモカ)/13歳
井上苑子(イノウエ ソノコ)/16歳
天川宇宙(アマガワ ウチュウ)/17歳
祝茉莉(シュクマリ)/19歳
筒井のどか(ツツイ ノドカ)/17歳
伊藤麻希(イトウ マキ)/18歳
桝渕祥与(マスブチ サチヨ)/22歳
山本正華(ヤマモト セイカ)/18歳
堀越千史(ホリコシ チフミ)/17歳
楠みゆう(クスノキ ミユウ)/15歳

(後列左から)近藤那央、篠崎こころ、都丸紗也華、山田愛奈、来夢、深海誉、ファンタジスタさくらだ(前列左から)緑川百々子、金子理江、水野しず、黒宮れい (撮影:竹内みちまろ 2014年9月27日 東京ジョイポリスにて)


 個人賞には16人が選ばれたのだが、その中でも大食い番組で活躍している枡渕祥与(22)は私が個人的に大好きで普段から応援しているのだが、元ミス鎌倉ということもあり、美人なのはもちろん、可愛くて、とにかく良く食べる。しかも食べ方が綺麗。ぜひ、これからも大食い界のアイドルとして活躍して欲しい。

桝渕祥与 (撮影:竹内みちまろ 2014年9月27日 東京ジョイポリスにて)


 さて、全ての賞を含めると計26人の次世代アイドルが選ばれたわけだが、一つ気になることがあった。スタイルや顔は誰もが認めるくらいのレベル。しかし、喋り方や態度など、本当にこの業界で仕事をしていたのかと思うぐらいにおぼつかない。緊張しているのかと思ったのだが、そんな感じにも見えない。受賞者の中にはオーディションが初めての子もいたが、逆にその子達の方がしっかりしていたようにも思える。

 選ばれたアイドル達があまりにも個性的過ぎて、面白いというより、若干引いてしまう部分もあった。

 私も現役アイドルとして活動しているが、受賞した女の子達を見ていると、最早アイドルとは何なのかわからなくなってくる。今回グランプリを取った金子理江も最終面接に大遅刻をしてきたらしいのだが・・・通常、私達がいるこの業界では、遅刻は許されるものではないが、彼女はそれを覆す何かを持っており、今回の逆転劇を生んだのだろう。

 そういった普通じゃない子が求められているのかと思いきや、AKB48みたいな正統派アイドルも求められているのも事実で・・・私自身、地下アイドルをやりながら、売れるために何が必要か悩んでいるのだが、私よりも注目されてる人達が、これほどまでに個性的だと、正直、どこを目指せば良いのか迷いも生じてしまう。水野しずも奇抜な衣装で登場し、不可解なショートコントを披露していたが、それが「カリスマ性」として捉えられ、注目されるのである。”普通の人”からは一線を置いたような存在の子が売れていくのだと思った。

 最近は婚活アイドルグループや借金まみれアイドル、そしてヤりに行けるアイドルまでもがいる(何をヤれるかは知らないが)。少し前までは地上波に出られなかった子たちが、アイドルとして、モデルとして活躍の場を広げている。何かを隠す時代は終わっていて、事務所の方針や人の目を気にしていては売れず、何か一つでもいいから人と違った個性を生かすこと、それがこれからのアイドル界を引っ張っていけるかどうかなのではないかと、今回のイベントに参加して思った。

 余談だが、実は今、アイドルグループをプロデュースしようと考えており・・・普通のアイドルでは面白くないと思い、”ワケありな女の子”を集めてグループを作っていこうと考えている。この記事を読んだ方の中で「自分は普通じゃない」と思っている方、例えば「体は男でも心は女」と言う方、何かしらの武勇伝がある方、ぜひ応募してきてほしい。(文=田中由姫


→ 田中由姫のブログ 「あまずっぱい女の子始めました。」


【著者紹介:田中由姫】

田中由姫:1991年9月1日生、神奈川県出身、身長156cm。横浜・関内の一緒に飲めるご当地アイドル「かんない少女隊」に絵里澤えゆとして参加。さらに「パチンコ攻略マガジン」にてライターとしての一面も見せるマルチタレント。今までのアイドル像を覆す新世代アイドルとして注目を集めている。


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