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女子も憧れちゃう東京パフォーマンスドールのスタイルの良さ! 圧巻の渋谷O-Eastワンマンライブをみた!!


2014年8月22日 16時12分 著者:スギ タクミ 参照回数:


東京パフォーマンスドール

東京パフォーマンスドール (撮影:竹内みちまろ 2014年8月14日 渋谷O-Eastにて)


【女子コラム】東京パフォーマンスドール(以下、TPD)。とても懐かしい響きだ。1990年から1996年にかけて活動していたアイドルグループである。今や女優として、歳を重ねるごとに輝きを増す篠原涼子、EAST END×YURIで活躍した市井由理、明るいキャラでバラエティ番組に数多く出演していた穴井夕子などが在籍していた。その時のことは今でもよく覚えている。

 今は集団アイドルが、これでもか、と乱立しているが、当時はさほどでもなく、本格的に歌って踊れてかっこいい、というアイドルグループは他にはなかったように思う。

 あるテレビで、「毎日腹筋を欠かさない」と答えていた彼女たちが印象的だった。息切れせず、最高のステージを見せるために、普段から体力づくりを欠かさないとのことだった。「ライブのために腹筋するなんて、アイドルも大変だなあ」と思ったものだ。今にして思えば、もはやアイドルを超えたアイドルだったのだろう。

 そのTPDが、新メンバーで再始動をしたと、ニュースで聞いた。13年6月に8,800人の中から選ばれた精鋭たち。再結成当時の平均年齢は、なんと16歳! 活動を休止してからすでに17年の月日が経っているから、あのときは、生まれてすらいないメンバーたちばかりだ!(ああ、歳をとるって恐ろしい!)

 そんな彼女たちの、初めてのワンマンライブに行ってきた。会場は渋谷O-EAST。客席は満杯。9割方、男性ファンで埋め尽くされていた。世代はさまざまだが、むしろ30代〜40代のファンが多いように感じた。17年前を知っている世代。きっと中には、当時もファンだったひともいるはずだろう。そう思うと、他のアイドルグループとは一味違った存在だなと思った。

 再結成後、初めてのワンマンライブということで、異様な熱気にあふれていた。開演時間がせまると、もう、抑えきれない! といわんばかりに男たちの雄叫びがあちこちから上がる。

 オープニングが始まる。激しいイントロ曲に合わせ、レーザー光線のような照明が、ぐるぐると回り、観客たちをあおる。興奮が増す。ステージ奥に置かれた9つの箱の中で、それぞれポーズをとったメンバーたちが浮かび上がる。さながら、マネキンの並ぶショーウインドウのようだ。

 すらりと伸びた手足に小さい顔。間違いなく、8頭身はあろうかというスタイルの良さ! 思わずため息がでる。「なによ、何を食べたら、こうなるの?」と言ってしまうのは、もはや、おばさんである!!

 一曲目からダイナミックなダンスで観客を魅了する。歌もしっかり聞こえてくる。曲の雰囲気で大人っぽくも子供っぽくも見えるのがとても魅力的だ。それにしても、まあよく、足があがること! アクロバティックな振付も多く、思わずその動きに見入ってしまう。

 あまり前知識なくライブに行ってみたのだが、すぐにメンバーそれぞれの個性が見えてきた。

 一番綺麗な顔立ちで目立っていたのが、ちょうどこの日、18歳のバースデーを迎えた上西星来(じょうにしせいら)ちゃん。文句なしにかわいい。女優になってもいいんじゃないかと思うほどの美しさだ。

 浜崎香帆(はまさきかほ)ちゃんはダンスが上手い。くるくると側転したりして、とにかく動きがキレっキレ! はつらつと歌う姿も好印象だ。

 そして、「みんなの太陽、ななちゃん!」と掛け声がかかる、リーダーの高嶋菜七(たかしまなな)ちゃんは、兵庫県出身。MCで、関西なまりで話すのが、またかわいい。女子が見ていてもキュンとする(笑)。どうでもいいけど、一度は言われてみたいなあと思った。「みんなの太陽」とかって!

 ノンストップで歌い踊り続けるメンバーたち。そのステージングは圧巻だった。演劇と映像、歌とダンスを融合させた「PLAY×LIVE『1×0』」(プレイライブ『ワンバイゼロ』)を約1年にわたり続けているということもあって、見ごたえあるステージだった。とにかく装置と照明、映像の一体感、そして小物(小道具)使いがうまかった。音楽ライブのはずなのに、ほんと、いろんなモノが登場する。思わず、演劇で言う、場当たり(段取り、きっかけ稽古)が大変そうだな、と思ってしまったもの!

 さりげなくそれらが登場し、歌が終わればさっと消える。その一連はまったく不自然ではなく、むしろステージ上のアクセント(楽しめるもの)として、とてもよく機能していた。ステージ演出が、劇団「世界一団」のウォーリー木下さんと知って納得だった。

 平成アイドル戦国時代。しのぎを削るアイドルたち。今や、歌って踊れるのは当たり前だ。みなそれなりにかわいいし、スタイルもいい。なにかしら強い個性やコンセプトを持って活動しないと、どうしても埋もれていってしまうだろう。そういった意味でTPDは、コンセプトがはっきりし、洗練されていると思った。女子も憧れる、統一感がある見た目の良さに加え、よく訓練されたダンスに歌。初めてTPDを見る人であっても、その世界観をきちんと楽しむことができるステージを作れるというのは、武器だと思った。

 当時もそうであったように、平成のTPDも新しくて、どこかほかのアイドルとは違うよね、という存在であってほしいと思った。これからの彼女たちの活躍を、ぜひ期待したい。(文=スギ タクミ

「東京パフォーマンスドール LIVE TOUR 2014夏〜DANCE SUMMIT"1×0"ver1.0〜」
・8/12(火) 名古屋ダイアモンドホール(愛知)
・8/14(木) TSUTAYA O-EAST(東京)
・8/22(金) 梅田クラブクアトロ(大阪)
・8/29(金) TSUTAYA O-EAST(東京)




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