V系バンドの野外フェスに出演するアイドルの本音「たぶん完全アウェイだと思います」


2014年6月14日 21時34分 参照回数:


仮面女子
左から、渡辺まあり、桜のどか、立花あんな、川村虹花 (撮影:竹内みちまろ 2014年6月13日 P.A.R.M.S.にて)


 近頃、テレビや雑誌で目にする機会の多いアイドルグループ「仮面女子」。ジェイソンマスクをかぶった激しいパフォーマンスが特徴で、JR秋葉原駅前に「ワタシタチ 国民的アイドル ニ ナレマスカ?」というメッセージが入った巨大看板を設置したことでも話題となっている。

 その仮面女子が、女性アイドルグループでありながら、ヴィジュアル系バンドの野外フェス『BAND SHOCK Revolution びじゅある祭2014』(大阪府豊中市の服部緑地野外音楽堂・10月11日-12日開催)に出演する。「びじゅある祭2014」は人気V系バンドが多数出演する関西最大ともいわれるV系祭りで、会場は、バンギャルで埋め尽くされることが予想される。

 そんなフェスに、仮面女子は、どんな決意で臨むのか。

 2014年6月13日、東京・秋葉原にある仮面女子の常設劇場「P.A.R.M.S.」で、人気メンバーの桜のどか、立花あんな、渡辺まあり、川村虹花(ななか)の4人に「びじゅある祭」への意気込みを聞いた。

 仮面女子は、V系の大規模イベントに出演するのは初めてではない。2013年12月27日、日本武道館で開催された人気ビジュアル系バンド「シド」の結成10周年記念ライブ「Visual BANG!〜SID 10th Anniversary FINAL PARTY〜」に出演している。シドを含めた11組の出演の中で唯一の女性ボーカルとなった仮面女子は日本武道館のステージで4曲を披露した。2曲目が終わった辺りからアウェイの雰囲気が消え、女性ファンからの歓声も得て、ステージが終わるころには会場中から大きな拍手を送られた。

 日本武道館でライブを行った際の様子を、リーダーの桜は、「最初は完全アウェイでした」と振り返った。センターの立花も、「私たちの常設劇場は男性ファンの方が多いため、黄色い歓声というものを浴びたことがなかったのですが、日本武道館では、ライブ前に会場を見させて頂きました。日本武道館には、まさに黄色い歓声の方々がいました。私たちは、こんな場所でライブをするのかと考えると不安になりました」と明かした。しかし、気持ちを持ち直し、「勢いで絶対成功させてやるぞと思って、出番前にずっと、廊下や通路で練習していました。日本武道館でステージを成功させることができたのは、いつも応援してくれているファンの方はもちろん、V系の女性ファンの方の力もあったので、『びじゅある祭2014』でもいっしょに盛り上がってくれたらと思います」という。

 桜は、日本武道館のステージが忘れられないという。「最初は完全アウェイだったのが、だんだんとお客さんがのってきて下さって…という感動が忘れられません。なので、どこの対バンに行っても、私たちはあの時の勢いで、絶対にこの会場にいるみんなを全員、私たちのファンにしてみせるのだという気持ちで臨むことができるようになりました」と笑顔を見せた。また、5月3日に都内最大級のライブハウス「ゼップ東京」で単独ライブを行った際も、ステージの使い方などに日本武道館での経験を役立てたとのこと。

 しかし、一方で、京都出身で大阪にも馴染みの深い桜は、「びじゅある祭」への不安を語った。「関西の方って、ひとつのことにずごく熱中するタイプが多いんです。さらに、よそ者を嫌う傾向があるんですよ。V系以外は絶対受け付けないと思っている方が多いのではないかと思います。10月の『びじゅある祭』も、たぶん、前回(=日本武道館)以上に私たちのことをよく思っていない方とかもいらっしゃって、たぶん完全アウェイだと思います。そんなみなさまにも認めてもらえるように、気持ちを込めて、一生懸命、純粋にがんばりたいと思います」

 ただ、リーダーの桜は不安を口するも、メンバーの川村は、「私たちは、アイドルアイドルらしくしていないんです。ほんとうにアイドルらしくないアイドルなんです。ヘッドバンキングとか、ダイブとかしちゃったりとか、他のアイドルとは違う魅力があくさんあると思います。なので、そういうところをみなさんに知っていただいて、いっしょに盛り上がっていただきたいなと思います」とやる気満々のコメント。

 エネルギッシュな仮面女子だが、渡辺は、「私たちは、365日毎日P.A.R.M.S.でライブをしているにもかかわらず、毎日のように応援に来て下さるファンのみなさんからパワーをもらっています。そして、私たちも、パワーを発進しています。毎日、その相乗効果が起きています」とホームである常設劇場がエネルギーの源であることを紹介した。

 ホームがあるためにアウェイでの戦いに挑むことができているという仮面女子。東の日本武道館でのステージは成功させたが、はたして、西の「びじゅある祭」のステージではどんなことが起こるのか。

 仮面女子から、目が離せない! (竹内みちまろ)




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