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大阪府立久米田高校「マドンナ」を表現し準優勝【第11回日本高校ダンス部選手権・ビッグクラス】

2018年8月18 2時50分 参照回数:

久米田高等学校

久米田高等学校 (写真:竹内みちまろ、2018年8月17日、パシフィコ横浜)


 高校ダンス部日本一を決定する第11回 日本高校ダンス部選手権「スーパーカップ DANCE STADIUM」全国大会が2018年8月16日(スモールクラス/2〜12名)と17日(ビッグクラス/13〜40名)にパシフィコ横浜で開催。ビッグクラスで大阪府立久米田高等学校が準優勝を飾った。優勝は同志社香里高等学校(大阪)。



久米田高等学校

 久米田高校ダンス部は、演技開始前には、ビデオメッセージで、メンバーたちが「マドンナさんのように強く生きる女性を踊りきります!」と意気込み。顧問の先生からは、自分を探すストーリーが表現されている作品で「マドンナさんのように戦い、かけがえのない自分を見つけてください」とエールが送られた。

 囲み取材では、キャプテンを務めるメンバーは、優勝まであと一歩ということで当初は「悔しくて声が出なかったのですが」というも、これまでで一番よいダンスができたといい、「悔いはないです」と笑顔。「パシフィコ横浜が広く大きな舞台だったので、全面を使おうと思いました。広さ、ダイナミックさに注目して踊っていました」と声を弾ませた。

 作品については、「マドンナさんをそのまま表現しようと思いました。マドンナさんはこれまでに苦労や嬉しいことがいっぱいあって自分自身を見つけた方だと思いますので、それを全部、表現しようと思いました」と振り返った。

 作品を作り上げるうえで一番難しかった点を尋ねられると、「高貴な女性の表情を工夫したのですが、高貴な女性の表情を作るのが難しかったです」といい、「マドンナさんのPVを見たりして、ランウェイを歩いている姿を想像し、“『自分には自信がある!』という人”を想像しながら踊っていました」とコメント。

 キャプテンをはじめ3年生は、大会への出場は今回で最後。後輩たちに、「みんなでもっといい作品を作り上げて、コーチの方々にも力を借りながらすばらしい作品に出会って、今年の作品で取れなかった優勝を、来年、取って欲しいです」とエールを送った。(竹内みちまろ)

【第11回 日本高校ダンス部選手権「スーパーカップ DANCE STADIUM」全国大会・ビッグクラス結果】
優勝:同志社香里高等学校(大阪)
準優勝:大阪府立久米田高等学校(大阪)
優秀賞:(出場順)
神奈川県立市ケ尾高等学校(神奈川)
山村国際高等学校(埼玉)
大阪府立堺西高等学校(大阪)
大阪府立箕面高等学校(大阪)
大阪府立登美丘高等学校(大阪)
奈良市立一条高等学校(奈良)
審査員特別賞:東京都立大森高等学校(東京)
エースコックスーパーカップ特別賞:日本体育大学荏原高等学校(東京)
ワン・ダイニング特別賞:京都府立山城高等学校(京都)
産経新聞社賞:横浜創英高等学校(神奈川)
(社)ストリートダンス協会賞:大阪府立渋谷高等学校(大阪)



→ 狛江高校ダンス部コーチに聞く、高校ダンス部が優勝するために必要なことは?


→ 同志社香里高校が日本高校ダンス部選手権・ビッグクラスで連覇、登美丘高校の作品を「見たからこそ自分たちも頑張ろうと思いました」


→ トップとの差に挑む高校ダンス部の戦い、狛江高校&山村国際高校インタビュー



久米田高等学校 (写真:竹内みちまろ、2018年8月17日、パシフィコ横浜)

久米田高等学校 (写真:竹内みちまろ、2018年8月17日、パシフィコ横浜)


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