期間限定復活の「完全メイド宣言」がいよいよフィナーレ、メンバーが想いを語る


2015年8月26日 22時40分 参照回数:



完全メイド宣言

左から:りり、のん、hitomi、さら/完全メイド宣言 (撮影:竹内みちまろ、2015年8月23日、ベルサール秋葉原にて)


 秋葉原でひとつの時代を築き上げたメイドアイドルグループ「完全メイド宣言」。メイドカフェ「@ほぉ〜むカフェ」のメイドさんたちによって結成され、2005年7月にデビューシングル「メイディングストーリー」をリリース。2005年の新語・流行語大賞を「萌え〜」で受賞し、人気絶頂の2007年に解散した。

 その完全メイド宣言が、@ほぉ〜むカフェの10周年を祝って2014年の夏に1年間の期間限定で復活した。ワンマンライブやイベントに出演し、10年前を知るファンから、若い女の子まで、多くの人を魅了している。

 2015年8月23日に開幕した秋葉原の地域振興イベント「アキバ大好き!祭り2015夏」でも、アキバのメイドさんが大集合した「メイドフェス+1」にスペシャルゲストとして出演。2015年元日リリースの新曲「いつもいつもご主人様っ!」、「新人メイドは胸胸きゅんきゅん」、「メイディングストーリー」の3曲を生歌で披露した。完全メイド宣言を初めて見る来場者も多くいたようだが、今も秋葉原で語り継がれている「メイディングストーリー」が始まると、会場に集まったアキバファンたちの雰囲気が一転し、熱狂のパフォーマンスが繰り広げられた。

 完全メイド宣言は、9月6日(日)に秋葉原の「P.A.R.M.S.」で開催されるワンマンライブ『完全ありがとう宣言Vol.16』で、期間限定の活動に終止符を打つ。「メイドフェス+1」の会場で、完全メイド宣言メンバーで現在も@ほぉ〜むカフェで現役のメイドさんを続けており、同カフェの社長でもあるhitomi、さら、のん、りりの4人に、ラストワンマンへの想いを聞いた。

−メイドフェス+1の感想を

hitomi:アキバ大好き!祭りの今回のメイドフェス+1は、アキバのメイドさんが大集合したみたいな感じでしたので、会場には他のお店の常連さんも多かったと思います。期間限定で復活した完全メイド宣言がこの1年間やってきたライブは、自分たちのお客さんに向けてのものでしたので、復活した完全メイド宣言では、メイドフェス+1のようなたくさんの出演者が共演するイベントに出る機会がありませんでした。なので、今日はすごく新鮮でした。

 限定復活しているとなかなかメンバー全員が揃うことができず、今回はこの4人でのステージだったのですが、メンバーがいないことをマイナスと考えるのではなく、このメンバーという特別バージョンで今しかできないライブができたのかなと思っています。お客さんがみなさん、盛り上がってくれたことも嬉しかったですし、この4人でステージに立てたことも新鮮ですごく楽しかったです。

さら:アキバ大好き!祭りに参加するのが初めてなのですが、そのタイミングで私たちが復活しているので運命的だなと思いました。たくさんのご主人様(=男性客)、お嬢様(=女性客)がいて、楽しかったです。

のん:ライブハウスなどで行うワンマンライブとは違って、イベントに出るのは完全メイド宣言では久しぶりでした。ライブとは違うイベントの楽しさがありましたし、何といっても今日は秋葉原という私たちの原点である場所でライブができたことが何よりも嬉しかったです。観客席には、知っている方が、けっこういました。昔、応援してくれていた人や、完全メイド宣言として1回は会ったことがある方なども、たくさんいました。あと、のんはメイド王国のお姫様なので、頭にはティアラがあります。付けているのではなく、生えているんです。体の一部なんです。(*完全メイド宣言は、完全なメイドであるために、アクセサリー類は付けない)

りり:全力でやったのですが、全力でご主人様、お嬢様も返してくださり、私たちを初めて見た方も、後ろの方の人も盛り上がってくれました。改めて、完全メイド宣言は、すばらしい楽曲を持っていて、ほんとうによかったなと思います。今日出会ったご主人様、お嬢様もいらっしゃいますので、そういったご主人様、お嬢様の心の中にも、完全メイド宣言が刻まれていったらいいなと思いました。

−完全メイド宣言とは、自身にとってどんな存在?

hitomi:今年の12月でメイド歴が丸11年を迎えるのですが、私にとっては、メイドである自分の原点です。完全メイド宣言の活動期間はそれほど長くはなかったのですが、完全メイド宣言を通して勉強したことが私を作ってくれたといっても過言ではないくらい、私の中で大きなものです。原点という言葉がすごく合うなと思います。

さら:自分を作ってくれたもののような気がします。完全メイド宣言は人生です、そのくらい大きいです。人生の一部分とかではなくて、人生そのものです。

のん:のんの中で大切なグループです。何よりも、すてきなメンバーに出会えたことが最高の宝物ですし、すてきなご主人様、お嬢様と出会えたのも完全メイド宣言があってのことです。すべての人に支えられ、感謝しています。一生の宝物。

りり:永遠のメイドル(=メイドアイドル)だと思っています。@ほぉ〜むカフェさんはメイド界でも、私の中では1番ですし、完全メイド宣言はメイドの中でも1番だと思っています。終わってしまうのですが、ずっと愛されるグループであってほしいです。

 私は完全メイド宣言に一番最後に入ったのですが、メンバーやご主人様、お嬢様に受け入れてもらえたことが1番嬉しかったです。これからも1番の存在であり続けてほしいですし、“永遠の17歳”は、@ほぉ〜むカフェさんと完全メイド宣言が作り上げたものだと思っています。これからも1番であり続けるのが完全メイド宣言だと思います。

−完全メイド宣言のファンへメッセージを

hitomi:1年間限定で復活することになったとき、楽しいからやるというだけではなくて、活動を通じて、当時のご主人様、お嬢様はもちろん、新たにメイドカフェのファンになってくれた方、@ほぉ〜むカフェに来てくれるようになった方、秋葉原のファンの方に、少しでも、2005年から2007年にかけて、秋葉原という空間で盛り上がっていた楽しさとか、ワクワク感とか、独特の世界観みたいなものを、新たに受け入れてもらえればいいなと思って活動してきました。

 復活を発表したときは、私たち自身もどんなふうに受け入れてもらえるのかなとか不安もありました。実際に活動してみると、みなさんほんとうに優しくて、当時のファンの方が7年ぶりに会いに来てくれたりしました。みなさんに支えられた1年だったなと感謝しています。

 9月6日のライブが復活した完全メイド宣言のフィナーレになります。1年間の期間限定と決まっていましたけど、“もうなの!”という感じです。当時来てくれていた方も、最初は『久しぶり!』という感じだったのですが、活動を通して、やっと以前のような関係に戻れた気がしていますので、これがまた無くなってしまうと寂しいなという感じがします。

 寂しいのですが、最初から決めていたことですので、9月6日のライブがフィナーレになります。ただ、解散するわけではなく、一区切りをつけるために、私たちは“フィナーレ”と呼んでいます。最後のパワーを思う存分発揮して、皆様と忘れられない一日にできたらいいなと思っています。

 フィナーレは、来てくれたご主人様、お嬢様と最高の時間にすることをお約束します。チケットは発売中なので、ぜひ、来てほしいなと思います。もうチケットをゲットしている方は、昔のライブ映像などを見て、当時の感覚に仕上げてきてほしいです。私たちもがんばります!

(インタビュー・文=竹内みちまろ)


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