「地下アイドル」って何? 話題の仮面女子に聞いてみた


2015年1月6日 15時30分 参照回数:


桜のどか、立花あんな
左から、桜のどか、立花あんな (写真:竹内みちまろ、2014年12月31日、P.A.R.M.S.にて)


 アイドル隆盛の今、様々なグループが「メジャーアイドル」、「インディーズアイドル」、「ご当地アイドル」など、「(何々)アイドル」という名を冠して活動している。中でも、ひときわ異彩を放つのが「地下アイドル」だ。

 そもそも、「地下アイドル」とは、どんなアイドルを指すのか。地下にあるライブハウスで活動するアイドルや、メディアに出演してスポットライトを浴びる機会が少ないアイドルなど、色々な考え方があるというが、「これぞ地下アイドル」という定義は存在しないとも。

 そこで、“最強の地下アイドル”としてジェイソンマスクを被ったパフォーマンスで話題の仮面女子に、「地下アイドル」とは何かを聞いてみた。2014年12月31日、東京・秋葉原にある仮面女子の常設劇場「P.A.R.M.S.」にて、リーダーの桜のどかと、センターの立花あんなが答えてくれた。

 仮面女子は、2015年元日発売の新曲『元気種☆』でオリコン週間シングルランキング1位を獲得。年末のNHK紅白歌合戦出場を目標に掲げている。11月には、さいたまスーパーアリーナで単独公演を行うことも決定している。初の地上波冠番組の放送もこの1月から始まるが、現在の人気を得るまでには、常設劇場がない頃のビラ配りなど、苦労を重ねてきたとのこと。

 そんな仮面女子だが、グループを支える桜によると、仮面女子にとっての「地下アイドル」とは、「正式にいうと、メジャーデビューしていない、インディーズのアイドルのことです」。ただ、続けて、「地下アイドルの“ちか(地下)”は、ファンの方との距離が“ちか(近)い”という意味で捉えています」とも。「私たちは、365日毎日行うライブに命を掛けています。ライブで生の顔をみなさんに見て頂いています。ライブのあとも、握手会やチェキ会があったりと、ファンの方と接する機会が多いです。私たちはそういったアンダーグラウンドの世界でずっとやってきました」と仮面女子が歩んできた道のりを振り返った。そして、「地下アイドルならではのファンの方といっしょに作り上げるステージや世界観を大切にしています。これからどんなに上りつめていく機会があったとしても、私たちは地下アイドルであるということを大事にしていきたいです」と「地下アイドル」への思いを語った。

 仮面女子を牽引する立花も、「1月1日発売の新曲『元気種☆』のPV(プロモーションビデオ)が完成し、劇場でファンの方といっしょに見た時に、感動して涙を流しました。メジャーなアイドルさんたちにはない感情では」と、「地下アイドル」ならではの世界観を紹介。活動を始めた頃と比べると、現在のグループを取り巻く環境は「考えられないほど恵まれています」というも、「地下のステージを乗り越えてきたからこそ、毎日ライブができることも夢みたいですし、常設劇場があることも夢みたいです。劇場があるというだけで、誰も見ていない場所でステージをするということがあり得ませんので」とこれまでの苦労を滲ませた。また、「新しく入って来た若い子たちの中には、自分のファンが付かないと悩んでいる子もいるかもしれませんが、見てもらえることだけでもどんなに有難いかを感じて頂けたら」と、後輩たちにアドバイスを送る一幕も。

 仮面女子は仮面をつけてのパフォーマンスがトレードマークだが(常設劇場では仮面を外してファンと素顔で接する)、2人にとってその仮面は、「私たち自身です」(桜)、「お墓にまで連れていきます」(立花)とのこと。

 2015年も様々なアイドルたちが活躍する中で、「地下アイドル」、そして、仮面女子に注目してみては。(インタビュー・文・写真=竹内みちまろ)


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