アキバの老舗メイドカフェ「メイリッシュ」がリニューアルオープン、テーマは「原点回帰」

2019年10月9日

リニューアルしたメイリッシュ（撮影：竹内みちまろ、2019年10月7日）

　2002年7月にオープンした東京・秋葉原の老舗メイドカフェ「メイリッシュ」が2019年10月7日、店内の改装を終えて、リニューアルオープンした。

リニューアルオープン／店内紹介・まほれ店長インタビュー

　「癒しとサプライズ」をコンセプトにする「メイリッシュ」は、通常営業では、ロングドレスのメイドさんが給仕をしてくれる。日本紅茶協会認定のティーインストラクターも在籍する、いわゆる“喫茶店型”のメイドカフェ。同時に、メイドさんがバニーガール姿に変身するバニーWEEKをはじめ、さまざまな企画やイベントも開催し、人気を集める。人気のゲーム・アニメ・映画タイトル「STEINS;GATE（シュタインズ・ゲート）」には、メイリッシュをモデルにしたメイドカフェも登場し、海外のアニメファンがシュタインズ・ゲートの“聖地巡礼”としてメイリッシュを訪れることも多い。

　今回の改装では、店内にあった敷居がなくなり、代わりにカウンタースペースが増えた。ワンフロアーすべてで営業をしていたメイドカフェブームのころの店舗構造に戻った形で、コアなファンは懐かしさを覚えるかもしれない。

　メイリッシュのまほれ店長（メイド歴14年目）によると、今回のリニューアルのテーマは「原点回帰」。「お店もこれまで頑張ってきて、18年目に入りました。来年2020年にはオリンピックもありますし、原点に戻ろうということで、これまでのイメージを壊さないようにしながら、内装を綺麗にして新たなディズプレイやカウンターも設置しました」と説明。

　「メイドさんが入れ替わったり、お客様が入れ替わったりしてお店の雰囲気が変わったなどはありますが、メイリッシュは、私が入ったときから、基本は何も変わっていません。なので、リニューアル後も、引き続き、ゲームのタイアップやイベントなどもやりながら、頑張っていきたいなと思います」と告げ、「たまには、メイドの枠に囚われずにぶっ飛んだこともしたいです（笑）」と茶目っ気たっぷりに笑顔を弾けさせる一幕も。

　東京オリンピックが終われば、メイリッシュは、いよいよ20周年に向かうが、まほれ店長は「メイリッシュは、20周年では、“日常の中にある、ふらっと入ってこられる場所”として、変わらずにあるのかなと思います」と想いを言葉にした。（竹内みちまろ）


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リニューアルしたメイリッシュ（撮影：竹内みちまろ、2019年10月7日）



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