2019年5月8日 20時30分
モンス デイリー ヨーグルト(撮影:竹内みちまろ、2019年5月8日、都内にて)
九州の乳業メーカー「オーム乳業株式会社」がM.O.F(フランス国家最優秀職人)のチーズ熟成士、エルベ・モンス氏と技術提携し完成させたヨーグルト「モンス デイリー ヨーグルト」(発売中/内容量90g/希望小売価格600円税別)の試食会イベントが2019年5月8日、都内にて開催され、モンス氏自ら同商品の魅力を語った。
オーム乳業株式会社(本社:福岡県大牟田市、代表取締役社長:清木場 広光)は、九州で創業80余年、業務用乳製品を半世紀にわたり作り続けてきた。その品質重視の乳製品は、首都圏をはじめ、北海道から沖縄まで全国のこだわりのパティスリーに愛用されている。
そのオーム乳業では、フランスのM.O.Fチーズ熟成士、エルベ・モンス氏が経営するメゾンモンスと技術提携を行い「モンス デイリー ヨーグルト」の製品化に成功した。
「モンス デイリー ヨーグルト」のラインナップは、プレーン、ストロベリー、ブルーベリー、アプリコット、ミラベルの5種類。最大の特徴はクリーミーな口どけ。エルベ・モンス氏も認めた荒尾酪農業協同組合(熊本)の生乳を使用し、オーガニック果物から作られたフランス輸入のフルーティーなジャムとの相性も抜群。日本では味わうことの出来なかった風味を表現したヨーグルトが誕生した。
試食会イベントでは冒頭、オーム乳業の清木場 広光社長から、同社の概要と、モンス氏との提携に至った経緯が説明された。
清木場社長の挨拶の後、モンス氏が登壇。近隣の酪農家とネットワークを作っているメゾンの生産体勢をはじめ、メゾンの歴史やこだわりが紹介された。その中で、モンス氏は、「地球を半周して日本の企業と提携することは私たちの哲学には残念ながら反していました」と明かした。しかし、職人のチーム同士の交流や、双方が来仏、来日を重ねる中で信頼関係が築かれたことを振り返った。
エルベ・モンス氏(撮影:竹内みちまろ、2019年5月8日、都内にて)
モンス氏は、日本の酪農家に会いに行った際、「酪農家たちが動物たちを本当に大切に育てていることと、そういったところで作られた牛乳の品質の高さに驚きました」と回顧。さらに、牛乳と生クリームを試食し、「こんなにおいしい生クリームを作ることができるなら、当然、おいしいヨーグルトを作ることができると確信しました」と業務提携に至った理由を述懐した。
イベントでは、モンス氏から、「モンス デイリー ヨーグルト」のお勧めの食べ方が紹介された。モンス氏は、「モンス デイリー ヨーグルト」をスプーンですくったときに糸を引かないことを指摘し、「まるでミルクをかんでいるかのような味わいです。酸味があまりなく、なめらかであり、そしてフレッシュ。ヨーグルトはチーズの先祖だと言われていますが、最初に、プレーンをそのまま食べてほしいです」と言葉に。その後、プレーンを除く4つのラインナップの底に入っているジャムを試してほしいと続けたが、モンス氏は、かき混ぜてジャムとヨーグルトを混ぜる方法と、かき混ぜることはぜす、スプーンですくったジャムをヨーグルトと一緒に食べる方法を提案。
モンス氏は、「モンス デイリー ヨーグルト」の製造過程には手作業の手間が多く存在し、さらに、品質にも、地球にも安全なガラス容器に入っていることを指摘。「ぜひ、ファミリーや子供たちに味わってほしいです。近年は、人々のライフスタイルに変化が起きていますが、少しでも質の良いものを楽しんで頂けたらと思います」と日本の人々にメッセージを送った。
オーム乳業・清木場 広光社長&エルベ・モンス氏(撮影:竹内みちまろ、2019年5月8日、都内にて)
モンス デイリー ヨーグルト(撮影:竹内みちまろ、2019年5月8日、都内にて)
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