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温泉エッセイスト・山崎まゆみ、TOKYOFM「DAIGOのOHAYO-WISH!!」にゲスト出演

2019年4月19日 14時00分

 温泉エッセイスト・山崎まゆみ(48)が、2019年4月21日放送のTOKYOFM「DAIGOのOHAYO-WISH!!」(毎週日曜午前9時30分)にゲスト出演する。DJをつとめるマルチタレント・DAIGO(32)から「GWにオススメの温泉」を聞かれ、福島県の穴原(あなばら)温泉や静岡県の伊東温泉、さらには都内の蒲田温泉を紹介し、『温泉話』に花を咲かせた。

 山崎は、4月1日から生島企画室と業務提携し、活動の場を広げる。22日には新著『さぁ、バリアフリー温泉旅行に出かけよう!』(河出書房新社、本体1.350円)を出版。サブタイトルは『準備から旅の注意点まで、知って安心の親切マニュアル』。

 なぜ、「バリアフリー」なのか? 実は山崎には、事故により障害をおった妹がいた。

 今でこそ日本のバリアフリーは世界に誇れる水準に達しているが、15〜20年ほど前は、まだまだだった。そういった背景もあって、家族で一緒に海外旅行に出かけても国内、特に温泉に行こうという発想はなかったという。

 その後、妹は体調が悪化し2012年に他界。妹が亡くなってしばらく後に、「足腰が弱った方も連れて行ける温泉」をテーマにした取材をした際、『バリアフリールーム』というものがあることを初めて知り、「妹を温泉へ連れて行くことができたんだ」と思うと同時に、1,000か所以上もの温泉に行っていながら温泉宿のバリアフリー対応について知らなかったことにがく然としたという。「一般の方はもっと知らないんじゃないか!?」「私と同じように諦めてしまっているんじゃないか!?」と思い、筆をとったのだった。

 山崎はバリアフリー温泉のガイドブックとしては過去に2冊出しているが、今回は“読み物”であり、この1冊で「これまで温泉を諦めていた方も温泉に行ける!」と思えるマニュアル本に仕上がっている。

 主な特徴としては、@ご高齢の方や身体の不自由な方が安心して温泉に入りやすいように、家族が入浴サポート(入浴介助)する場合の注意点などを記している。

 A高齢になり、旅を諦めていた方を旅や温泉に誘うために、高齢の方の旅に同行したルポも入っている。

 自分自身の後悔から誕生した山崎の、「温泉を諦めてほしくない」という熱い思いの入った1冊だ。

【山崎まゆみプロフィール】

やまざき・まゆみ。1970年8月30日、新潟県長岡市出身。駒澤大学文学部卒業。温泉テーマを得意とするコラムニスト、ノンフィクションライター。VISITJAPAN大使(観光庁任命)、跡見学園女子大学兼任講師、にいがた観光特使、越後長岡応援団。 世界中の温泉を巡り、現在32か国の温泉を訪問。「温泉での幸せな一期一会」をテーマにテレビやラジオ、雑誌、新聞などでレポートをしている。最近は、「高齢者や身体の不自由な人にこそ温泉」を提唱し、バリアフリー温泉を積極的に取材・紹介。内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局「ユニバーサルデザイン2020関係府省等連絡会議 街づくり分科会」「ユニバーサルデザイン2020評価会議」観光庁「宿泊施設の情報発信に係る検討部会」他、有識者会議に多数参画。現在はバリアフリーの街づくりの講演依頼も多い。


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