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もっと歴史シリーズ「歴タメLive第4弾」開幕、若手実力派俳優たちが熱演

2019年3月17日 15時30分



『歴タメLive〜歴史好きのエンターテイナー大集合!〜』第4弾(提供写真)

 『もっと歴史を深く知りたくなるシリーズ』のライブイベント公演『歴タメLive〜歴史好きのエンターテイナー大集合!〜』第4弾の幕が上がった。今作は、歴史上の偉人たちの知られざるおもしろエピソードをショートストーリー仕立てのコントや、オリジナルソングのライブステージを繰り広げる、歴史の総合エンターテイメントショー。

【『歴タメLive〜歴史好きのエンターテイナー大集合!〜』第4弾】
期間:2019年3月15日(金)〜3月17日(日)
場所:EXシアター六本木

 出演したのは石井智也、井深克彦、太田将熙、奥谷知弘、株元英彰、久保田秀敏、陳内将、杉江大志、副島淳、釣本南、前山剛久、溝口琢矢、八神蓮という舞台で活躍する若手実力派俳優たち。さらにMCには、はんにゃの金田哲と長谷川ヨシテル、そして歴史ラップを歌うCo.慶応が登場した。

 客席から次々と登場するキャストに、オープニングから会場は大盛りあがり。それぞれが歴史上の人物を演じるからこそ身に着けた着物姿はとても凛々しくカッコいいが、すぐに始まった徳川家康の“切腹コント”で一転、コメディ路線に。陳内演じる徳川家康が、みんなにかまってほしくて切腹すると言い張る姿はさながらメンヘラ女子。さらにあの番組をもじった『レキトーーク』では、“二世タレント武将”として、溝口演じる織田信雄が“父である信長の安土城を間違って燃やしちゃった”とお茶目に発表したり、釣本演じる今川氏真が、300年続いた名門今川家を9年で滅亡させたことを告白したりとそのスケールの大きいダメっぷりを暴露。これらのコントを舞台の上で思い切り演じきれるのは舞台俳優だからこそ。しっかりと役をまっとうしながらも笑いのセンスも磨き上げてくるそのプロ根性はさすがだ。

 そしてこのライブの目玉ともいうべき『ミュージックスッタモンダ』では、溝口と奥谷が室町幕府の将軍足利義満と足利義政で結成したKinGin Kidsとして登場。キレッキレのダンスをしながら『室町ロマン』を披露し、陳内、株元、久保田、八神が、様々な戦いに負けた武将の気持ちを歌うルーズ&ビターの『まけ組の人』を、西郷隆盛とは似ても似つかない太田が“TSレボリューション”となり『幕末Summer Summer!』を熱唱。両サイドからKinGin Kidsのふたりが送風機で思いっきり風を吹かせ、“あの”演出を再現。そしてこのコーナーの最後に登場した杉江、井深、釣本、副島が鎌倉・室町・江戸の幕府の最後の将軍になりきり“バクフノオワリ”を結成。黒電話を発信機のように持って歌い上げ、ステージを降り、客席を練り歩き、会場は一体感に包まれる。司会に徹した石井が演じるタムラと、前回の第3弾で登場した前山が演じる森蘭丸の振り切れっぷりも印象的だった。

 もはや“なんでもあり”のステージで笑いつかれていると、副島が織田信長についた黒人家臣、弥助を演じ、まさかの感動を生むシーンも。

 ラストには、キャスト全員が登場し、Co.慶応が『歴タメRAP』を歌い、大合唱。コール&レスポンスもあり、より一体感が生まれ、自然と全員が笑顔になる舞台となっていた。

 真剣にお芝居をし、真剣に笑わせに行く。そしてたまにホロリとさせる。そのすべてが全力だからこそお客さんにその評判が広まり、いまやすぐにSOLD OUTするというこの『歴タメLive』。ぜひ一度、その目で、身体で体感してもらいたい。

 『歴タメLive 〜歴史好きのエンターテイナー大集合!〜』第4弾は3月15日から3月17日まで、EXシアター六本木にて上演される。(文/吉田可奈)

「歴タメLive〜歴史好きのエンターテイナー大集合〜第4弾」オフィシャルサイト
http://mottorekishi.com/event/rekitame04/


→ 溝口琢矢・太田将熙・株元英彰・陳内将インタビュー、「歴タメLive第4弾」は無限の可能性を秘めている!












































『歴タメLive〜歴史好きのエンターテイナー大集合!〜』第4弾(提供写真)


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