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生駒里奈、アカデミックガウン姿で「100年大学 お金のこと学部 開学記念特別講座」に出演!

2018年10月4日 13時40分

生駒里奈

生駒里奈 (写真:竹内みちまろ、2018年10月4日、東京大学・安田講堂にて)

 日本証券業協会は「証券投資の日」である2018年10月4日、東京大学・安田講堂にて、お金や証券投資の未来について考える公開講座「100年大学 お金のこと学部 開学記念特別講座」を開催した。

 講座ではまず、主催者代表として東京大学教養学部 ブランドデザインスタジオの宮澤正憲特任教授があいさつのために登壇。これまでの日本社会では、企業に入って給料をもらい、それを貯蓄して退職後に使うというモデルが一般的だったが、現在はそうではなくなっていることが説明され、「正解のない問い」である“お金のこと”について学んでほしいと告げられた。

 1人目の講師として、お金や証券投資に造詣が深い小説家の羽田圭介氏が講義を行った。

 高校時代に小説家デビューした羽田氏は、大学卒業後、会社員生活を経て専業作家になった。専業作家になったのち、個人が利用できる確定拠出年金の存在を知った経験などを話した。自身の経験から「お金がないころから手間暇をかけない資産運用を自分の中で構築した方がいいです」と聴講していた東大生たちにアドバイスを送った。

 講義の後はQAタイムに移った。東大生から「今後、やりたいことは?」との質問が出ると羽田氏は「映画監督」と回答。映画のロケなどで数日間一緒に過ごすとスタッフたちなどと連帯感が生まれることを指摘し、「人と繋がって連帯感を感じながらやる仕事」をやりたいと思っていることを明かした。「やるかどうかは分からないですけど」としながらも、最近、「文字と映像の違い」を考えていることを付け足していた。

 羽田氏に続いてウェルスナビ株式会社 代表取締役CEO 柴山和久氏が講義を行った。

 柴山氏は、アメリカ人の妻と、お互いの両親の資産運用について話をした際、自身の両親も大企業に勤め高収入を得ていたものの、妻の両親が若い時から会社の福利厚生を活用して、数億円の資産を作っていたことに驚愕し、資産運用を考えるようになったことが告げられた。

 企業の退職金が減り続けている今、退職金で住宅ローンの返済を終えるというこれまでのライフスタイルの“常識”が現在、すでに通用しなくなっていることを紹介。資産運用における「長期投資」「分散投資」「積立投資」の重要性がそれぞれ紹介された。人生100年時代と呼ばれる中、柴山氏は「働く世代が豊かになっていく社会が実現できれば」と話し、講義を終えた。

 柴山氏の講義が終わると、女優で元乃木坂46の生駒里奈が、アカデミックガウン姿で登場。「こういう服が着られるなんて嬉しいです」と笑顔を弾けさせた。

 トークでは、「お金の使い方」が話題にあがった。15歳でアイドルとして給与をもらうようになった生駒は「結構、貯めるのが好きで」と言葉に。22歳の現在については、「毎月、通帳の積立貯金を見てニヤニヤしています。貯まっていくことが嬉しいです」と笑顔を弾けさせた。

 トークの後、東大生チームと、「お金のセンス」の特別問題で対決を行った。対決のあとは、東大生から生駒への質問タイムが行われた。

 東大生たちからは、今後の活動について、「グループ卒業後、お金に対する考え方に変化はありましたか?」、「芸能界のセンターを狙っていると思うのですが、そのために投資していることは?」などの質問が飛び交った。生駒は東大生たちとの交流を楽しんでいた様子で、「またこのような機会があったらいいなと思います」と笑顔を弾けさせた。(竹内みちまろ)




公開講座「100年大学 お金のこと学部 開学記念特別講座」 (写真:竹内みちまろ、2018年10月4日、東京大学・安田講堂にて)


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