急成長のエニタイムフィットネス、高校生無料利用制度『HIGH SCHOOL PASS』の導入を発表！

2018年3月15日　0時00分

『ANYTIME FITNESS JAPAN プレス発表会』（写真：竹内みちまろ、2018年3月13日、大さん橋ホール）

　24時間年中無休のフィットネスジム「ANYTIME FITNESS（エニタイムフィットネス）」を運営する株式会社Fast Fitness Japanが2018年3月13日、横浜 大さん橋ホール（神奈川）にて、『ANYTIME FITNESS JAPAN プレス発表会』を開催。親権者がメンバーであれば高校生が無料で施設を利用できる新サービス「HIGH SCHOOL PASS」を4月から全国に300以上ある店舗で順次導入することを発表した。

　プレス発表会には、エニタイムフィットネスジャパン本部からFast Fitness Japanの土屋敦之（つちや・あつゆき）代表取締役社長COOと、Anytime Fitness CEOのChuck Runyon（チャック・ラニオン）氏が登壇した。

土屋敦之COO、チャック・ラニオンCEO（写真：竹内みちまろ、2018年3月13日、大さん橋ホール）

　まず、エニタイムフィットネスの創業者でもあるチャックCEOから、「世界の人々の体も心も健康にしていきたい」、「私たちは、カギを提供します。そのカギはジムにアクセスするカギであるというだけではなく、より健康的でよりよい生活を提供するためのカギでもあります」と、エニタイムフィットネスの理念を語った。続けて、世界最大のフランチャイズフィットネスとして、6大陸・33カ国で4000店舗、会員数300万人以上の規模で展開していることが紹介された。さらに、日本での目標として、2020年までに「店舗数500以上」と、「会員数50万人以上」を達成することを掲げた。チャックCEOは「東京オリンピックが開催される2020年に、日本の人たちが最も望ましい健康状態を手に入れられるようにします」と目を輝かせた。

チャック・ラニオンCEO（写真：竹内みちまろ、2018年3月13日、大さん橋ホール）

　土屋COOからは、日本での事業戦略と今後の展望がプレゼンされ、その中で、「HIGH SCHOOL PASS」の導入が発表された。

土屋敦之COO（写真：竹内みちまろ、2018年3月13日、大さん橋ホール）

　2010年に日本での第1号店がオープンしたエニタイムフィットネスは現在、全国24の都道府県に318店舗を展開。エニタイムフィットネスジャパンでは、ジムの24時間利用が当たり前となった社会背景を踏まえ、その先の施策として、「G2HP」（Get to a healthier place.／誰もが健康的に暮らせる、心豊かな社会の実現）に、より積極的に取り組むことを発表した。具体的な施策としては、安全・安心・快適さの追及を通した「店舗品質の向上」と、エニタイム事業を通しての「社会課題解決」の2つの方針を紹介。

　「HIGH SCHOOL PASS」は、親権者がエニタイムフィットネスの会員になっている高校生がスタッフが施設にいるスタッフアワー（おおよそ10:00〜19:00、20:00）に限り、施設を無料で利用できるというもの。2018年4月から全国160の店舗で受け付けを開始し、順次、300店舗以上で受け付け開始予定。

　土屋COOは、「HIGH SCHOOL PASS」導入には、「部活動の抱える課題解決」（近代的なトレーニングをしたくても、学校に設備がない。また部活動自体のあり方が問われ、「制定されるガイドラインと実情が乖離しているのでは？」といった現状をサポート）、「不登校・ひきこもり対策」（さまざまな理由で学校に登校できない高校生に対して、外出を促すきっかけ作りや、ストレス発散、健康維持などをサポート）、「正しいワークアウト原体験」（フィットネスジムに慣れ親しんでもらうことで、高校生のうちから、健康的な生活や、身体づくりへの意識づけを行い、将来的な健康リスクの軽減をサポート）という3つの狙いがあることを説明。「部活や、勉強や、好きなことに一生懸命頑張っている高校生たちや、まだ夢や希望、自分自身を見つけられずに探している高校生たちに、それぞれの立場で、それぞれの人生と向き合い始める、子どもでもなく、大人でもないこの時期にこそ、自分の体と心に正しく、しっかりと向きあってほしい。エニタイムは、ヘルシアプレイスを必要とする高校生を応援します」とメッセージを送った。（竹内みちまろ）

『ANYTIME FITNESS JAPAN プレス発表会』（写真：竹内みちまろ、2018年3月13日、大さん橋ホール）

『ANYTIME FITNESS JAPAN プレス発表会』（写真：竹内みちまろ、2018年3月13日、大さん橋ホール）

ミニシアター通信