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寿里、田中稔彦、眞嶋秀斗、溝口琢矢、井深克彦ら若手俳優が劇団アニメ座とコラボ「劇団アニメ座ハイブリッド」

2018年3月14日 19時40分 参照回数:

劇団アニメ座ハイブリッド

劇団アニメ座ハイブリッド(写真:竹内みちまろ、2018年3月14日)


 本格的芝居+αのハイブリッド公演「劇団アニメ座ハイブリッド」が2018年4月5日〜4月8日まで、東京・渋谷の「SBGK シブゲキ!!」にて上演される。3月14日には、都内にて製作発表会見が開催されて、出演者たちが意気込みを語った。

 会見に出席したのは、アニメ座から若井おさむ、天津・向らと、若手俳優の田中稔彦、眞嶋秀斗、溝口琢矢、井深克彦。「劇団アニメ座ハイブリッド」では、第1弾として、今話題の若手舞台俳優たちとの芝居+トークでのコラボを展開する。

 会見では、アニメ座の若井座長から、初のハイブリッド公演となる今回の公演の概要が紹介された。アニメ座では普段は、お笑い芸人たちがアニメキャラに扮してコメディを上演しているが、今回は、舞台俳優たちとの共演というで、若井座長が「我々も俳優となって演技をして、舞台俳優の方たちにも、崩すところは崩してというところはあまり経験がないかもしれませんがそういうところにも参加して頂いて、皆で楽しんで、お客さんにも楽しんで頂き、会場全体で楽しもうという感じです」と紹介。舞台俳優たちも、向が作り出したキャラクターを演じるという。

 脚本を担当する向からは、舞台俳優たちの活躍について、「芸人と絡むことによって生まれる、芝居の笑いというよりは、芸人の笑いの間になっていると思います。おそらく今まで俳優さんたちが経験したことがない姿を見せる部分」や、「かっこいいシーン」も作れたらと声を弾ませた。

 溝口は、「本読みを初めてしたときに衝撃を受けました。僕たちは、今まで以上にしっかりとお芝居を作らないといけないのだなと感じました」と振り返った。「面白いネタがたくさん入っています。深く考えがちなので、舞台だと深く考えることばかりをしている分、逆にもうちょっと俯瞰で見られるようなところがないといけないなと思いました。ちゃんと俯瞰でストーリーを組み立てる側をしっかりやっていきたいなと思います」と目を輝かせた。

 眞嶋は、「舞台俳優として今までやってきた経験、それこそ、2.5次元というアニメ作品が原作のものを舞台役者として演じるので、アニメと関わってきた姿勢のようなものをこの舞台に生かして、オリジナルキャラとしてしっかりと立って、この舞台に挑みたいと思います。舞台役者チームも負けないように、頑張りたいなと思います」と意気込み。

 田中は、「芸人さんのライブを観に来るお客さんが普段、観ることがないものの一つとして殺陣やアクションがあると思います」といい、殺陣師がついていることを告げ、「かっこいいアクションを入れていけたらいいなと思います」と声を弾ませた。

 井深は「アニメ座の皆さんは、普段から、演じているキャラクターのことを愛してやっていると思います。僕たち舞台俳優も、舞台や2.5次元と呼ばれる作品と向き合って、愛して、お芝居をさせて頂いているので、この作品に対する愛で負けないように挑んでいきたいなと思います」とコメント。

 若井は「これを機に全員で売れたらいいなと思います。チャンスだと思って、皆さんのお力をお借りして、面白いものを作りたいと思います」と意気込みを語った。(竹内みちまろ)


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