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織田かおり、ソロデビュー10周年を飾るアルバム『Gift』のレコ発ライブを開催!

2017年10月10日 19時40分 参照回数:

「織田かおり 11th SOLO LIVE “Gift”」

「織田かおり 11th SOLO LIVE “Gift”」 (提供写真)


 アニメ・ゲームシーンで活躍中のシンガー・音楽家の織田かおりが、7月に発売されたソロデビュー10周年を飾るアルバム『Gift』のレコ発ライブ「織田かおり 11th SOLO LIVE “Gift”」を2017年10月6日(金)、 TSUTAYA O-WESTにて開催。アルバム『Gift』の曲はもちろん、キャリアを網羅した全22曲を披露した。また、アンコールでは11月22日(水)にアコースティックライブアルバムを発売することと、来年アコースティックライブツアーを東名阪で行うことを発表。実力派ならではの圧巻のパフォーマンスと、人柄を感じさせるMCで約2時間半を満場のファンと共に駆け抜けた。

 大きな拍手と歓声で迎えられる中、白いドレス姿で登場した織田は、『World's End Syndrome』、『無限のDYSTOPIA』と、アルバム『Gift』の中でもとりわけ激しい曲で序盤を攻めていく。それぞれゲームタイアップのついた物語のある曲だが、<自分を解き放って><繋がった絆を重ねながら走り出せ>という熱量のこもった言葉からは、この日に対する気合いやメッセージも感じさせた。

 緊張感を自ら破るように、とびきりの笑顔で「こんばんは! 今日はみんなに、最高の“Gift”をお届けできたらと思っています。最後までついてきてくれますか!?」と語尾に力を込めてアジテート。「ソロデビュー10周年ということで、10年前の曲もやります。最後までついてきてね!」と、その言葉通りソロデビュー曲である『Brilliant World』、1stアルバムの表題曲『PLACE』と続き、ファンは力強く拳を振り上げる。今度はガラりと雰囲気を変えて、アルバムから『WORKING!!』をソウルフルに歌唱。この曲は「織田かおりがOLだったら」をテーマに、なるけみちこさんが作曲した異色ナンバーで、この曲をもとにこの日のグッズ展開があったほど。コーラスでは期待以上の大きな声でファンがシンガロングを響かせた。

 「(コーラスに)ご協力いただきありがとうございました! みんなで声を出したりすることって非日常的で、ストレス発散になったりするんです。なので、みんなに声を出してもらいたくて。なぜ『WORKING!!』にしてしまったんだろうという想いはありますけど(笑)、この絵を、この声を、この表情を想像しながら曲を作っていたので、めちゃくちゃ嬉しかったです」と弾んだ声で伝える。また、アルバムタイトルについても言及。

 「楽しいことも苦しいことも生きているとたくさんあるけど、皆さんの笑顔で元気になれたり、逆に私の曲でみんなが笑顔になってくれたり、……“Gift”の贈り合いをしているなと感じていたので、そういうアルバムになったらいいなと思って新曲をたくさん書きました。初披露の曲ばかりなので、バンドメンバーと一緒に今日ならではの演奏をしたいと思います」。ここでハッとしたように「スタンディングだからお仕事帰りの人はちょっとお疲れですかね? むくんだ足は動かしたほうがいいんだよ。棒立ちは一番疲れるので、(ライブ中に)足踏みだけでもしていただけたら」とファンを気遣うも「そんなことを言っておきながら、実は次の曲はじっと聴いてもらいたい曲です」と笑い、ファンからツッコミが。この和気あいあいとした雰囲気も10年目ならではのものかもしれない。

 そして声をグッと引き締めて「あなたのために歌います」と、アルバムから『for you』を。緩急の効いた展開で“織田かおりを魅せた”のがこの中盤。バラード『for you』からロマンティックな『星を繋いで』、『零れそうな月』、しっとりと染みわたる『希望の彼方』など、情景豊かなサウンドスケープを描いていく。バンドとの呼吸もピッタリで、しっとりとした楽曲が続く中で披露されたロックナンバー『Theatrium』も素晴らしく映えていた。

 先のアコースティックナンバーは、実は彼女からの “Gift”。「生で聴くとCDとは違う楽曲の発見があると思うので、そこを一番楽しんでもらいたいんです。(Vocal とPianoの編成のみで行う)Kaori's melody Acoustic LIVEがあったのでスタンディングライブでは、アコースティックってあんまりやってなかったんだけど、今日ならではの編成で届けられたらなって」。また、ボサノヴァ色の強い『mindscape.』、ラテン調の『Addicted』、壮大な『サバンナの疾風(はやて)』など、多国籍な楽曲を盛り込んできたのがこのブロック。多彩なナンバーを通して、彼女ならではの表情豊かな声を響かせた。1stアルバム収録の『本気の嘘』については「実は10年以上前にレコーディングをしている曲で、今もなお歌い続けていられることは嬉しいです。こうやって歌を聴いてくれる人がいるからできることです。ありがとう」とコメント。感慨深い表情を浮かべながら「こういうことを喋っていると泣いてしまいそうになる」と少しはにかみ、改めて10周年を振り返った。

 「さっき歌った『サバンナの疾風』は『本気の嘘』で出会ったなるけみちこさんがに書き下ろしていただいたんです。実はあの歌詞はサバンナという限られた箱庭の中で歌っている織田かおりが、今、扉を開いて羽ばたいていく!というメッセージが込められている、なるけさんからの10周年の“Gift”だったんです。思い返してみると本当にいろいろな方に支えられてやってこれたなぁとすごく嬉しく思います。織田かおりにとっては、今日届けた曲も、これから制作していく曲も、全部宝物。いろいろな作詞家、作曲家のかたからの“Gift”だと思っているんです。どれ1つかけちゃいけないなって思ってて、今日は新旧織り交ぜた曲を皆さんにお届けしたいなと思っていました。もう1つ、10年前に梶浦由記さんに書いていただいた曲を」と2ndシングル『Calling』を。<君のためにきっと生まれてきたと ただ声の限りに叫び続けたい><僕たちの呼び声はいつか大きな歌になる>と、改めて言葉を噛み締めるかのように歌っていた姿が印象的であった。

 そこから一気にラストスパートへ。2ndアルバムから『true colors』、『GRASPS』、アルバム『Gift』から『RUN-LIMIT』とアッパーチューンを一気に放出。ファンの熱気が帯びていく中、振付がお馴染みとなったアッパーなダンスチューン『LOVE×∞ 2016』で会場を1つにした。

 アンコールでは、自身でアレンジしたライブTシャツで登場。普段は晴れ女として知られている彼女が「慣れないお裁縫をしてしまったから、今日は雨が降ってしまった」と笑う。そして、最近『LOVE×∞ 2016』で振付のレクチャーができてなかったので、と『Gift』収録曲『Stole my heart』のダンスをレクチャーという “Gift”を贈った。

 彼女からの“Gift”は続く。石田燿子さん・織田かおり・美郷あきさん・緒方恵美さんによるユニットMetamorphoseの『Refrain』を披露したあと、今年2月12日(日)に行われたアコースティックライブ「Kaori’s melody Acoustic LIVE vol.#3 “Valentine 2017”」をCD化、来年同ライブの東名阪ツアーを行うことを発表。ファンと喜びを共有した。そして「この日のために書いた」アルバム『Gift』のラストナンバー『Give it to you』を。眩しい笑顔でファンと気持ちを繋げながら<君が笑ってくれたら僕はそれだけでいい><目指した夢は間違いじゃない>とひたむきな想いを届け、「いつもより多い」全22曲を届け切った。伝えたい、届けたい、聴かせたい──彼女のそんな想いを節々から感じた、まさに贈り物のようなライブ。次の“Gift”であるライブアルバムも楽しみに待ちたい。(逆井マリ)

---Live---
Acoustic Live Tour「Kaori’s melody vol.#4」2018年初頭、東名阪にて開催決定!!

織田かおりArtist Site:www.team-e.co.jp/sp/oda_kaori


「織田かおり 11th SOLO LIVE “Gift”」

「織田かおり 11th SOLO LIVE “Gift”」 (提供写真)




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